谷村歯科医院ブログ
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フッ素の効果知ってますか?
みなさんこんにちは( ¨̮ ) この時期は花粉がすごくて辛いですね💧薬局に行くといろんな花粉対策グッズが売られているのでひたすら試してます😌特に点鼻薬はかなり効果あるので鼻づまり酷い人は是非試してみてください! さて、今回のテーマですがフッ素についてお話していきます。 皆さんは『フッ素』というワードは聞いた事ありますか? 大抵の方は虫歯予防を思い浮かべるかと思います。 ですがフッ素がなぜ歯にいいのか知っていますでしょうか? まずフッ素とはこの自然界においてたくさん存在します! 例えば、海や植物、食べ物や動物等にも含まれています。私たち人間の体にもフッ素は必要不可欠で、一般的な成人で約2.6g程度のフッ素が体内に存在していると言われています。 そんなフッ素は皆さんご存知の通り虫歯を予防することができます。 次にフッ素の実際の働きですが、以下の3つの働きで虫歯の発生と進行を防ぎます! ①歯の質を強化 歯の表面を覆うエナメル質を、酸に溶けにくい性質に変え、虫歯への抵抗力を高めます。 ②エナメル質の修復を促進 酸により歯から溶け出したカルシウムやリンを補うこと(再石灰化)を促進します。 ③菌の働きを弱める 虫歯を引き起こす細菌の働きを弱め、酸が作られるのを抑えます。 《虫歯はなぜできるのか?》 ところで虫歯はどのようにしてできるのでしょうか? 虫歯が出来るのは、虫歯の原因菌とされるミュータンス菌などの細菌が、糖分をエサにして酸を出し、その酸によって歯のエナメル質や象牙質が溶かされるからです。 酸によって歯が溶ける現象を『脱灰』といい、歯の溶けた部分が唾液の働きなどで修復される現象を『再石灰化』といいます。フッ素はこの再石灰化を促す働きがあります。 《フッ素の応用》 ○フッ素入り歯磨き粉でセルフケア 毎日の歯磨きで使える『フッ素入り歯磨き粉』は1,500ppm以下のフッ素濃度と決められています。 歯科医院でのフッ素塗布に比べれば濃度は低いですが、毎日使うことで虫歯予防の効果を高めることができます。歯ブラシの上に出す歯磨き粉の量は、2cm程度で十分なので、出しすぎないようにしましょう。どんなに出しても効果は殆ど変わりません。また歯磨きの後でするうがいは、しすぎるとフッ素が流れてしまうので注意しましょう! ○フッ素洗口液を使用 フッ化物の応用として『フッ素洗口液』によるうがいも効果があります。 フッ素の入った洗口液のフッ素濃度は250〜900ppmです。 薄めて使うタイプの洗口液は必ず薄めてから使用して下さい。 絶対に原液のまま直接、歯に付けたりしないでください! ○高濃度のフッ素塗布 フッ素は歯科医院で歯科医師や歯科衛生士のみが塗布することのできる施術で、歯の表面のエナメル質に直接フッ素を塗っていきます。 この塗布用のフッ素は9,000ppmという極めて高いフッ素濃度ジェルが使われているので、高い効果が期待できます。 フッ素塗布後は、歯に浸透させるために最低でも30分程度は飲食を控え、歯科医院で年に数回は塗布しましょう! 《フッ素のよくある質問》 Q . 大人の歯に塗っても効果はあるの? A . 唾液の中のカルシウムと協力して歯の表面を再石灰化させていくので、歯の年齢には関係なく効果があります。 Q . 市販のフッ素って何でもいいの? A . フッ素配合の歯磨き粉などは、商品によって濃度が違います。日本の薬事法では、市販品のフッ素濃度の許容量が1000ppmfとなっていて、それを超えてしまうものはご家庭で使用していただくことは出来ません!市販品の中で一番濃度が高くても、950ppmfが最高濃度となっています。そして必ず『フッ化物配合』と表記があり、きちんとフッ素濃度が明記されている商品を使用しましょう!フッ素濃度が明記されていないものは、500ppmfなど濃度が薄いことが多いです。 Q . 被せ物をしている歯にも効果があるの? A . 被せ物の根元にはご自身の歯の根っこ(歯根)が残っており、そこに歯を作っています。その境目から虫歯になる可能性があります。その境目にフッ素を塗ることで、歯根の虫歯(根面う蝕)を予防することができます。 いかがでしたか?( ˊ꒳ˋ ) ᐝ フッ素について少しでも知っていただけたら幸いです! フッ素を取り入れて、虫歯に負けない健康な歯をキープしましょう🌟 歯科衛生士 池田
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唾液と歯の関係性
今回は唾液と歯の関係性についてお話しします🎶 唾液が歯に与える影響があるのは、知っていましたか?? この2つは深い関わりがあるので、見ていきましょう!! みなさん、酸性度(pH)って聞いたことがありますか?? pHとは、「水素イオン指数」のことをいいます。 液体が酸性なのか、アルカリ性なのかを表す尺度です。 数値は1~14までの値で、7が真ん中の「中性」です。pHが7より小さいと「酸性」、7より大きいと「アルカリ性」となります。 ○口腔内のpH 口腔内のpHは通常、6.8~7.0の中性です。 口腔内のpHは唾液によって調整されています。 唾液のpHは唾液中の炭酸塩やリン酸塩によって一定に保たれています。 このような機能を緩衝作用といいます。 食べたり飲んだりすると、食物飲料の酸や口腔内の細菌が出す酸により、口腔内が酸性に傾きます。酸性に傾くと歯からミネラル成分が溶け出しやすい状態になります。 唾液はややアルカリ性ですので口腔内を洗浄、希釈、緩衝する働きがあり、口腔内を中性(pH7.0前後)に戻し、健康な状態に維持することが可能です。 しかし、唾液の分泌量が少なかったり、緩衝作用が上手く働かずに口腔内が酸性に傾いたりしたままだと歯が溶け、むし歯になりやすくなってしまいます。 ○唾液の作用 消化作用(食べ物を消化する働き) 唾液の中には、βアミラーゼという酵素成分が入っています。 これは、でんぷんを分解する作用がある消化液の一種です。 食べ物を噛めば噛むほど、唾液はたくさん出されます。 言い換えれば消化液がたくさん出てくることになり、お米やパンなどの炭水化物が消化されることになります。 この作用があるおかげで、消化時の胃腸の負担を軽減することが出来ます。 湿潤・保護作用(お口の中に傷が出来ない様に守る働き) 歯は、身体の中で最も硬い、つまり骨よりも硬いという性質があります。 そんな硬い部分が話をする時、食べる時、ずっと軟らかい部分に当たり続けています。 唾液には、軟組織部の動きを滑らかにする潤滑剤の作用があり、こすれて傷を付けるのを防いでくれています。 洗浄作用(自浄作用) 歯の表面などについた食べカスを洗い流す作用があります。 殺菌・抗菌作用(細菌が入ってくるのを防ぐ働き) 唾液にはリゾチームやラクトフェリンに代表される抗菌作用を持つ成分が含まれています。 これにより、お口を通して細菌がからだの中に侵入することを防いでくれています。 緩衝作用(お口の中を中和してくれる働き) むし歯の原因は、ストレプトコッカス・ミュータンスに代表されるむし歯菌という細菌です。 むし歯菌が歯の表面に生息し、そこの付着物を取り込んで代謝すると、かわりに乳酸を排出します。 この乳酸はpHが酸性です。この作用で歯が溶かされて穴が開き、むし歯になります。 唾液には、この乳酸により酸性に傾いたお口の中のpHを中性に戻す作用があります。 こうした作用を緩衝作用といいます。緩衝作用が強ければ強いほどむし歯に強い環境を作り出してくれます。 再石灰化作用(むし歯を防ぐ働き) むし歯になると自然に治ることはありませんが、むし歯に至る一歩手前の状態があります。 そんなときは、歯の表面が過度に白くなっています。 唾液の中には、カルシウムやリン酸といったさまざまな無機物成分が含まれています。 これらの成分が、むし歯の前段階である、歯の表面が白くなった状態のときに、元の状態に戻そうとしてくれる作用を発現します。 これを再石灰化作用といいます。 排出作用(異物などをからだから排除しようとする働き) 毒素や異物がお口に入ってきたとき、唾液がまとわりつくことでからだを守り、排出しやすくします。 また、体内に投与された薬物の一部が唾液中より排出され、血中濃度を減じる作用をいいます。 唾液が減ると虫歯や歯周病になりやすかったり、口内炎ができやすくなるなど関わりが深いです。 そのためよく噛み、マッサージをすることで唾液の分泌量が増えると口腔内にいいことばかりなので、やってみてくださいね🎶 歯科衛生士 楠
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コロナウィルス感染症とインフルエンザと口の中について
こんにちは、歯科医師の鈴木孝美です。 今回は、未だ猛威をふるっているコロナウィルス感染症とインフルエンザとお口の中の話を致します。 口の中の健康が全身の健康につながると言うのは皆様もご存じだと思います。 不健康なお口の中は、口の中の細菌が増加しているだけでなく、菌自体が強くなり、口の中は消化管の一部であり、咽頭(喉の奥)で気道と交わっているために、口腔細菌は呼吸器疾患の罹患や重症化に深く関わっています。 またご高齢の方は、誤嚥性肺炎のリスクが高いことや、新型コロナウィルス感染症やインフルエンザに罹患するとさらに誤嚥性肺炎のリスクが高まりやすいことから、肺炎の予防のための口腔健康管理の意識は近年たかまっています。 近年、沢山の口腔細菌が全身の病気を発生させたり、重症化したりするのか研究が進んでいます。最新の情報を今回はお話致します。 新型コロナウィルス感染症と口腔との関係 世界保健機関(WHO)は2023年5月4日に、新型コロナウィルス感染症に関し「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の終了を宣言して、日本でも同年5月8日に5類感染症へと移行して本格的なWITHコロナ時代となりました。 新型コロナウィルス感染症の病原ウイルスであるSARS-CoV-2は、口の上皮や唾液腺によく住みつき、実際に新型コロナウィルス感染症の患者さんの唾液からは、感染力のあるSARS-CoV-2が検出されているので、口の中はウイルスの全身感染に強く関わっています。 さらに近年微生物をより詳しく解析できることが可能となり、様々な解析結果が得られていて、新型コロナウィルス感染症患者さんの口の中の細菌叢を調べた結果、歯周病関連細菌が口腔や咽頭において増加していること、さらには口腔細菌叢(常に口の中にいる細菌の仲間達)のバランスが乱れていることが分かっています。 さらに研究の結果、歯周病原細菌が肺などの細胞の上についていることで、より、SARS-CoV-2の感染をしやすくしている可能性があります。 オミクロン株については、唾液中や上皮細胞に感染したり吸着したりせずにウイルス単体で存在している可能性が高く、ウイルス単独のためより小さく軽い事から、飛沫が遠くに飛びやすく、エアロゾル感染の原因になっています。 感染を拡大させないためにも、特に高齢者や基礎疾患を持っている方にお会いするときなどは、マスクの着用や換気対策に注意を払う必要があります。 インフルエンザと口腔との関係 口腔環境とインフルエンザの関係性は国内のデータがあり、口腔衛生状態が悪い方ほどインフルエンザの罹患率が高くなっている報告があります。 逆に、毎月の定期検診をしっかり受診して衛生士による口腔管理をしっかりされている方々では、インフルエンザの罹患率がぐっと減っていました。 歯周病原細菌がインフルエンザウイルスを活性化させることも報告されており、口腔細菌はインフルエンザウイルス感染を促進や重症化させる可能性が高いため、健康な口腔環境の維持はインフルエンザ予防対策のひとつになります。 このように健康なお口の中の管理が新たな感染症予防になることは確実です。 歯科医師と医師ともに、今色々な学会でお口の中の健康管理の重要性を話しています。 ウイルスに負けないように是非とも定期検診を受診するようにお願い致します。
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親知らず🦷
歯医者さんへ行くと、 『親知らずがある事を指摘され、虫歯や歯周病の原因になるので抜歯を勧められた!』 というようなご経験はありませんか? ということで今回は、抜歯を勧められる事が多い親知らずの抜歯が本当に必要なのかについてお話させて頂きます! ◯親知らず(第三大臼歯)とは? 親知らずとは、歯の1番奥に生える永久歯であり、第三大臼歯が正式名称で智歯(ちし)ともいいます。 生えてくる時期は20歳前後で、『親に知られることなく生えてくる』ということが名前の由来とも言われているそうです⭐️ 先天的に生えていない人、傾斜していて生えてこない人も多いです。 また、親知らず(第三大臼歯)は、正常に生えていれば抜歯をする必要はありません。 ◯親知らず(第三大臼歯)があるメリットとデメリット🦷 ・親知らず(第三大臼歯)があるメリット💫 【ブリッジの土台となる】 歯を失った場合に使う治療法の1つ、ブリッジという被せ物を作る際に土台として使うことができる場合もあります! 【入れ歯(義歯)の金具をかける歯として使用】 こちらも歯を失った場合に使う治療法の1つ、入れ歯(義歯)の金具を引っ掛けることができる場合もあります! ・親知らず(第三大臼歯)があるデメリット💧 【親知らず(第三大臼歯)また隣の歯が虫歯、歯周病になるリスクが高くなる 】 親知らず(第三大臼歯)はきちんと生えていない場合が多く、歯ブラシがどうしても届きにくかったり、生え方によっては歯ブラシが届かないことがあります😭 そのため不潔になりやすく、虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。 また、親知らず(第三大臼歯)の周りが不潔になってしまう為、親知らずだけでなく、その手前の歯まで虫歯、歯周病になってしまう可能性があります。 【歯並びが乱れる】 斜めに生えた親知らず(第三大臼歯)が手前の歯を前に向かって押し続けると、歯並びが乱れる場合もあります。 ◯親知らず(第三大臼歯)の痛みについて🦷 【親知らず(第三大臼歯)の虫歯】 親知らず(第三大臼歯)は1番奥に生えている為歯ブラシが届きにくく、そこに汚れ(プラーク)が溜まりやすくなります。プラークの磨き残しが多くなることが原因で虫歯にかかりやすくなります。 【親知らず(第三大臼歯)周辺の炎症】 親知らず(第三大臼歯)が斜めに生えたり、歯茎に埋まっている場合は、手前の歯との間にスペースができることで汚れ(プラーク)が溜まりやすくなります。その汚れ(プラーク)が原因で歯茎が赤く腫れて炎症が起こります。これを智歯周囲炎と呼びます。 【親知らず(第三大臼歯)が萌出することで手前の歯、歯茎が痛む】 親知らず(第三大臼歯)が斜めに生えることで手前の歯に当たり押すような場合痛み、また違和感が出ることがあります。また親知らず(第三大臼歯)が萌出 することで歯茎が押され痛みが出ることもあります。 ◯親知らず(第三大臼歯)を抜歯した方が良い場合と抜歯しない方が良い場合について🦷 【親知らず(第三大臼歯)を抜歯した方が良い場合】 ・親知らず(第三大臼歯)が完全に萌出しておらず、虫歯や歯周病のリスクが高い場合 ・親知らず(第三大臼歯)が斜めに萌出している場合 ・腫れや痛みが繰り返し起こっている場合 【親知らず(第三大臼歯)を抜歯しない方がいい抜歯】 ・親知らず(第三大臼歯)がきちんと萌出している場合 ・親知らず(第三大臼歯)が神経などに近く抜歯のリスクが高い場合 ・上下で噛み合っている場合 当院では、初診できていただいた時にレントゲン写真を撮影しその後抜歯した方が良いか、抜歯しない方が良いかお話しさせていただきます! また当院では専門の知識と豊富な経験のあるベテランの口腔外科の先生がいらっしゃいますので、安心して親知らずの治療を進めることができると思います👍🏻⭐️ わからないことがありましたらぜひお気軽にお声掛けください! 歯科衛生士 辻村
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歯科衛生士について知ろう!
みなさんこんにちは( ¨̮ ) 歯科医院に行ったら歯科衛生士を目にすることやメンテナンスで担当者がいる方もいらっしゃると思います! 歯科衛生士ってどんなお仕事をしているの?と気になっている人は多いのではないのでしょうか。 今回はそんな皆さんのために詳しくお話ししていきます! ○歯科衛生士とはどんなお仕事? 歯科衛生士は、お口の健康づくりと口腔ケアで、笑顔のある健康な生活をサポートします✨ 歯科衛生士は、生涯にわたって人の役に立つことができる仕事です。 そして歯科衛生士には大きく分けると3つの業務が法律によって定められています! ①歯科予防処置 歯科予防処置とは、歯や口腔内の疾患を予防するための処置です。歯の二大疾患と呼ばれる虫歯と歯周病を対象とし、フッ化物塗布や機械的歯面清掃といった処置を行います。 フッ化物塗布は、歯の表面にフッ素を塗布する処置です。機械的歯面清掃とは、歯垢や歯石など口腔内の汚れを除去する作業です! 歯科予防処置は、歯や口腔の治療と並び重要度が高く、患者さんのお口の中の健康を守る大切な業務です! ②歯科保健指導 歯・口腔や全身の健康を維持するためには、お口の中の環境を清潔に整えることが重要です!歯科衛生士は歯科保健指導を通して、歯磨きや食生活などの指導を行います。 歯科保健指導は治療を必要とする人だけでなく、健康な人も含めた全ての人に必要な指導です。そのため、歯科衛生士は院内だけではなく保育園・幼稚園・小学校・保健所・介護施設などでも歯科保健指導を行います。 歯科保健指導の最終的な目的は、指導を受けた人の生活習慣が改善することです。歯科衛生士は専門的な知識や技術を活用して、生活習慣の改善やセルフケアの指導を行います! ③歯科診療補助 歯科診療は、歯科医師を中心とした「チーム医療」として行われています。その中で、歯科衛生士は歯科医師の診療を補助するとともに、歯科医師の指示を受けて歯科治療の一部を担当するなど、歯科医師と共に患者さんの診療にあたります。 歯科診療補助の範囲は広く、歯科診療を円滑に行うために大切な役割を果たしています! ○歯科医師や歯科助手との違いは? 歯科医院内の仕事で国家資格が必要なのは、歯科医師と歯科衛生士だけです。 歯科医師は歯を削って虫歯などの治療を行ったりしますが、歯科衛生士は歯を削ったり、診断をすることができません。 レントゲン撮影の場合も、撮影の準備までは歯科衛生士が行いますが、撮影の照射ボタンを押すのは歯科医師だけの権限になります。(もしくは医師か放射線技師) 歯科助手は資格がなくてもできる仕事で、受付業務・治療器具の洗浄などがメインになります。 患者さんにエプロンを掛けたり外したり、治療の際に流す水や唾液を吸うなどの歯科医師の診療補助をすることがあっても、患者さんの口の中を直接触ることはできません。 ○歯科衛生士の1日 𓈒𓏸 次は私達歯科衛生士の1日の業務内容について説明します。 9:00~ 「院内の掃除や治療の準備と朝礼」 院内をきれいに掃除して治療に必要な器具を出したり確認をします。 朝礼にて朝の挨拶、連絡事項や申し送りを行います! 9:30~「午前診療開始」 診療補助、スケーリング(歯石取り)や患者さんの口腔衛生指導などの定期検診を担当します。 13:00~「お昼休憩」 休憩室でみんなでランチタイムです!𓌉◯𓇋 14:30~「午後診療開始」 午前中と同様に診療を行います! 18:30「終業」 片付けなどを行い、終礼をして1日の勤務が終わります! ○歯科衛生士になるには 歯科衛生士になるためには、歯科衛生士専門学校に通って国家試験に合格しなければなりません。 国家試験の受験は歯科衛生士養成機関で3年以上学ぶことにより、受験資格を得られます! 今回は歯科衛生士について紹介しました。人の役に立つことができ、社会貢献もできる素敵な職業です!これをきっかけに少しでも歯科衛生士に興味を持っていただけたら嬉しいです|• •๑)" 私たち歯科衛生士がお口の健康をしっかりサポートさせて頂きます。お口のことで悩んでいる方は是非気軽にご相談ください✨ 歯科衛生士 池田
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カリエスのリスクについて
今回は『カリエス(虫歯)のリスクについて』について説明します。 どういった人がカリエスになりやすいか知っていますか? どうなったらカリエスになってしまうのか考えてみましょう🥸 ○口で呼吸している 口呼吸をすると、口腔内が乾燥し唾液の作用である自浄作用が発揮されず、プラーク(歯垢)が歯に留まってしまい、カリエスのリスクが高くなります。 ○日常的に服用している薬がある 常用している薬の副作用で唾液の量が減り、口の中が乾燥してしまうことがあります。 ○プラーク(歯垢)が取りきれていない 歯磨きをどんだけ頑張っていても、プラークが取りきれていなければ虫歯になってしまいます。 ○歯並びが悪い 歯並びがガタガタで重なってる部分が多いと歯ブラシが届きにくく、プラークが溜まってしまい虫歯の原因になってしまいます。 ○治療済みの歯が多い 過去に治療したところがあると、歯と詰め物や冠せ物の細かい隙間が時間の経過とともにできてしまい、そこにプラークがついていることが多いです。 ○歯ブラシでしか磨いていない 歯ブラシで磨くだけではどんなに頑張って磨いても全体の6割程度しかプラークを落とせていません。そのため、補助具を使うようにしましょう✨ 【カリエスになりやすい飲み物や間食の取り方】 スポーツドリンクを飲むことがあると思いますが、酸性の飲み物=pHが低い飲み物を飲むと歯が溶けやすく虫歯になりやすいので注意してください。 スポーツドリンクを長時間多く飲むことはお勧めしません。 水分補給にはジュースやスポーツドリンクではなく、緑茶や水を中心に飲むのをおすすめします。 ○炭酸飲料 炭酸飲料は、炭酸と糖分、その他果汁や栄養素などが含まれた飲料です。 100mlあたりに約10g前後の糖質が含まれており、「ゼロカロリー」「糖質ゼロ」とうたっている商品でもスティックシュガー1本程度の糖質は含まれているといわれています。 ○乳酸菌飲料 乳酸菌飲料は炭酸飲料よりも糖質が多く含まれ、100mlに約16g程度の糖質が甘味として加えられているとされています。 虫歯になりやすい飲み物のため、虫歯になりやすい方は摂取量や摂取頻度、タイミングに注意しましょう。 ○スポーツ飲料 スポーツ飲料は500mlあたりに約20g以上の糖質が含まれているといわれています。 100mlにすると約4gほどですが、スティックシュガー1本が約3g弱ですから、わずか100mlを摂取してもスティックシュガー1本分の砂糖は口にしていることになります。 ○果汁100%ジュース 果汁100%ジュースは、果物に含まれる果汁を使用した飲料です。 果汁には「果糖」と呼ばれる糖分の一種が含まれており、100mlあたりの糖質は約10〜15gとされています。スティックシュガーにすると3本分以上もの糖分が含まれています。 また食事をするごとに口の中のpHが酸性になり、酸性の時間が長いと歯が溶け出します。 しかし唾液の中のpHを中性に戻す作用により防がれています👍 ただ食べ物をダラダラ食べることや回数が増えることにより中性になかなか戻せなくなり、虫歯になりやすくなります。 少し意識することでカリエスになるリスクを減らすことができます! 飲食をする際は間隔あけて取るようにしてみてくださいね! 歯科衛生士 楠
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骨粗しょう症のお薬
こんにちは、歯科医師の鈴木です。 今回は『骨粗しょう症のお薬』についてお話し致します。 骨粗しょう症とは骨強度の低下から骨折する危険が大きい状態で、WHO(世界保健機関)では、 「骨粗しょう症は低骨量と骨組織の微細構造の異常を特徴とし、骨の脆弱性が増大し、骨折の危険性が増大する疾患である」 と決めています。 難しい言葉ですが、骨密度が低下して、骨が弱くなってしまっている状態ですね。 日本でも、とてもこの骨粗鬆症の病気は年々増えています。 ですから、病院に行ったらお薬をもらうこともあると思いまして、ご説明致します。 骨粗鬆症になる原因は様々で遺伝的要因だったり、生活習慣、閉経、加齢など様々な理由があります。 お薬をもらうきっかけは様々で、骨折をきっかけに長期間服用したりすることはあるようです。 歯科医院では、「いつからどんな期間このお薬を飲んでいますか?」と聞きます。 では次にどうしてこのお薬と歯科の治療が重要に関係しているのかを説明致します。 ビスホスホネート製剤は、骨を作ろうとする破骨細胞を活性化しないようにすることで、骨吸収を抑制して、骨粗鬆症やがんの骨転移の治療に広く用いられています。 また、新たな治療薬として抗RANKL抗体(デスマノブ)も使われるようになりました。 以下種類を書いています。 この表は青い文字で書かれているのが患者さんとして理解できますので、この青い文字のお薬が病院で処方され服用していることがございましたら、担当医に教えて下さい。 これらの薬を飲んでいると、抜歯を機会にして、顎の骨が溶けてしまうという顎骨壊死を引き起こす危険性があるのです。 これらのお薬を飲んでいる方には、それを処方している病院のお医者さんに対診としてお手紙をお書きして、歯科治療とお薬をこれからどうやって付き合っていくのかを医師と相談いたいますので、どうぞご安心下さい。 では、どうやって抜歯が必要とする方がもし骨粗鬆症であったらどうしたらいいのかを考えていきます。 これまでに多くの検討や解析が行われていますが、顎骨壊死発症の予防についてはいまだに統一の見解はなく、患者様それぞれで医師と歯科医師が協力して考えていきます。 実は日本の多くの病院からの報告があり、抜歯する際、このお薬を止めた場合と、止めないでいた場合では、その後の顎骨壊死が発生する率に差はありませんでした。 今後、多くの臨床データの報告があるので、年々このお薬の歯科医院での取り扱い方法は変わってくると思います。 また、新しいデータが出ましたら、私もこのブログでご報告致しますので、またお読みいただけたら幸いでございます。 歯科医師 鈴木孝美
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歯周病を予防するブラッシング方法🪥
みなさん、こんにちは(˶' ᵕ ' ˶) 今回は歯周病を予防するブラッシング方法についてお話します! 歯周病を予防するには、歯垢(プラーク)を減らす『プラークコントロール』が必要となります☺️ プラークコントロールには自宅でのセルフケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアがあり、どちらも大切です😌 つまり歯科医院でどれだけ歯垢を除去しても、自宅でしっかりブラッシングしなければ、歯周病は予防できません! それではどんな歯磨きがいいのか詳しく説明していきます🦷🪥✨ ~歯磨きの回数~ 歯磨きは何回すればよいのか🤔気になる方も多いと思います。 ですが、重要なのは磨く回数ではなく、歯周病予防のための歯磨きは、歯垢を落とすことが大切です! 回数が多くても磨き残しが多くては意味がありません。 歯磨きが苦手な方や歯並びが悪くて歯垢が溜まりやすい方は、1日1回でも良いので1本1本の歯を意識しながら、丁寧に歯磨きをしましょう! ~歯磨きをするタイミング~ 歯周病菌は口の中に残った食べかすをエサにして増えていくため、食後の歯磨きが良いです👍 ただし、食後すぐに歯磨きをするより、食後30分~1時間後が良いとされています。 これは、食後はお口の中が酸性に傾いており、その状態で歯を磨くと歯が削れやすいためです。 また、寝ている間は唾液の分泌が減少し、歯周病になりやすい状態です🥹そのため、就寝前は丁寧に歯磨きをしていきましょう! ~正しい磨き方~ 1️⃣歯の表面を磨くとき 歯の表面は、歯ブラシを歯に対して直角に当てて小刻みに動かして磨きましょう! 2️⃣歯と歯の間を磨くとき 歯と歯の間は、歯ブラシを横にして磨き続けるだけではなく、縦にして動かすことで磨き残しが少なくなります。 歯と歯の間は磨きにくい部分なので、デンタルフロスや歯間ブラシなどを併用しましょう! 3️⃣歯と歯茎の境目(歯周ポケット)を磨くとき 歯と歯茎の間(歯周ポケット)に対して歯ブラシを斜め45度にし、毛先を軽く入り込ませるように磨きます。 丁寧に優しく磨くのがポイントです。力が強すぎると歯茎が下がる原因となってしまうので注意しましょう! ~歯ブラシのヘッド~ 歯ブラシのヘッドは大きいと早く磨けますが、歯ブラシが届きにくい部分が増えるため磨き残しが多くなってしまいます…! お口の中をすみずみまで磨くためには、小さいヘッドの歯ブラシをおすすめします☺️ ~歯ブラシの持ち手~ 歯ブラシの柄の部分は、実際に持ってみて余計な力が入らず、手にフィットするものを選ぶと力をかけずに歯磨きができます☺️ ~歯ブラシの毛先~ 歯ブラシの毛先が平らなものは、効率よく歯磨きができます! 歯並びが悪い方は、ブラシが届きにくい部分が多くなるので、毛先が細くなっているタイプを選ぶと良いでしょう☺️ ~歯ブラシの硬さ~ 歯ブラシの毛の硬さには「硬め」「ふつう(レギュラー)」「やわらかめ」があります。 特に歯や歯茎に問題がなければ、「ふつう」を選んでよいでしょう! 歯茎に炎症が起きている場合は「やわらかめ」を選ぶことで、歯茎への刺激をやわらげることができます☺️ ~最後に~ 歯周病予防は、歯垢を落とす歯磨きが重要です! 毎日歯磨きをしていても、間違った方法だったり、市販の合わない歯ブラシを使ったりしていては、歯周病を予防できません😱 また、定期的にメンテナンスを受けることで、磨き残しやブラッシングの癖が把握できます。 それをもとに正しいブラッシングを身に付け、歯周病予防へと繋げていきましょう😃 歯科衛生士 信国
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歯ぎしり・食いしばりから歯を守るマウスピース
みなさんこんにちは(*´˘`*) 10月に入りだんだん肌寒くなり、少しずつ秋の訪れを感じますね🍂 日中と夜の寒暖差が激しいので身体が冷えないように体調管理に気をつけてくださいね! 今回は夜寝ている間の歯ぎしり、食いしばり、顎の痛みが気になる方におすすめしたい「マウスピース(ナイトガード)」についてお話しします。 朝起きた時に顎が疲れている、少し集中したあとに歯が痛い、虫歯ではないのに歯が痛むなど、ありませんか?そんな時は「歯ぎしり、食いしばり」を疑いましょう( ; ; ) 歯ぎしりや食いしばりは、放置していると歯が欠けたり顎の病気になったりと影響が大きい動作と言われています。なんと人間の噛む力は最大で100キロと言われています! それほど歯には日々負担がかかっているんです😢💧 しかし、ほとんどの人は気づかないうちに歯ぎしり、食いしばりをしていると言われています! そこで有効とされているのが、寝てる間に口にはめるマウスピース(ナイトガード)です! ここでは寝る時のマウスピースが有効な理由とマウスピースのメリットとデメリットをお話しします! ○マウスピース(ナイトガード)が有効な理由 【寝ている間の歯ぎしり、食いしばりから歯を守る🦷】 歯ぎしりや食いしばりをする方は、寝ている時にマウスピース(ナイトガード)を装着することで症状が軽減されます。 歯ぎしりや食いしばりは、ストレスなどが原因で強く歯と歯をすり合わせたり噛み合わせたりすることです。 非常に強い力が歯や顎にかかるため、さまざまな不快症状を引き起こすと言われています。 まず強い力から歯や顎を守らなくてはなりません! そこで活躍するのがマウスピース(ナイトガード)です。特に意識がない寝ている間の歯ぎしりや食いしばりから歯や顎を守ることができます。 ○マウスピース(ナイトガード)のメリット💫 →歯のすり減り防止 マウスピース(ナイトガード)を歯に装着することによって歯ぎしりや食いしばりによる歯のすり減りを防止することができます! マウスピース(ナイトガード)をしていれば、本来、歯が削れていくところを身代わりになってくれます。 →歯ぎしりの力を分散してくれる 歯ぎしりはどうしても食いしばりやすい奥歯に集中するので、マウスピース(ナイトガード)をはめるとその力を歯列全体に分散することができます! 1本の歯にかかる負担を和らげることができるので、歯が折れたり欠けたりする可能性が少なくなります。 虫歯治療の詰め物なども歯ぎしりが原因で欠けたり取れたりするので、その防止にも役立ちます! →顎関節の負担から守る 強い力で噛みしめると顎にも悪影響がでます。 噛みしめている時は顎にも力が入っている状態なんです( ; ; ) そのままにして過ごしていると、顎関節に圧力がかかり歪んだりすることがあります。 その結果、口が思うように開けられなくなったり、口の開閉時に痛みがでたり、「ガクンッ」といった大きな音がなるようになります。 ○マウスピース(ナイトガード)のデメリット💧 →装着時の違和感 マウスピース(ナイトガード)の装着時には違和感がある方が多いです( ; ; )さらに寝る時につけるので、口の中の違和感から眠りにくくなったという方もいらっしゃいます。 最初はつらいと感じるかもしれませんが付けていると慣れてくると思います。もし痛いなどありましたらいつでも調整するのでお気軽にお声がけください^_^ 当院では、マウスピース(ナイトガード)の作製は保険で行っております。スポーツ用のマウスピースは自費となります。 わからないことがあればぜひお気軽にお声がけください🎶 歯科衛生士 辻村
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唾液の大切さについて知ろう!
みなさんこんにちは( ¨̮ ) 最近は猛暑も落ち着き段々と涼しくなってきましたね! 秋は食欲の秋とも言われているのでたくさん食べたあとはしっかり歯を磨きましょうね!🪥 さて今回のテーマは唾液の働きについてです! みなさんのお口の中に存在する唾液。この唾液にはさまざまな機能があります。まずどんな機能 があるのか説明していきます! ①緩衝能 緩衝能とは酸性に傾いたお口の中を中性に回復させる機能です。例えば梅干やレモンなどの酸っぱいものを食べると唾液が多く出ますよね。これは酸性に傾いたお口の中を中性に戻そうとするためです。 飴やガムなどをずっと口の中に入れていたり、間食でおかしや甘いジュースを飲んでいたりする人は、お口の中が酸性に傾いた状態が長く続く為、虫歯になりやすくなります。 ②潤滑作用 唾液の成分により食道の表面がなめらかになり飲み込みやすくなります。 ③消化を助ける 食べ物を柔らかくし消化を助けます。 ④自浄作用 食べかすなどを洗い流し、口腔内を清潔に保つ作用です。 ⑤口臭を防ぐ 唾液の分泌が少なくなると口の中が不潔になり虫歯や歯槽膿漏になったり、口の中が乾燥して口臭が強くなったりしやすくなります。 ⑥細菌の侵入を防ぐ 外部からの様々な菌を殺し、抵抗する働きがあります。 このようにさまざまな機能があります。 そして唾液が少ないことによる口腔内のトラブルが「口腔乾燥症」です。 高齢によって唾液の分泌量が低下することにより口が乾燥することがあります。これは心配ありません。ストレスによっても唾液が出にくくなることがありますがその場合はストレスがなくなれば症状も回復します。 ですが急激に唾液が出なくなり、痛みがある場合は唾液腺などの疾患が考えられます。早めに歯医者さんで診てもらいましょう! ○口腔乾燥症(ドライマウス) 唾液の分泌が低下して、口が乾いた状態になります。軽度の症状では主に口の中のネバネバ感、ヒリヒリする、虫歯、歯垢の増加、口臭も強くなります。 重度になると、唾液分泌量が低下し、強い口臭、舌表面のひび割れ、痛みで摂食障害、会話しづらいなどの障害も現れます。場合によっては不眠をきたすこともあります。平均的な唾液の分泌量は、一日あたり約1~1.5リットル程になります。 唾液には抗菌作用があり、口の雑菌の繁殖を防いでくれています。そのため、唾液が不足して口が乾くと、虫歯や歯周病にかかりやすくなり、また口臭の原因にもなってしまうのです。 ○口腔乾燥症の原因 ・薬による副作用 ・糖尿病 ・シェーグレン症候群 ・高齢化 ・ストレス ・口呼吸 などがあげられます。 ○唾液腺マッサージ 唾液腺マッサージを行うと口腔内が潤いますので、様々な効果があります。どんな効果があるかみていきましょう! ①唾液を出して歯の再石灰化を起こりやすくする→虫歯予防につながります。 ②唾液の自浄作用によって細菌が減り、口臭を防ぎます。 ③唾液が出るので乾燥気味だった粘膜や舌などの口腔ケアができます。 ④お口の中の乾燥による痛みなどを軽減します。 ⑤唾液が出やすくなり、消化を助けます。 ⑥お口の中が潤うことでお口周りの筋肉がほぐれます。 ○唾液腺マッサージのやり方! 唾液腺には3つの種類があります! ①耳下腺 耳たぶの前、上の奥歯辺りのほっぺたの部分にあります。そこを人差し指を当て、指全体で優しく押します。 ②顎下腺 アゴの骨の内側のやわらかい部分にあります。そこに指を当て耳の下〜アゴの先まで優しく押します。 ③舌下腺 アゴの先のとがった部分の内側、ベロの付け根の部分にあります。 そこに親指を当て下アゴからベロを押し上げるようにグーッと押します。 この動作を5〜10回程繰り返します。 簡単ですので是非みなさん試してみてください! ○まとめ このように、唾液は健康を守る大切な役割を持っており、歯や健康の為にもしっかりと唾液を出す必要があります。 そして唾液マッサージはだれでもすぐに行うことができ、健康に役立ちますので是非試してみてください! 歯科衛生士 池田