お知らせ
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平成29年7月5日からの大雨災害について
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 九州北部の大雨で今回大きな被害が出てしまいました。 日本は災害大国なので、地震や大雨などで様々な被害が出てしまいます。 このような時に我々にできることは、寄付が一番とのことです。 物資の場合はいくら善意とはいえ不要の場合が多く、整理するのに膨大な時間と費用がかかるみたいです。 当院としても今回、日本赤十字社を通じて寄付をさせていただきました。 日本赤十字社平成29年7月5日からの大雨災害義援金 この災害で被災された方々の一刻も早い復興を心からお祈り申し上げます。
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虫歯だけを溶かす治療のセミナーに行ってきました
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。昨日、虫歯や歯周病に対する新しい治療方法のセミナーに行ってきました。通常虫歯の治療はドリルを使用して機械的に削り取る方法になります。しかしほかにもレーザーを当てて虫歯だけを破壊する方法もあります。今回は薬品を使用して虫歯を取り除く方法 『カリソルブ』になります。この方法で使用する薬剤は塩素系の溶液になります。塩素系の薬剤は殺菌効果がありますが、『カリソルブ』を塗布すると殺菌効果と虫歯だけを柔らかくする効果があります。この薬品『カリソルブ』と治療方法を考案したスウェーデンの先生とメーカーの人の講習会があり、とても画期的だと思い申し込みました。セミナーの場所は秋葉原の交差点のところにあるビルです。ガンダムまつり?隣のビルかな?それにしてもすごい人です。セミナーの案内を見つけました。同じビルですが、入り口は隣でした。スーツ姿の先生がたくさんいました。セミナーが始まる30分ぐらいはやめに行ったのですが、すでにかなりの人がきていました。セミナーは同じ内容で午前と午後の2回行われ、午前は300人で午後の部も含めると700人以上の受講者がいるそうです。新しい治療方法ということで、歯科医師として皆さんとても関心が高いみたいです。セミナーが始まるとます歯科先進国スウェーデンのピーター・リングストロム教授が登壇しました。リングストロム教授によるスウェーデンの歯科事情と治療方法についての説明がありました。スウェーデンは国策で水道水にフッ素が入っています。また歯ブラシやオーラルケアにとても関心が高いので、このような最小限でできる治療がとてもいいとのことでした。カリソルブ治療の模式図です。この治療の良いところは歯の神経(歯髄)の近くをドリルで削らなくていいので、神経を傷つけにくいことです。他にも歯周病に効果のある、『ペリソルブ』という商品の説明もありました。『ペリソルブ』は、歯周ポケットにこの薬液を入れて殺菌しつつ歯石を取り除く方法になります。虫歯治療にはドリルなどで機械的に取り除く方法、レーザーで光化学的に取り除く方法がありますが、このカリソルブは化学的に取り除く方法です。ただし最初はドリルで穴を開けるのと、実際の虫歯はスプーン状の器具で取り除き、詰めたあとの形を整えるためにまたドリルを使う必要があるため、ただ液をつけるだけで終わりというものではありません。しかし歯に対して、最小限の侵襲という意味ではとても良い治療法だと思いました。小児の治療やドリルをあまり使ってほしくない患者さんはぜひお声がけくださいね。
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日本歯科放射線学会の認定医
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。みなさん、歯に関する診断でいちばん重要なのは何だと思いますか?歯の診断は症状や状況をお聞きしたり(問診)、見た目をチェックしたり(視診)、風をかけたり(温度診)、触ったり叩いたり(触診、打診)しますがよくわからないことが多いです。それは歯という組織は、骨と同様に硬い組織のため、内部の状態がとても分かりにくいためです。そこで必要な診断が、レントゲン撮影(X線診)です。歯科ではレントゲン写真からの情報がとても重要で、診断能力の50%以上と言われています。つまりレントゲンの情報なしでは、誤診につながったり、暗闇で治療をしているようなものなのです。歯科医院では通常2種類のレントゲン写真を撮ります。全体の状況を把握する大きな「パノラマ写真」と、必要な部分のみ撮影する、小さいけれど鮮明な「デンタル写真」を何枚か撮ります。それぞれ目的が異なるため、通常はこの2種類の撮影をします。しかし、いくらレントゲン写真を撮影しても、歯科医師にレントゲン画像からの情報を読み取る力がなければあまり意味がありません。ごく僅かな違いを瞬時に読み取り、病状を把握して適切な診断を下し処置をする必要があります。ちなみに私は大学を卒業して歯科医師になったあと、母校である東京歯科大学の歯科放射線学講座に医局員として在籍しておりました。その時は主にCT撮影やその読影とレントゲン画像の診断を行っていました。そのため、レントゲン写真がいかに歯の治療に必要かということを他の先生よりもとても重要視しています。歯科のレントゲンに関する学会として日本歯科放射線学会があります。私はこの学会の「歯科エックス線優良医」の資格を有しておりました。今回この資格の上のレベルの「歯科放射線認定医」の試験が行われたので受験しました。そもそもこの認定医の試験を受けるための受験資格は、「歯科エックス線優良医」の資格を有し、1回以上更新(更新のための試験があります)していることが条件になります。認定医はさらに上のレベルなので、試験も難しくなっております。試験に落ちないように受験に備えて、しばらく前より勉強をしました。4月23日に御茶ノ水にある日本大学歯学部にて、試験が行われました。結果が分かるのが1ヶ月後ということで、その間合否がわからずもやもやしていましたが、先日合格通知が来ました。勉強の甲斐あって、認定医試験に合格できて良かったです。合格通知からさらに2週間ほどして認定証も届きました。認定証は各種修得していますが、新たに合格して増えるとやはり嬉しいものです。これからも患者様の治療に全力で取り組んでいきます!
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大阪で全国の院長先生とミーティング
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。先日の日曜日に新大阪駅前の会議室で行われたミーティングに行ってきました。私は医療系のセミナーや学会によく参加しておりますが、今回は歯科医院の院長として勉強や情報交換をするために参加しました。医院を運営していくには、スタッフの協力が不可欠です。私一人が頑張っていてもスタッフがいないことには仕事ができません。しかしいいスタッフは自動で増えるわけではありません。誰かが補充してくれるわけでもありません。適切な求人をいろいろな求人媒体や学校に出して、見学と面接をして選び、内定を出しそれからようやく採用になります。採用してからも医院の理念をしっかりと伝え、最高の技術と接遇を習得できるようにしっかりとサポートしていく必要があります。この日は大阪で開催されましたが、大阪に在住の先生がすべてアレンジしてくれました。全国の先生がわかりやすいように新大阪駅前の会場を借りたり、ミーティングのあとの懇親会の会場を押さえたり、とても頭が下がります。さすが大きく成長している先生は違うなーっと改めて感心しました。今回のテーマですが、いかに優れた勤務医の歯科医師を採用するかということを話し合いました。参加している先生方は、全国の大きな規模の歯科医院の院長先生たちばかりです。皆さんすごく勉強熱心です。私よりも年配の先生方がほとんどでしたが、志がすごく高くてとても多くの気づきと刺激を受けました。ミーティング中です。それぞれパソコンにプレゼンテーションの資料を持ち寄り、発表します。11時から午後4時までめいいっぱいかかりました。休憩は特にないので、お昼を食べている時間もありません。ちょうど私の番で発表しているところです。普段このような形で発表することなどなかなかないので、いい経験になりました。ただベテランの先生方の前で発表するのはとても緊張しました。話す前は内容が薄くてすぐに終わったら恥ずかしいと思いましたが他の先生からの質問がとても多くて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。ミーティングが終わって、最後にみんなで記念写真を取りました。このあと新大阪駅構内の和食屋さんで懇親会をしました。懇親会では軽くお酒が入って皆さんの本音が聞けてよかったです。意識の高い先生たちと話をすると私もとてもモチベーションが上がります。懇親会はとても楽しかったのですが、帰りの飛行機の時間になってしまったため残念ながら私だけひと足早くお先に失礼しました。この日は心地よい疲労感と充実感を感じた1日でした。また今度は別の地域でこのメンバーで行う予定なので、今からとても楽しみです!
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ワンタフトブラシの使い方
皆さんこんにちは! 段々と暑くなって来ましたね☀️ 皆さんはワンタフトブラシはご存知ですか? 歯ブラシでは磨きにくい細かい所や、1番奥の歯を磨くのに適している小さな歯ブラシです。 1番奥の歯を磨くとき、普通の歯ブラシでは頭の部分が大きすぎて奥まで届きにくいですよね?しかし、このワンタフトブラシは頭が小さいので、奥歯の部分を簡単に磨くことが出来ます⭐︎ また、歯並びが悪く重なり合っている部分があると、細かいところまで歯ブラシの毛先が届かず、磨き残しになってしまう方が多いですが、このワンタフトブラシなら、細かい部分の歯垢も掻き出すことが出来ます⭐︎(歯と歯の間の部分の汚れはデンタルフロスを使ってくださいね✨) 今の歯磨きをもうワンランク上げるために、ワンタフトブラシ、是非使ってみてください😄 白井
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テレビ番組の撮影協力
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 5月21日に、テレビ朝日の『くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』の撮影が当院で行われました。 この番組は、バラエティ番組です。しかし決してふざけた内容ではなく、歯の治療時に患者さんが疑問に思うことを再現ビデオで見せるという内容でした。 今回、私は医学的アドバイスだけだと思っていた所、制作スタッフに、 「先生役ででてください。ついでにインタビューもお願いします!」 と言われてしまいました。 私は正直カメラが苦手なのですが、なかなかない機会なので今回も協力させていただきました。 今回も大勢の撮影クルーが来ました。治療とは違った意味で緊張します。 内容は見てのお楽しみです。放映日程は6月上旬とのことでした。
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デンタルフロスの使い方
こんにちは! みなさんは日頃、デンタルフロスを使用されていますか? デンタルフロスは歯の間に挟まった食べカスを取るだけではなく、ハブラシのみでは取り除けない歯と歯の間の歯垢を除去する目的があります。 今回はまだ使っていない方のために簡単に使い方をお伝えします! まず、40cmくらい(手に持って肘のあたりまで伸ばす)の長さに切ります。 左右の中指に2、3回巻き付けて持ちます。 使う場所(上下前奥歯)によって、親指や人差し指で押さえて糸をピンと張り、歯の間に差し入れます。 歯間に挿入したら、歯の側面に沿わせながら歯垢をこすり取ります。 難しいな、という方には、持ち手つきのタイプもあります。 でも慣れてしまえば簡単ですし、コスト面では糸巻タイプの方が優れています。 糸巻きタイプは当院の受付でもご購入できます。 ぜひお試し下さい! 藤田
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米国レーザー歯学会で別の試験
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。今年も4月5日から9日までアメリカのレーザー歯学会 (Academy of Laser Dentistry :ALD) の年次大会に参加して、試験を受けに行きました。実は私、昨年の学会ですでに指導医クラスの試験をパスしております。昨年の学会参加の様子はこちら今回は何の試験だったかといいますと、別の波長の試験でした。歯科用レーザーは主に4つの波長が使われておりますが、それぞれ使い方や効果が異なります。指導医の試験では、それぞれの波長で試験があります。今回申し込んだClinical Simulationのテストは、レーザーに関する一般的な安全管理とこの波長にあった使い方とデモンストレーションを30分説明と実演して85点以上取らなくてはなりません。3年前にも受けたテストをまたやることになりましたが、波長が違うため半分以上は新しく勉強する必要がありました。今年の学会の開催場所はアリゾナ州のツーソンです。ツーソンの場所は、メキシコに近く、砂漠地帯です。なかなか観光で行くことはないと思いますので、貴重な体験です。ロサンゼルス空港で乗り換えて1時間30分でツーソンの空港につきました。夕方でしたが日が暮れる前に到着することができて良かったです。ホテルまでタクシーで行こうと思いましたが、1台もいません!旅行客はみんなUberなどの配車アプリで地元の人の車に次々と乗ってしまい、気がついたら空港出口にはほとんどいなくなってしましました。。。私のSIMカードでは電波が入らなかったためUberが使えませんでしたが、なんとかシャトルバスを見つけて、時間はかかりましたがホテルまで行くことができました。学会会場のあるホテルはツーソンの郊外にあり、外は巨大なサボテンに覆われています。特に山の頂上まですべてサボテンが生えている様子は圧巻でした!ちなみにこれらのサボテンは小さく見えますが、1本の長さが大体7~8メートルぐらいありものすごく大きいです。次の日から学会が始まりました。私のネームタグに注目です。ADVANCED PROFICIENCY つまり上級資格です。私は昨年すべての試験をパスしたので、今年からこの肩書をつけることができます。今までこれをつけている先生が眩しくて、このタグを付けたい一心で頑張っていました。アメリカの先生もこれをみて、「ただ遊びに来ている日本人ではないのかー」と思ってくれます。ちなみに試験官や発表者だとさらに肩書が増えていきます。幾つかの講演を聞きましたが、試験が2日目なので落ち着きません。時差に関しては調整のコツを覚えたのか、コーヒーをがぶ飲みしなくてもあまり眠くなりませんでした。夜になると軽く食事を済ませたあとは、いつもどおり勉強です。今年は自分の勉強をしつつ他の先生のサポートもしていました。英語で説明する試験なので、何度も何度も繰り返して時間内にできるようにしなければなりません。試験は朝6時30分からです。6時には試験会場につくようにするので5時に起きました。参加4年目ともなると何も驚きません。試験前に最後のチェックをしています。今回も無事合格することができました。日本人メンバーで集合写真。私の隣の若い先生は学会から招待されてきていた大学の先生です。研究の発表を行い、賞をとっていました。すごいです!今回私の試験官だったBeatrijs Deruyter先生です。この先生は今年の学会で最高賞のLeon Goldman賞を受賞されました。今回もいろいろなことがありましたが、とても充実した学会参加でした。来年の学会は昨年と同じフロリダのオーランドで開催されます。ただ、この5年間ほぼ毎年参加していたのと、試験は今年で一区切りついたので来年はパスしようと思っていました。しかし指導医の永井先生に、「来年も必ず参加するように。25周年大会で日本からの参加者を多く募るので、認定医試験の試験官をしてもらいます。」と言われてしまいました。つまり教わる立場から教える立場になるということです。指導医として恥ずかしくないようにさらに勉強して、また来年の学会に臨もうと思います!
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大阪で歯科放射線のセミナー
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。先日、大阪歯科大学で 『日本歯科放射線学会』 のアドバンス・セミナーがありましたので行ってきました。私の専門は、歯科用インプラントと歯科用レーザーですが、実は レントゲンなどの放射線に関する専門家 でもあります。実は歯科大学を卒業した後に、母校の東京歯科大学の 『歯科放射線学講座』 に在籍していたことがあります。その時は口腔外科医と連携して、主に癌などの腫瘍の画像診断や研究と病院内での診察や、歯科大生の授業や試験の監督などを朝から夜遅くまで仕事をしていました。朝は口腔外科医と研修で、昼間は学生の講義、夕方から夜にかけて自分の研究です。当時は月曜日から土曜日までびっちり仕事が入っていましたので、毎日がとてもハードでした。今回のセミナーは大阪で朝8時から開催されますが、調べたところ始発の新幹線も飛行機もセミナー会場に時間までに到着することができません。そこで今回、1月にできたばかりの個室の夜行バスで前日の夜から行くことにしました。大阪に到着する時間も早朝の7時前なのでちょうどいいです。池袋のバスターミナルから出発です。ちなみに料金は新幹線とほぼ同じでした。車内の様子です。みたことのない景色です。とてもバスの中とは思えません。できたばかりなのでとてもきれいで、気持ちがいいです。乗客はたったの11人だけです。みんな車内の写真を撮っていました。(*''ω''*)中の前後の仕切りはカーテンではなく完全に壁で個室になっています。なんだかすぐに寝て早朝には降りてしまうのがもったいないです。バスを降りてから地下鉄に乗って20分で天満橋駅にある大阪歯科大学に着きました。私、大阪の地理はさっぱりです。到着するまでグーグル・マップとにらめっこでした。(^_^;)大学病院の裏に校舎があり、そこでセミナーが行われました。歯科放射線学会の会長の挨拶もそこそこに、8時20分から早速講義です。全国の歯科大学の教授の講義が夕方まで40分ごとに全部で12コマあります。時間が40分ごとで限られているためか先生がみんな猛スピードで講義をするので、眠くなる暇がありません!このセミナーはアドバンスクラスだったのでベテランの先生が多かったです。しかしみんな終わったあとはぐったりです。もちろんわたしもさすがに疲れました。。。家に帰ったのは夜9時でしたが、とても有意義な1日でした。
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8020運動
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 今回は、『8020運動』についてです。 8020運動はずいぶん前からあるので、聞いたことのある方もいるのではないでしょうか? 8020運動で、一生自分の歯で生活できるようにしましょう。 1 『8020運動』とは? 『8020運動』(ハチマル・ニイマル・ウンドウ)とは、「80歳になっても自分の歯を20本以上残そう」という、厚生労働省や日本歯科医師会により推進されている運動です。 日本歯科医師会のホームページ 厚生労働省のホームページ ヒトの歯は全部で永久歯で32本あります。 そのうち4本は親知らずですから、残りの28本のうち20本あれば健康に過ごすことができるとの見解から推奨されています。 単純に本数だけではありませんが、20本あれば大抵のものを噛み砕いて食べ物を美味しく食べることができるとのことです。 これからの時代、人生100年と言われていますので、80歳で自分の歯を20本維持することはとても重要なことです。 2 80歳で20本以上歯を残すにはどうすればいい? 80歳で20本の歯を残すためには、まだ若いうちから取り組まなければなりません。 「まだ80歳まで何十年あるから大丈夫」 と思っていても、気づいたときには歯がみんなグラグラで重度の歯周病になってからではおそすぎます。 またタバコを吸う人は、吸わない人と比べて歯の残存率が極端に悪くなります。 タバコに含まれているニコチンが血管を収縮させ、栄養が歯肉まで届きにくくなって免疫力が低下します。 その結果、病原菌が出す毒素に対して対抗することができなくなるため、歯がだめになっていきます。 タバコを吸う人で将来自分の歯を少しでも残そうと思うなら、今すぐタバコから卒煙しましょう! さらに、普段どんなに頑張って歯を磨いていても、すべてをきれいにすることはできません。 歯に残った歯垢が固くなって取れなくなる歯石になるのが3ヶ月と言われていますので、3ヶ月毎の定期検診と歯石の除去を行いましょう。 歯がなくなる一番の原因は歯周病ですが、次に多い原因は虫歯です。 虫歯ですごく痛くなっても、我慢しているうちに痛くなくなることがあります。 これは決して虫歯が治ったわけではなく、痛みを感じていた歯の神経が虫歯菌にやられて腐ってしまったため痛みを感じなくなっただけです。 そのうち歯が使えなくなり抜歯となってしまいますので、痛くなったら速やかに歯科医院で虫歯の治療をしましょう。 『8020運動』で80歳になっても20本以上の歯を残すためには、以下のことをしましょう。 ① 虫歯・歯周病を治す ② 毎日正しくブラッシングとスロス、歯間ブラシ、マウスウォッシュを行う ③ タバコを止める ④ 歯ぎしりや食いしばりは歯を壊すので、歯科医院でマウスピースを作る ⑤ 3~6ヶ月に一度は歯科医院で検診と歯石取りをする いつまでも自分の歯で、なんでも噛めるように頑張りましょう!