お知らせ
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次回の口腔外科外来は12月3日(火)です
毎月、大学病院の専門医による 『口腔外科外来』 を行なっております。 親知らずや口の中のでき物や違和感、あごの痛みや引っかかり(顎関節症)等でお悩みの方はご相談ください。 次回は12月3日(火)です。 ※口腔外科外来受診前に各種検査とご説明のため、事前に1度ご来院していただく必要があります。 (初診として口腔外科外来の予約は不可です。また、初診時に口腔外科外来の受診が必要かどうか判断いたします) ※口腔外科外来は完全予約制になります。 ※口腔外科外来でできる診査や処置には限界があります。診療所レベルでの範囲を超えると判断した場合には、大学病院の口腔外科または専門外来を紹介させていただきます。 詳しくはこちら
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どんな人が虫歯になりやすいの?
みなさんこんにちは( ¨̮ ) みなさんは、虫歯対策はできていますでしょうか? きちんと磨いているつもりでも、いつの間にか虫歯ができてしまう人も多いのではないでしょうか。 今回は虫歯になる原因や、虫歯になりやすい人の特徴を解説します。 今日からすぐに実践できる虫歯対策も解説しているので、ぜひ参考にしてください! ○虫歯になる原因 虫歯の原因は、プラークです。プラークとは、細菌が繁殖したかたまりのことで、歯垢(しこう)とも呼ばれます。 虫歯の原因菌は、プラークの中にいるミュータンス菌をはじめとする細菌です。 細菌が作る酸が歯を溶かし、虫歯となります。 ○虫歯になるまで ミュータンス菌などの細菌は、歯についた食べ物の残りかすなどから糖を分解し、酸を作り出します。 酸には、歯を構成するカルシウムを溶かす作用があります。 溶けた歯は初期であれば自然に再生することがありますが、プラークが長時間ついたままだったり、歯の奥深くまで溶けてしまったりすると再生が間に合いません。 修復できなくなるまで影響が及んだ歯には穴が開き、虫歯となります。 ○虫歯になりやすい人の特徴 ①磨き残しが多い ②遺伝による体質 ③糖分の摂り過ぎ ④口腔乾燥症 ⑤詰め物、被せ物の劣化 ①磨き残しが多い 毎日歯を磨いてもプラークが残っていると虫歯になります。 磨き残しを防ぐため、磨く順番を決めておくのもポイントです。 また、歯ブラシだけでは、歯と歯の間のプラーク除去率は58%と低く、半数近くは取り除けません。 デンタルフロスや歯間ブラシなどの専用ブラシを使うことで除去率を上げましょう。 さらに、歯科医院で正しく歯を磨けているか診てもらうのもおすすめです。 ②遺伝による体質 歯は、硬いエナメル質で覆われています。 このエナメル質の歯質は、遺伝すると言われています。 歯質が弱いと虫歯菌に感染したときエナメル質が酸により溶け出し、虫歯の症状がでてきます。 虫歯になりやすい体質とよく言われる原因になっています。 ③糖分の摂りすぎ ミュータンス菌などの細菌は、糖を分解して酸を産生します。 特に砂糖は、プラークや酸を作る主力の材料です。 甘いものを飲食する頻度が高いと口内環境が酸性に傾く時間が長くなり、虫歯になりやすくなります。 甘いものが好きな人は、間食の時間を決め、口の中に糖分を入れる頻度を減らすと口内環境がよくなるでしょう。 ④口腔乾燥症 口腔乾燥症により唾液の分泌が低下することで、虫歯になりやすくなることがあります。 唾液は主に、耳下腺、顎下腺、舌下腺の3大唾液腺から分泌され、成人では1日に約1.5リットル分泌されます。 唾液の主成分は水とムチンで、口の中の洗浄作用や潤滑作用、さらに抗菌作用や口の中を中性に保つ作用があります。 唾液の分泌が低下すると虫歯になりやすくなります。 ⑤詰め物、被せ物の劣化 過去の治療で使った詰め物や被せ物が虫歯の原因となることもあります。 詰め物や被せ物は、劣化すると歯との間に隙間ができます。 隙間から細菌が侵入し、虫歯が再発してしまうのです。 ○虫歯にならない為の対策 ・歯磨きのやり方を見直す 歯磨きのやり方を鏡などでチェックし、虫歯になりにくい口内環境を目指しましょう! また、起床時や毎食後に歯みがきをする習慣を身に付けることも重要です。 その際、歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやフロスなどを使って、歯と歯の間までしっかりと磨くようにしましょう。 ・食生活を見直す 食生活を見直して、虫歯菌が必要とする糖分を減らすようにしましょう。 甘いお菓子やジュースをよく食べたり飲んだりする方は、なるべく食べる量を決めて食べ過ぎに注意してください。 また、食事は1日3回規則正しくとり、間食や夜食をできるだけ取らないようにしましょう。 食事の時、唾液を多く出すため、よく噛んで食事するようにしましょう! ・定期検診を受ける 歯科検診とは、お口の健康を守るために、歯医者による口腔内チェックとプロによるメインテナンスや、歯磨きの磨き残しについてアドバイスをします。 虫歯は早期発見、早期治療が大切です! ☆歯は一度削ると元には戻ることはないので虫歯にならないようにしっかりと対策しましょう✧*。 歯科衛生士 池田 谷村歯科医院 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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臨時休診のお知らせ
11月22日(金)は休診とさせていただきます。 緊急時の対応はこちらをご覧ください。
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歯科補助的清掃用具の重要性
こんにちは^_^ みなさんは歯ブラシでどのくらいプラークを除去できるか知っていますか?? 正解は約60%と言われています!! 残りの40%を補うためには歯ブラシの他に、『歯科補助的清掃用具』の使用が必要になります。 歯科補助的清掃用具を使用して、100%に近い除去率にしましょう🦷✨ 歯科補助的清掃用具とは? 歯科補助的清掃用具とは歯ブラシ以外の口の中を掃除する道具で、虫歯や歯周病の予防に役立ちます。 代表的な補助的清掃用具には、次のようなものがあります。 ○デンタルフロス 歯と歯の間の清掃に使用します。歯間の歯垢は、フロスを使用しなければ除去できません。 ポイントは ・歯に沿わせて使用すること ・歯周ポケットに優しくいれてポケット内の汚れもかきだすように使用すること です。 歯間にいれるとき、前後にスライドさせるように動かすといれやすいです。 持ち手がついたタイプと、手に巻いて使用するタイプがあります。 初めて使用する方は、持ち手のついたタイプがオススメです。 持ち手がついたタイプも縦型と横型があり、縦型がさらにオススメです! 奥歯はなかなか入れづらいと思いますので、やり方がわからなければ歯科衛生士に聞いてくださいね! 持ち手がついたタイプは何度か使用できますが、衛生上毎回新しいフロスをオススメします! ○歯間ブラシ 歯間ブラシとは細いハリガネに放射状にナイロンの毛がついたものです。 歯間ブラシは歯と歯の間にできた隙間の清掃に適しています! 使い方は、歯間の隙間に優しくいれ何回か前後に往復させます。 ポイントは、隙間の大きさに適したサイズの歯間ブラシを使用することです。 小さすぎるものは、歯間にブラシが当たらず汚れが落ちません。 大きすぎるものは、歯ぐきを傷つける恐れがあります。 太さによって6種類くらいあり、隙間に適したものを使用してください! 歯間の隙間の大きさは人それぞれ異なり、その歯によっても異なります。 無理に入れると出血したり、キズができたりしてばい菌が入ってしまうので気をつけてください! 歯間ブラシの一番小さいサイズ『4S』が入らない人が無理やり歯間ブラシを押し込んで使ってしまうと、逆に隙間ができてしまう可能性があるので、歯間ブラシではなくデンタルフロスの使用をオススメします! そのため歯科医院で自分のお口に合ったサイズの歯間ブラシのサイズを教えてもらうことがオススメです🎶 また、毛の部分がゴムになったタイプと、ワイヤーにブラシがついたタイプがあります。 一般的に、ワイヤータイプのほうが汚れの除去効果が高いです。 使用後は水で洗い乾燥させます。 歯間ブラシは何度か繰り返し使用できます。 ○タフトブラシ タフトブラシとは歯ブラシの形をしていますが、毛先が少ししかありません。 歯周病が進んで歯周ポケットが深くなった部分、奥歯や歯列不正のため磨きにくい部分への使用に適しています! 逆に毛先が小さいので全ての歯を磨くのは適していません。 使い方は、毛先を歯周ポケットに入れ込むようにあてて横に小刻みに動かします。 ポケット内から汚れをかきだすイメージで行って下さい。 ○ウォーターピック 歯周ポケットが深い方にはウォーターピックがオススメです。 電化製品なので高価ではありますが、水圧で歯垢を流すことができ、歯ブラシでは届きにくい汚れを取り除き、歯や歯茎を健康に保ち、虫歯や歯周病の予防に役立ちます! いかがだったでしょうか? 補助的清掃用具を使用すると、歯ブラシでは落としきれないところまで歯垢を落としてくれるので、虫歯や歯周病の予防に大きく貢献してくれます! 虫歯や歯周病にならないためにも補助的清掃用具を使用して、口腔内ケアをしっかりしましょう! 歯科衛生士 楠 谷村歯科医院 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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院長ブログを更新しました
院長ブログを更新しました。今回のテーマは、”治療後も油断禁物!つめもの・かぶせものの寿命”です。 詳しくはこちら
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治療後も油断禁物!つめもの・かぶせものの寿命
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 お口においては日ごろの手入れが欠かせませんが、 実は、治療した後のつめものやかぶせものも、 その後のセルフケアやチェックが大切です。 そこで今回は、 治療後のつめものやかぶせものの注意点について お話ししていきます。 ◆一生モノじゃない!? つめものやかぶせものの寿命 歯科で治療を受けて、 つめものやかぶせものが入ると 「これで一安心」 と思う方も多いのではないでしょうか。 しかし、この時点では歯の不安を 完全に払拭することはできません。 これらの修復物には寿命があり、 ある調査では金属のつめもので5.4年、 かぶせもので7.1年、ブリッジで8年が それぞれの平均使用年数といわれています。 では、なぜつめものやかぶせものは ”一生モノ”ではないのでしょうか。 それは、治療後もお口の中は 環境や状態が常に変化し、 過酷な環境にさらされているからです。 このような環境下において、 治療した部位が同じ状態を長く保ち続けるのは 非常に困難なのです。 ◆つめもの・かぶせものの寿命を縮める 危険な因子 つめものやかぶせものの寿命は、お口の中の さまざまな要因によって左右されます。 たとえば、無意識での歯ぎしりや 食いしばりのくせがある人は、 つめものやかぶせものに非常に強い力が加わり、 やがて割れたり欠けたりするおそれがあります。 また、かみ合わせの変化も つめものやかぶせものが取れたり 外れたりする要因となり得ます。 これは、治療時点では歯にフィットしていても、 年月とともにかみ合わせのバランスが変わることで 余計な負担がかかるためです。 このように、同じような状況下で入れた つめもの・かぶせものでも、 個々のお口の状態や習慣などによって、 その寿命が大きく変わってくるのです。 ◆見逃されがちな「二次むし歯」に要注意! つめものやかぶせものの寿命に 影響を与える要因で、もうひとつ忘れてはいけないのが 「二次むし歯」です。 これは一度治療した部位に再度発生するむし歯で、 つめものやかぶせものの装着後であっても、 やがて劣化により生まれたすき間に菌が入り込み、 再び歯を溶かしていきます。 二次むし歯は 自覚症状がないまま進行することが多く、 レントゲンをとって初めてその存在に 気づくことも少なくありません。 そして、二次むし歯が進行すると、 つめものやかぶせものの適合性が悪くなり、 やがて外れてしまうおそれがあるのです。 そのため、定期的なチェックによる 早期発見が重要となります。 ◆長持ちの秘訣はプロのチェック つめものやかぶせものを長持ちさせるためには 毎日のセルフケアにくわえ、 定期的な歯科受診が欠かせません。 繰り返す治療に悩まされないためにも、 治療後も定期的な受診を継続して、 お口のトラブルを未然に防ぎましょう! 谷村歯科医院 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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次回の口腔外科外来は11月9日(土)です
毎月、大学病院の専門医による 『口腔外科外来』 を行なっております。 親知らずや口の中のでき物や違和感、あごの痛みや引っかかり(顎関節症)等でお悩みの方はご相談ください。 次回は11月9日(土)です。 ※口腔外科外来受診前に各種検査とご説明のため、事前に1度ご来院していただく必要があります。 (初診として口腔外科外来の予約は不可です。また、初診時に口腔外科外来の受診が必要かどうか判断いたします) ※口腔外科外来は完全予約制になります。 ※口腔外科外来でできる診査や処置には限界があります。診療所レベルでの範囲を超えると判断した場合には、大学病院の口腔外科または専門外来を紹介させていただきます。 詳しくはこちら
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歯科コラム更新しました
歯科コラムを更新しました。今回のテーマは、”マイナス1歳からの虫歯予防”です。 詳しくはこちら
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顎関節症の原因
こんにちは、歯科医師の鈴木です。 今回は顎関節症の原因のお話しを致します。 顎関節症の原因として考えられるのは『持続的な強い力による顎の関節や筋肉への過重負担』であり、なかでもパラファンクションが原因とされています。 バラファンクションとは何か 『パラファンクション』というのは『オルソ(正常)ファンクション』に対する言葉で『異常機能活動』と訳されており、歯ぎしりやくいしばりなどのブラキジズムや、口唇や頬の粘膜を噛む癖などの関節や筋肉の非生理的な運動を指す用語です。 パラファンクションは日中に起きるものと夜、夜間睡眠時に起きるものと2つに分かれます。 それぞれどのような状態なのでしょうか? 日中のパラファンクション 日中のパラファンクションは、主にくいしばりとかみしめです。 人間は仕事に集中したり、肉体労働したり、ストレスに耐えているときなど無意識にくいしばりをして、それが咬む筋肉や頭の周囲の筋肉の緊張を引き起こします。 また、不自然な姿勢や頬杖、顎の下に物(電話、楽器)を挟む癖もパラファンクションに含まれます。 睡眠時のパラファンクション 睡眠時のパラファンクションはブラキシズム(歯ぎしりとくいしばり)で、特に睡眠のレム睡眠のブラキシズムは、歯に破壊的な影響を及ぼすことが知られています。 睡眠中は大脳皮質が抑制されず、異常な咬合力が発揮されます。 意識のあるときより、6倍以上の力がかかると言われています。 このようなくいしばり・かみしめ・歯ぎしりによる顎関節症の治療には、マウスピースが効果があります。 マウスピースについて マウスピースには、ソフトタイブとハードタイプがありますが、顎関節症の治療には調整が可能なハードタイプが推奨されます。 ソフトタイプは装着感に優れているものの、歯ぎしりが強いとちぎれてしまいます。 またソフトタイプだとマウスピースをきつくしたりゆるくしたり、高さを変えたりといった調整ができません。 そのため通常はハードタイプ(ペットボトルの少し厚い感じ)を主に使用します。 ハードタイプは歯ぎしりに強いものの、それでもマウスピースを壊して歯を結果的には割ってしまう方がいらっしゃいます。 その場合はもっと根本的な治療が必要になります。 ボトックス治療 顎関節症の治療方法として、マウスピースの他に、『ボトックス治療』があります。 最近ではかなり研究されて、とても咬む力すなわち咬合力が強い方に筋力コントロールとして、ボトックス治療が有効です。 ボトックスは美容やエステで用いられますので、皆さんの中でボトックスを聞いたことがあるかもしれません。 ボトックスはちなみに商品名で、治療としては『ボツリヌス治療』になります。 ボツリヌス治療は筋の活動を抑える治療になるので、歯科の分野でも用いられます。 ボツリヌスと聞くと、しわをなくしたり少なくしたりどうしても美容目的の方が印象が強い方も多いと思いますが、今歯科治療の異常な咬む筋肉の力のコントロール治療として注目を集めています。 ボツリヌス治療とはボツリヌス菌が作り出すボツリヌストキシンというタンバク質を皮下注射して、主に咬む筋肉もなかでもメインとなる、咬筋の力を弱める事を目的としています。 咬筋への少量の適量の注射により、過剰な咬筋の活動や緊張の改善をして、正常な咬合力に減量するということが目的です。 ボツリヌス治療は医科でも今広範囲に使われていて、同じ筋肉の過活動を抑える治療としてトイレにすぐ行きたくなる過活動膀胱に対して、膀胱の過活動を緩める治療が行われています。 歯の破折を防ぐために、左と右にある咬筋に適切な量のボツリヌス注射は、痛くない短い針を使っていますのでご安心なさって下さい。当院でご希望の方はお申し付け下さいませ。 ボツリヌス治療の効果は一回の注射で、約半年から一年間となります。 またボツリヌス治療は少しずつ効果がなくなってしまう特徴がありますので、検査をした後で必要なら追加注射致します。 顎関節症の治療でマウスピースを作ったけれど割れたり違和感でつけたられない方、顎関節症の症状が改善しない方は新たなボツリヌス治療もございますので、お話をお聞きになりたい方は当院までお尋ね下さい。 ※マウスピース治療は保険適応可、ボツリヌス治療は保険適応外治療になります。 歯科医師・口腔外科医 鈴木孝美 谷村歯科医院 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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歯石について
みなさんこんにちは😃 今日は『歯石』についてお話ししていきます。 歯石を放置すると、口腔内の健康にさまざまな悪影響を及ぼします。 歯石の放置が引き起こすリスクやそのメカニズム、歯周病との関連などを詳細に説明します。 1️⃣歯石とは 1.歯石の形成過程 歯石は、歯垢(プラーク)が唾液中のミネラルと結びついて硬化したものです。 歯垢は食べ物の残りや細菌、粘液が混ざり合ったもので、歯の表面や歯茎の周りに形成されます。 適切な歯磨きやフロスで除去できる歯垢とは異なり、歯石は一度形成されると自力で除去することは困難で、歯科医院での歯石取りが必要になります。 2歯石の種類 歯石には主に2種類あります。 ○歯肉縁上歯石 歯と歯茎の境界、歯の表面に形成される歯石です。白っぽく硬い性質があり、比較的取りやすいとされています。 ○歯肉縁下歯石 歯茎の下、歯と歯根の間に形成される歯石で、褐色や黒っぽい色をしており、非常に硬く歯にしっかりと付着します。そしてこの縁下歯石が歯周病の進行と深く関係しています。 2️⃣歯石を放置することで起こる影響 1.歯肉炎の発症 歯石が歯と歯茎の境目に長期間存在すると、細菌が増殖しやすい環境が生まれます。 この細菌が歯茎に炎症を引き起こし、初期段階の歯肉炎が発症します。 歯肉炎は、歯茎の赤みや腫れ、出血を伴いますが、この段階では痛みがほとんどないため、多くの人が気づかないことがあります。 歯肉炎は早期に治療すれば完全に治癒可能ですが、放置すると歯周病に進行します。 2. 歯周病の進行 歯肉炎が進行すると、歯周病が発症します。 歯周病は、歯を支える骨や歯周組織が破壊される疾患で、初期症状として歯茎の腫れや出血、歯のぐらつきが見られます。 歯周病が進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)が減少し、最終的には歯が抜けてしまいます。 歯周病が進行するにつれて、歯と歯茎の間に『歯周ポケット』と呼ばれる深い溝が形成されます。 このポケット内には食べかすや細菌が溜まりやすくなり、さらに歯石が形成されることで、歯周病が悪化します。 歯周ポケットが深くなると、歯石がポケットの内部に溜まり、歯科医院での専門的な治療が必要になります。 歯周病が進行すると、歯を支える歯槽骨が少しずつ吸収されていきます。 歯槽骨が吸収されると、歯が不安定になり、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。 歯槽骨が一度吸収されると自然には再生されないため、骨の再生を促す治療が必要になることがあります。 3.口臭の悪化 歯石には多くの細菌が付着しており、これらの細菌が揮発性硫黄化合物(VSC)を生成します。 この化合物は強い悪臭を放ち、慢性的な口臭の原因となります。歯石を放置していると、歯周病が進行するにつれて口臭も悪化しやすくなります。 4.知覚過敏の発症 歯石が蓄積すると、歯茎が次第に退縮し、歯の根元が露出します。 この露出した部分はエナメル質ではなく、象牙質がむき出しになっているため、冷たいものや熱いものに対して敏感になります。 この状態を『知覚過敏』と呼び、歯石の除去とともに歯茎のケアが重要です。 5.虫歯のリスク増加 歯石があると、歯の表面に細菌が多く存在するため、虫歯のリスクも高まります。 特に、歯石が歯と歯茎の境界に付着すると、ブラッシングやフロスが届きにくくなり、適切なケアが難しくなります。 その結果、虫歯が進行しやすくなります。 6.歯の見た目への影響 歯石は黄褐色や黒っぽい色をしていることが多く、歯の見た目に悪影響を与えます。 特に、前歯に歯石が付着すると、笑顔や会話時に目立ち、見た目を損なう原因になります。 歯石を放置すると、定期的な歯石取りできるものも、時間が経つほど除去が困難になり、歯の着色が強くなることがあります。 3️⃣歯石の除去と予防法 1.歯石除去の方法 歯石は一度形成されると、家庭でのケアでは除去できません。 歯科医院での専門的な歯石取りによってのみ、除去が可能です。 2. 予防法 歯石の予防は食後の歯ブラシが一番効果的です。 さらにデンタルフロスや歯間ブラシ、マウスウォッシュも使用すると更に歯石がつきにくくなります。 しかしどんなにケアをしていても100%歯石がつかないようにするのは難しいので、定期的に歯科医院に通うことをおすすめします。 いかがでしょうか?歯石がついても痛みを感じることがないため、自分では気が付きにくいです。 しかし歯石が多量についてしまうと様々なトラブルを引き起こします。 定期的に歯石取りを行うことで歯周病、虫歯予防に繋がりますので、ぜひ歯科医院に来院して健康な体を手に入れましょう! 歯科衛生士 花畑 谷村歯科医院 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7