お知らせ
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歯にまつわることわざ
歯にまつわることわざです!皆さんどれくらい知ってますか?初級〔その1〕 歯に衣(きぬ)着せずその場の雰囲気や相手の気持ちや感情にこだわらず、思ったことをずけずけということ〔その2〕 歯が立たない元は硬くて噛むことができないこと。そこから転じて、相手が強くて対抗することができないこと〔その3〕 奥歯に物のはさまった思たことをはっきりと言わないで、どこかに隠したい気持ちがあって曖昧さが感じられる状態〔その4〕 歯切れが悪いものの言い方がはっきりしていない状態〔その5〕 歯がゆい物事が自分の思うようにならず、もどかしい気持ち〔その6〕 歯が浮くような軽薄な行いを見て、不快になること〔その7〕 歯ぎしりをする歯を強くかみ合わせて音をたてること。そこから、くやしい様子の意〔その8〕 目には目を、歯には歯を相手にやられたら、同じように仕返しをすること。古代バビロニアのハンムラビ法典にある言葉〔その9〕 歯の抜けたよう不揃いな様子中級〔その10〕 歯牙にもかけない問題にせずに気にしない、無視すること〔その11〕 明眸皓歯(めいぼうこうし)瞳が澄んで、歯が白いこと。美人のたとえ〔その12〕 白い歯を見せる笑顔を見せて、心を許すこと〔その13〕 歯の根も合わない寒さや恐れのために、ふるえおののくこと〔その14〕 豆腐で歯を痛める豆腐は柔らかいので歯を痛めることはない。あるはずのないこと〔その15〕 獅子の歯がみものすごく怒り狂う状態〔その16〕 歯と歯をつかえる深く契ること〔その17〕 歯無しに食残しがない歯が悪い人は食意地が張っている〔その18〕 歯を出すしかること上級〔その19〕 歯亡び舌存す剛強なものはかえって早く滅び、柔軟なものは後まで生き残ること〔その20〕 春の雪と歯抜の狼はこわくない春の雪はたいしたことがない〔その21〕 ごまめの歯ぎしり力のおよばぬ者が憤慨すること〔その22〕 歯を没す命を終えること。死ぬの意〔その23〕 奥歯に剣敬意をいだきながら表面に出さないこと〔その24〕 歯牙春色(しがしゅんしょく)ほがらかに大笑いすること超難関〔その25〕 親の奥歯で噛む子は他人が前歯で噛む親がかわいがりすぎて必要な時にしからない子は、他人からひどくしかられる〔その26〕 親の脛噛じる子の歯の白さ親のおかげで生活できる子にかぎって、身なりを小ぎれいに飾り、遊び暮らす例が多い〔その27〕 柿は歯の毒腹薬柿を食べるとそのシブで歯は汚れるが、腹には薬であること〔その28〕 切歯扼腕(せっしやくわん)歯をくいしばってくやしがること〔その29〕 象は歯ありてもってその身を焼かる象は象牙があるために殺される。持っている宝が身を滅ぼす〔その30〕 唇歯輔車(しんしほしゃ)「輔」はほお骨、「車」は歯ぐき。相互の利害が密接で、一方が亡びれば他方も立ちゆかないような関係のたとえ面白いですね!こんなにたくさん、歯にまつわることわざがあるみたいです。皆さんはいくつご存知でしたか?私は3、4つくらいでした(´・ω・`)笑 みんなが知らないことわざを知っておくと、なんだか得した気持ちになりますね!是非ご家族や、友人にちょっとしたネタとして話してみてください^^DH 渋谷 葵
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妊娠中に虫歯になるのはなぜか。
「妊娠すると赤ちゃんにカルシウムを取られるから虫歯になる?」という話を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、これは、いわゆる都市伝説のようです。一見科学的に聞こえ、ありそうな話ですが、一度作られたカルシウムや、その他の成分が、母親の歯から溶け出ていくことはありません。つわりの影響で歯磨きがおろそかになったり、嗜好が変化することでむし歯が急に悪化することはあるようです。そのことがこの都市伝説を生むきっかけになったみたいです。また、妊娠中はホルモンバランスの変化などにより、『妊娠性歯肉炎』という歯茎の炎症や、『妊娠性エプーリス』という歯茎のできものができることがあります。ただ、赤ちゃんの骨はもちろん、歯の芽とも言うべきものが作られる時期なので、妊娠中もバランスのとれた食事を心がけ、良質なタンパク質やカルシウムを十分とらなければいけません。食べたカルシウムは、胎盤経由で赤ちゃんに届けられます。妊娠中は、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。では妊娠中は、どのような影響を受けるのでしょうか?①女性ホルモンによる影響妊娠中は血液中の女性ホルモン(エストロゲンとブロゲステロン)が増加します。特にエストロゲンという女性ホルモンは、ある特定の歯周病菌の増殖を促進し、歯肉を作る細胞を標的にすると言われています。また、プロゲステロンは炎症の素であるプロスタグランジンを刺激することにより、妊娠性歯肉炎が起きやすくなるのです。②つわりによる影響妊娠初期はつわりが起こります。つわりがひどい時は、歯磨き粉のにおいに拒否反応が出ます。また、口に歯ブラシを入れることさえ嫌悪感を感じる人もいると思います。その場合、十分な口腔ケアが出来ていないため、行内の歯周病菌が増殖し、歯周病にかかりやすくなります。また、唾液の分泌が減り、口内が酸性に傾くことで、虫歯もできやすくなります。③食事や間食の回数が増え、不規則になる妊娠によって、嗜好の変化がおこり歯に良くない食べ物ばかり好んで食べるようになったり、食べつわりの影響で長時間にわたって少しづつしか食べ物を食べれなくなったりと変化します。そのことが原因で、歯周病や虫歯が進行する危険性が高くなってしまいます。 歯磨きのポイント!!●体調の良い時間に磨く歯磨きは食後・就寝前が効果的です。つわりでつらい時期は手早く磨きましょう。歯磨き粉が無理?ってあった場合は塩で磨くとすっきりしますよ。●小さめの歯ブラシで磨く大きな歯ブラシで奥歯を磨くと、喉の奥を刺激し、吐き気をもよおします。小さめの歯ブラシで小刻みに動かして磨くと良いですよ。●においのきつい歯磨き粉は使わない。●キシリトールガムは虫歯予防効果が高まります。キシリトールには、歯に汚れをつきにくくする効果があります。いかがでしたでしょうか?少しでも参考になれば良いです^^DH 冨永 葵
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口臭にはどんな種類があるの?
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。皆さんは自分の口臭が気になるほうですか?また人の口臭で不快な気分になったことはありますでしょうか?できれば避けたい口臭。一口に口臭といっても様々なにおいと原因があります。今回は口臭の種類について説明していきます。1 食べ物、飲み物、嗜好品による口臭普段、食事をするだけで口臭は常に発生しています。食べ物には『いいにおい』と『不快なにおい』がありますが、柑橘類などは万人受けするにおいのため、口臭とは言えないでしょう。食品の中でもニンニク、ニラなどは強いにおいが発生します。またタバコ臭、アルコール臭も生理的に受け付けないにおいの一つです。コーヒーのにおいも人によっては不快な口臭となります。納豆などの発酵食品も普段食べなれない人にとっては不快な口臭でしょう。2 病気による口臭虫歯や歯周病になると強い口臭が発生します。虫歯の場合は、穴が開いたところに食べかすが詰まり、その食べ物が月日とともに腐っていくため発酵臭が出ます。さらに虫歯の原因菌自体が毒素とともに強烈な臭気を発生させます。歯周病の場合も歯ぐきが膿んで、膿とともに臭気が出ます。歯周病の原因菌も虫歯菌と同じように毒素とともに悪臭を放ちます。病気による口臭は口の中以外にもあります。蓄膿症になると頬の骨の中の空洞に膿が充満し、そのにおいが発生します。風邪をひいたりすると、のどの奥に玉状の腫れができて、そこからも強烈な悪臭が発生します。胃腸炎、胃潰瘍になるとやはり口臭が発生します。3 生理的に発生する口臭口の中には誰でも常にさまざまな細菌が存在します。通常は特に問題ないレベルでも唾液が少なくなった時に臭気が多くなります。起床時、空腹時、緊張時、副作用で唾液の分泌量を抑えてしまう薬の服用時などで注意が必要です。鼻炎薬などの市販の風邪薬は鼻水が出るのを抑えるだけでなく、唾液の分泌も少なくしてしまいます。そのようなときは口臭が強くなりやすいです。4 精神的に感じる口臭特に問題になる口臭はないが、口臭が気になってしまう場合口臭は誰にでもありゼロにはできません。しかし感じ取れるにおいではないにも関わらず精神的に臭うと感じたり、ほんの僅かなにおいでもとても気になったりする人がいます。このような場合、ストレスなどで一時的なことであれば、そのうち気にならなくなるでしょう。ただ、何年も歯垢・歯石も取って胃腸の病気もなく誰にも口臭を指摘されないにもかかわらず、自分だけがすごく気になる場合は心療内科を受診したほうが問題が解決されるかもしれません。以上のように、口臭の元は主に飲食物と細菌によるものになります。飲食物による口臭は一時的なものですが、虫歯で穴がありたり歯周病で歯周ポケットが深いとそこにいつまでも残ってしまいます。また細菌による口臭はとても強い悪臭のため、病気(虫歯・歯周病・風邪・胃腸など)を速やかに治療しましょう。それと意外に忘れがちなのが、舌の表面の細菌から発生する臭気です。舌の表面の白いものはただの汚れではなく、舌苔と呼ばれる細菌のコロニーです。これをしっかりと落とすことで口臭が改善するかもしれません。ただし舌を磨くときは歯ブラシだと舌の表面にある味を感じ取れる味蕾という部分を傷つけてしまうため、薬局で販売している舌磨きを使用するほうが安全です。
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歯磨きに関する豆知識
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。お口の健康を守る最も基本的なことは、なんといっても『歯磨き』です。今回は、現代生活に欠かせない『歯磨き』に関する常識や、今まで誤解されていたことなどを説明いたします。口の中のトラブルで最も多いのは、『虫歯』と『歯周病』です。この『虫歯』と『歯周病』を防ぐには、毎日の歯磨きが欠かせません。砂糖や炭水化物の多い現代人の食生活では、歯を磨かかないとあっという間に虫歯になってしまいます。中には、「私は歯磨きをしなくても虫歯になったことがない」という人がいるかもしれません。しかしそのような人はたいてい50歳を過ぎたあたりから、急速に重度の歯周病になっていく場合が多いです。虫歯になりにくい人は歯自体が硬くて虫歯になりにくくても、歯を磨かないことで歯垢歯石が沈着していきます。そして徐々に歯を支えている歯ぐきや骨が溶けていき、最後は歯が抜けてしまうのです。歯が抜けた後は入れ歯になってしまいますので、生活の質が大幅に低下します。1 歯磨きの目的についてところで、なぜ歯を磨かないといけないのでしょうか?つい数十年前まで、毎日定期的に歯を磨く習慣はありませんでした。もちろん生物で習慣的に歯を磨くのは人間だけです。私たちが歯を磨く理由の一つは、口の中をきれいにするためです。社会生活を営む上で食べかすだらけだったりひどい口臭があれば、相手に不快な思いをさせてしまいます。歯を磨く第二の理由は、食べかすや歯垢を取り除き虫歯や歯周病を予防することです。ちなみに歯垢とは食べかすではなく細菌の塊まりです。この歯垢がカルシウムと結合して、3か月ぐらいすると歯ブラシでは取れない歯石となり、歯周病が進んでしまうのです。歯周病が進むと全身の病気、心筋梗塞、脳梗塞、高血圧、糖尿病などに大きくかかわることが分かっています。そのほかにも歯ブラシは、『着色を取る』、『いい香りの息にする』、『歯や歯ぐきを強化する』、『歯を白くする』など様々な目的があります。2 歯磨きはいつすればいい?今までは「1日3回、食べたら3分以内に3分以上」歯を磨くというのが常識でした。しかしこの常識はすでに古く、間違ったものでした!現在、歯磨きは様々なデータから以下のようにするのがいいとされています。・食べたら最低30分たってからから磨く・夜寝る前と朝食べる前に磨く・1日に何度も、また長時間磨くと歯や歯ぐきを傷つけてしまうので悪影響食後すぐではなく、30分以上たってから磨くというのはびっくりですよね!しかしこれには正しい理由があります。食後の口の中は酸性になっていることが多いです。そのような状況で歯を磨くと、酸で歯を溶かしてしまうのです!そこで食べ終わてから30分ぐらいしてから磨くと、口の中は中性に戻っているので安全に歯垢を取り除くことができるのです。就寝前と朝食前に歯を磨く理由ですが、寝ているときは唾液の分泌量が低下します。そして口が開いた状態になることが多く、そうすると口の中が乾燥してしまいます。そうすると、唾液による口の中の自浄効果がなくなり大量の細菌が発生するのです。それを防止したり取り除くために、就寝前と起床後すぐに磨くほうがいいのです。また、寝ているときに大量発生した細菌(歯垢)は、朝食時に食べ物と一緒に飲み込まれさまざまな病気の原因になることが分かっています。3 歯磨きは何回すればいい?歯磨きはできれば、起床後、就寝前、食後30分後がいいのですがなかなか難しいと思います。ただ、歯磨きのポイントは回数ではありません。どんなに回数を増やしても、歯ブラシを歯に正しく当てて歯垢を取り除けてないとそこから虫歯や歯周病が発生してしまうからです。そのためには一度定期検診で、お口の衛生管理のプロである歯科衛生士によるブラッシング指導を受けてみましょう。また、歯ブラシだけでは、どうしても届かない場所があるので、定期検診ではそのような場所も専用の器具でしっかりきれいにしていきます。歯垢が歯ブラシでは取れない硬い歯石になってしまう、3ヶ月ごとの定期検診をお勧めします。正しい歯磨きと定期検診で、お口の健康を維持していきましょう!
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動物の歯について
みなさん、動物と人間の歯では、全く違うことをご存知でしたか? ちょっとした歯の豆知識をご紹介します! 1 『サメの歯』 『サメの歯』は獲物をとるときにこぼれ落ちても、すぐに次々と生えてきます。 なぜなら、現在使っている歯のうしろに6列から10列もの予備の歯がひかえていて、歯が抜け落ちると、その予備の歯がベルトコンベアー式に前に出てきて埋めてくれるからです。 ホシザメの歯は抜けてから10日で1列すべて生えかわるとか。 トラザメなどは10年間で2万4千本の歯が生えかわったということです。 このような歯の構造があるから、一度捉えた獲物はぜったいに逃さないのでしょう。 びっくりですよね! 2 『象の歯』 『象の歯』は大きな臼歯が上下左右に1本ずつの計4本。 ひと回りもふた回りも大きな大人の靴底のような形をしており、かみ合う面はギザギザ模様になっています。 60~70年の生涯のうち、この臼歯は6回も生えかわるのですが、そのプロセスは大変面白いものです! 私たち人間の歯は下から顔を出してきて垂直に生えかわりますが、象の臼歯は水平交換といって、奥にある臼歯が脱落するという交代方法をとるので、歯がない期間は全くないのです。 あれだけ大きな体なのに歯が4本しかないなんて意外ですね。 でも一本の歯の大きさが靴と同じ大きさなんて、さすが巨大な象だとおもいました。 3 『馬の歯』 ちなみに、自分の干支である馬はどうかなと一番興味が湧いたのですが。笑 『馬の歯』は明け6歳になるまでに、すべて乳歯から永久歯に生えかわり、その後はどんどんすり減っていきます。 カイバを食べる時には、上下の歯をすり合わせて咀嚼するので減り方が激しく、1年間に平均2ミリずつすり減っていきます。 そのため、馬は歯を見れば馬齢がわかるといわれます。面白いですよね!! 4 『ブタの歯』 ブタの内臓器官は私たち人間のものと良く似ていますが、歯の数は人間よりも多く、しかも噛む力も強力です。 門歯の数は上下左右で12本、そのうしろにキバがあり、硬くて大きいものはこのキバで砕きます。 小臼歯は16本、大臼歯は12本、合計44本の歯を持っています。 生まれて間もなくかわいらしい歯が生え始めますが、これはブタの乳歯で、ほぼ2年後には永久歯となって生え揃うそうです。 このように、動物によって、歯の数、形、生え方もこんなにも違ったんですね!! 他の動物も興味があれば、調べてみてもいいかもしれないですね! 新しい発見があって面白いと思います^^ DH 渋谷 葵
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Instagramはじめました
Instagramをはじめました。 医院の治療や器具についてアップしています。 また医院からのお知らせや最新情報も順次アップしていきます。 ここをクリック 皆さん、ぜひフォローしてください!
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歯の着色
こんにちは(^_^)だんだんと涼しくなり、紅葉の時期ですね。今回は、『歯の着色』についてお話します!歯の着色は、歯のくすみ・黄ばみの原因になり、口元の印象に大きく左右します。歯の着色の原因は生活の中に隠れていて、日常的に摂取している飲食物が原因になっている場合もあるんです。歯は放っておくと茶色や黄色に着色し、見た目が悪くなります。歯の着色のどんな物があるのでしょうか?歯が着色する主な原因として、『飲み物による着色 』、 『タバコによる着色』、 『歯の歯垢や歯石による汚れ』、 『虫歯による汚れ』、 『加齢による着色』 などがあります。1 『飲み物による着色 』お茶・コーヒー・ワインなどの飲み物を飲むと、その成分が歯に付着し着色してしまう事があります。特にコーヒーは着色の原因となるポリフェノールが多量に含まれているため、着色しやすいのです。また、カレーなど濃い食べ物を食べてもその成分が歯に付着し色が付く原因となる事があります。カレー、チョコレートなどは、服に付いたときの落としにくさから、着色の影響力がわかるのではないでしょうか。醤油、ソース、ケチャップなどの調味料、色の濃いベリー類などもそうなんです。一般にタンニン、ポリフェノール、ターメリック等を多く含むものが、歯の着色を起こしやすいと言われているそうです。食品だけで着色しやすい物の他に、同時に摂ると歯の着色を促してしまうものがあります。炭酸飲料やアルコール、柑橘系の飲食物やお酢、梅干しなど酸度の高い食材は、歯のエナメル質を溶かしてしまいます。そこに、着色しやすい食品を摂ると、荒れた歯の表面に色素が残りやすなってしまうんです。着色を促す食品としては他にも、エナメル質を荒らすシュウ酸を含むホウレンソウ、酸の強いスポーツドリンク類もあげられるそうです。色の濃い食品は、これらの食品との食べ合わせについても常に意識しておきたいですね!2 『タバコによる着色』着色の原因で最も多いのは、『タバコ』です。タバコを吸うと、タバコに含まれるニコチンやタールが蓄積され、歯の着色につながります。タバコのタールはとても頑固に歯面に付き黒ずんでいるため、とても不健康な印象を与えます。3 『歯の歯垢や歯石による汚れ』歯に歯垢や歯石などが付着し、それが汚れとなり歯を着色させてしまう事もあります。歯の汚れによる着色は、いずれ虫歯の原因ともなるため注意が必要ですね。4 『加齢による着色』加齢による着色は、年齢を重ね歯の組織が老化したことにより、自然と歯が変色していきます。5 『遺伝性による着色』ごくまれですが、『遺伝性による着色』というのもあり、遺伝が原因で歯が自然と着色されてしまう事もあるそうです。遺伝によって着色する人の割合は、15000人に1人程度と言われているそうですよ。食事の後の毎日の歯磨きや、マウスウォッシュの使用が大切ですね!しかし、それだけでは着色は落としきれないので、定期的に『歯科医院でのクリーニングやホワイトニング』をお勧めします。当院では、従来のものとは違い、短時間で安く使っていただける最新のホワイトニングを扱っていますので、気になる方は是非お声掛けください!!歯科アシスタント 松本
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歯周病のケアについて
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。成人の80%がかかっていると言われている『歯周病』今回はこの『歯周病のケア』について説明いたします。1 歯周病とは?歯周病とは歯の周りの歯肉と、歯を支えている顎の骨に炎症が起き腫れたり骨が溶けて歯がぐらぐらして最終的に歯が抜けてしまう病気です。この病気、歯周病の怖いところは重症になるまで痛みや自覚症状がないことです。そのため気づいた時にはすでに重症化してることが多く、治療にとても多くの時間がかかったり進行を止めることが難しい場合があります。また歯周病とはただ単に歯に歯垢や歯石がついたり、歯茎が腫れている状態を指すだけではありません。歯周病になると細菌が歯ぐきの傷口から侵入して心臓に到達して、結果的に心筋梗塞や脳卒中、糖尿病のリスクを高めて全身の病気を引き起こします。さらに最近では早産のリスクも高めることが分かっています。もちろん歯周病で歯がなくなったりグラグラしてものが噛めなくなると、生活の質が低下します。精神的にも活力が損なわれ意欲が低下します。このように歯周病とはただ単に歯石がついて歯茎が腫れるだけでなく、寿命を縮め、生活の質(QOL)を低下させる病気なのです。そのため歯周病の治療はしてもしなくてもいいというものではなく、必ず治療をする必要がある病気なのです。今ではこの歯周病が関与している病気の治療費も莫大な額になるため、国も歯周病の治療と予防に力を入れているのです。2 歯周病の状態について一概に歯周病とは言っても軽度のものから重度のものまで大きく分けて4段階あります。 ① 歯垢(柔らかい細菌の塊)がついて歯ぐきが腫れたり出血がある状態。歯を支えている骨(歯槽骨)は溶けていない。 ② 歯垢が唾液のカルシウムと結合して歯ブラシで取り除くことができない歯石となり、歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)が深くなっている状態。 ③ 歯肉が腫れあがり口臭や出血や痛みが出てくる。歯を支える骨が破壊されてきて物が詰まったり歯がぐらぐらしてくる。 ④ 歯を支えている骨がほとんどなくなり歯が抜けそうで痛くて噛めない。出血や急激な歯肉の腫れが起きたり自然に歯が抜けてしまう。3 歯周病のケアはどうすればいい?一番大事なことはお口の中の細菌の数を減らすことです。そのためには毎日の正しいブラッシングが基本になります。「歯ブラシなら毎日してるけど歯周病になるんだけど」という人は、ブラッシングの方法が間違っている可能性があります。ブラッシングは、以下のことを気を付けてください ①食後30分以上たってから行う。(かつては食後すぐの歯ブラシがいいとされていましたが、口の中が酸性の状態だと逆に歯ブラシで傷つけてしまい、余計に虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます) ②力はあまり入れず小刻みに歯と歯茎の間をマッサージするように、また歯の裏側も奥までしっかり磨いてください。 ③寝ているときは唾液が少なくなるため、歯周病の菌が繁殖します。そのため寝る前や起きて食事をする前に磨くと効果が高くなります。また歯ブラシ以外に、歯間ブラシ・糸ようじ・洗口剤を併用すると効果的です。特に洗口剤(マウスウォッシュ)は歯ブラシの届かない隙間までしみ込んで殺菌するためお勧めです。4 歯周病の予防に大事なことは?現代人の食生活と生活リズムでは、家庭でのケアだけではなかなか歯周病を予防することは難しいです。そのため歯科医院で専門の資格を持った歯科衛生士による『プロのケア』が必要です。口の中を自分で見ることは難しいですが、プロが歯の後ろ側までしっかり確認して確実に歯石を取り除きます。(重度の歯周病になってしまった場合は、抜歯になってしまうことがあります。)『歯垢』が歯ブラシで取り除くことができない『歯石』に変わるのが3か月ほどなので、3か月ごとの定期検診と歯石の除去でをお勧めします。
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タバコについて。
みなさんこんにちは。 今年の夏は猛暑でしたが、やっと気温も落ち着いて過ごしやすい時期になりましたね! 秋は美味しいものを食べたり、出掛けるにもいい季節ですよね(^^) 今日はタバコと歯周病の関係について書きたいと思います。 タバコは体にとって悪いものだという認識はみなさん持っていると思います。 実際、タバコの煙には約4000もの化学物質が含まれており、200〜300種類が発癌物質や有害物質で出来ています。 タバコを普段吸っている人は、歯周病にかかりやすくなったり治療して一生懸命ケアをしたとしても、悪くなったり治りにくくなってしまうのです。 なぜなら、普段タバコを吸う人は歯茎からの出血が少なく腫れにくいため、歯周病になってしまっても自分自身で気付かない人がとても多いのです。 そしてタバコの煙に含まれるニコチンは、神経を縮ませてしまう作用があります。 同じように、タバコの煙に含まれている一酸化炭素は酸素を届けるのを妨げてしまうような作用があります。 なので、常に酸素と栄養が行き届いてないような状態が続きます。 このような状況だと、歯周病の菌と戦う力が弱まってしまうので、いくら治そうとして治療を頑張ってもタバコが原因でなかなか歯周病が治らないのです。 またタバコを吸うと口臭がきつくなったり、歯にはヤニがついて黄ばんできたり、歯茎まで黒っぽくなってしまいます。 ヤニとして歯の表面につくと、そこがザラザラとして残ってしまうのでそこに新たに歯周病や虫歯の元になる菌が付きやすくなってしまうのです。 このようにタバコと歯周病の関係は大いにあることが分かります。 さらに、お母さんがタバコを吸っている場合、子どもにはどのような影響があるのでしょうか。 先天性の口蓋裂や口唇裂は、タバコが原因で起こることが多いことがわかっています。 さらに親のタバコの煙をこどもが吸ってしまうことが原因で、こどもの虫歯が増えてしまうこともわかっているのです。 また、タバコの煙によって歯茎が黒くなってしまったり、周りの人にも悪い影響を与えてしまいます。 タバコは歯周病や子どもに影響があるということ以外にも、インプラントを入れた場合予後がとても悪くなってしまって、最悪の場合脱落してしまったり。 口の中にできる、口腔ガンの原因にもなることがあります。 しかし、喫煙習慣がある人が禁煙をすることはなかなか難しいことだと思います。 歯や全身に悪影響を及ぼすタバコ。 もしやめたいと思っていても、なかなか辞められないという方は、禁煙外来やニコチンパッチなどを使ってこの機会に禁煙に取り組んでみてはいかがでしょうか。 歯科衛生士 井田
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噛み合わせについて
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 今回は、『噛み合わせ』についてです。 皆さんはなんでもしっかりと食べ物を噛むことができますでしょうか? 最近、歯の噛み合わせに関するお問い合わせがとても多くなっています。 歯は一つ一つでは機能しません。 上と下の歯がしっかりと噛むことができて初めて物をかみ砕くことができるのです。 この噛み合わせに関する症状にはどのようなものがあるのでしょうか? 1 噛み合わせが原因で起きる症状は? 噛み合わせが原因でお口の周りだけでなく、全身に影響が生じます。 噛み合わせはそれぞれの歯だけでなく、顎の骨と顎を支える筋肉や神経とあごの関節がすべて調和を保って初めて機能するのです。 そのためこの調和が崩れて最初に起こるのは顎の症状です。 顎がだるい、音がする、口を開けたりものを噛んだりすると痛む、口が開きにくいなど。 この顎の症状を『顎関節症』といい、とても多くの人がかかっています。 顎関節以外に、もちろん歯にも障害が発生します。 特定の歯の摩耗・破折、被せものの脱離・破折、物がしっかりと噛めないなど 口の中の軟組織の症状としては、頬の内側を噛む、舌を噛む、しゃべりにくい、音が漏れるなど 噛み合わせと関連して歯並びが悪いと見た目がコンプレックスになったり口臭が発生します。 それ以外に全身の症状として、 頭痛・肩こり・手足のしびれ・腰痛などの全身への影響 力が入らない・気分がすぐれない・疲れやすいなどの肉体的・精神的影響などなど多くの不調と関連があります。 内科や眼科、整形外科に行っても症状が改善しない場合、噛み合わせが原因かもしれません。 2 噛み合わせが悪くなる原因は? 噛み合わせが元々悪い場合、遺伝の影響もあります。両親どちらかのかみ合わせが悪いとその影響を受けてしまいます。 例えば顎が出ている人の場合、骨格的に下の歯が上の歯よりも前に出てしまいます。 これは本人の努力ではどうにもならないので、大学病院の口腔外科で骨を切って顎を引っ込める手術をすることになります。 このように遺伝の影響もありますがしかし、多くは外的因子の影響が大きいです。 噛み合わせが悪い人はこのようなことをしていませんか? ・普段よくほおずえをよくついている ・爪やペンなどを噛む癖がある ・虫歯や歯周病で歯が溶けたり抜けてもそのままにしている ・食事は柔らかいものを好んで、あまり硬いものは食べない ・詰め物やかぶせ物、入れ歯がずれていてもそのまま使っている ・寝るときにいつも同じほうばかり向いている ・顎を強くぶつけた 噛み合わせが良くなくて、もし思い当たる項目があればそれが原因になっている可能性があります。 最近では前歯がまったく噛んでおらず、奥歯の数本だけで当たってしまい前歯は隙間が空いている人がいます。 遺伝的な要素もありますが、小さい頃の指しゃぶりが原因で上あごが大きくくぼんで上の前歯が出てしまうことで隙間がある場合があります。 この場合は矯正治療または大学病院の口腔外科で手術になります。 3 噛み合わせを直すにはどうすればいいの? 自分で、「噛み合わせがおかしいな」とか「最近体調がすぐれずどこの病院に行っても分からないので困っている」と感じたら、まずは歯科医院で調べてもらいましょう。 歯科医院で治せるものは速やかに治し、精査が必要と判断した場合は専門の科に送ることができます。 自分で迷っていないで、お気軽に相談してくださいね。