ファミリー向けの街、狛江
新宿から各駅停車で31分、急行を利用すれば19分で着くのが狛江駅です。
狛江市は全国で3番目に小さい市としても知られています。
ここ数年で駅前が綺麗に整備されたことにより、にわかに注目が集まってきています。
狛江の駅前にある複合施設がECORMA1です。
ECORMA1には小田急が経営するスーパーOdakyuOX狛江店があります。
スーパーを含め、28店舗のテナントが入っていて通勤帰りの買い物に嬉しいですね。
また階上にはエコルマホールがあり、芝居や寄席、コンサートなども楽しめます。
また駅にはショッピングモール「小田急マルシェ」もありコンビニ、薬局、ファーストフード店などが利用できます。
またECORMA1の左手には、大きな森が存在しています。
駅前に都会と森、というのは近年どこの地域でもあまり見られない、珍しい風景です。
これは、この森が狛江市の定める狛江弁財天池緑地保全地区に指定されているからです。
森の中には泉龍寺というお寺があり、拝観と共に四季の風景も楽しめます。
狛江には自然もさながら、知られざる名店も数々存在します。
池袋のナンジャタウンに出展し、テレビで取り上げられたこともある「菓匠志むら」では、まるで本物の鮎のような和菓子が購入できます。
それが白あんと小豆あんの練りきりをガス火で焼き上げたという「鮎のすがた焼」「鮎のおどり焼き」です。
本物の鮎の塩焼きとすり替えられてもわからないほど、とても精巧にできています。
もうひとつ押さえておきたい狛江の店が「ボンボニエール」です。
ボンボニエールは欧風料理がメインのお店ですが、スイーツの品ぞろえも豊富です。
そして狛江市の活性化を目的に行われた「狛江スイーツ逸品コンテスト」で最優秀賞をとったのが、ボンボニエールの「TOKYO 狛江プリンセス」というプリンです。
TOKYO 狛江プリンセスはキャラメルプリンで、店頭で味わうだけでなくテイクアウトもできます。
また狛江を語る上で忘れてはならないのが、狛江の西側に大きく流れている多摩川の存在でしょう。
多摩川には西河原公園という緑の楽しめる公園があります。
また西河原公園から多摩川へ向かう階段を上ると、新東京百景にも選ばれた多摩川五本松があります。
毎年このエリアでは、手作りのいかだによる「狛江古代カップ多摩川いかだレース」が行われています。
多摩川五本松から宿河原堰手前までのおよそ1.3キロを、手作りのいかだで下るレースです。
創意工夫をこらしたアイデアに溢れるいかだの数々は必見であります。
また西河原公園には大きな桜並木があり、春には川を眺めながら同時に花見も堪能できます。
家族でアウトドアや自然を楽しみたいという方には、狛江はまさに絶好の場所と言えるかもしれないですね。