お知らせ
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次回の口腔外科外来は11月9日(土)です
毎月、大学病院の専門医による 『口腔外科外来』 を行なっております。 親知らずや口の中のでき物や違和感、あごの痛みや引っかかり(顎関節症)等でお悩みの方はご相談ください。 次回は11月9日(土)です。 ※口腔外科外来受診前に各種検査とご説明のため、事前に1度ご来院していただく必要があります。 (初診として口腔外科外来の予約は不可です。また、初診時に口腔外科外来の受診が必要かどうか判断いたします) ※口腔外科外来は完全予約制になります。 ※口腔外科外来でできる診査や処置には限界があります。診療所レベルでの範囲を超えると判断した場合には、大学病院の口腔外科または専門外来を紹介させていただきます。 詳しくはこちら
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歯科コラム更新しました
歯科コラムを更新しました。今回のテーマは、”マイナス1歳からの虫歯予防”です。 詳しくはこちら
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顎関節症の原因
こんにちは、歯科医師の鈴木です。 今回は顎関節症の原因のお話しを致します。 顎関節症の原因として考えられるのは『持続的な強い力による顎の関節や筋肉への過重負担』であり、なかでもパラファンクションが原因とされています。 バラファンクションとは何か 『パラファンクション』というのは『オルソ(正常)ファンクション』に対する言葉で『異常機能活動』と訳されており、歯ぎしりやくいしばりなどのブラキジズムや、口唇や頬の粘膜を噛む癖などの関節や筋肉の非生理的な運動を指す用語です。 パラファンクションは日中に起きるものと夜、夜間睡眠時に起きるものと2つに分かれます。 それぞれどのような状態なのでしょうか? 日中のパラファンクション 日中のパラファンクションは、主にくいしばりとかみしめです。 人間は仕事に集中したり、肉体労働したり、ストレスに耐えているときなど無意識にくいしばりをして、それが咬む筋肉や頭の周囲の筋肉の緊張を引き起こします。 また、不自然な姿勢や頬杖、顎の下に物(電話、楽器)を挟む癖もパラファンクションに含まれます。 睡眠時のパラファンクション 睡眠時のパラファンクションはブラキシズム(歯ぎしりとくいしばり)で、特に睡眠のレム睡眠のブラキシズムは、歯に破壊的な影響を及ぼすことが知られています。 睡眠中は大脳皮質が抑制されず、異常な咬合力が発揮されます。 意識のあるときより、6倍以上の力がかかると言われています。 このようなくいしばり・かみしめ・歯ぎしりによる顎関節症の治療には、マウスピースが効果があります。 マウスピースについて マウスピースには、ソフトタイブとハードタイプがありますが、顎関節症の治療には調整が可能なハードタイプが推奨されます。 ソフトタイプは装着感に優れているものの、歯ぎしりが強いとちぎれてしまいます。 またソフトタイプだとマウスピースをきつくしたりゆるくしたり、高さを変えたりといった調整ができません。 そのため通常はハードタイプ(ペットボトルの少し厚い感じ)を主に使用します。 ハードタイプは歯ぎしりに強いものの、それでもマウスピースを壊して歯を結果的には割ってしまう方がいらっしゃいます。 その場合はもっと根本的な治療が必要になります。 ボトックス治療 顎関節症の治療方法として、マウスピースの他に、『ボトックス治療』があります。 最近ではかなり研究されて、とても咬む力すなわち咬合力が強い方に筋力コントロールとして、ボトックス治療が有効です。 ボトックスは美容やエステで用いられますので、皆さんの中でボトックスを聞いたことがあるかもしれません。 ボトックスはちなみに商品名で、治療としては『ボツリヌス治療』になります。 ボツリヌス治療は筋の活動を抑える治療になるので、歯科の分野でも用いられます。 ボツリヌスと聞くと、しわをなくしたり少なくしたりどうしても美容目的の方が印象が強い方も多いと思いますが、今歯科治療の異常な咬む筋肉の力のコントロール治療として注目を集めています。 ボツリヌス治療とはボツリヌス菌が作り出すボツリヌストキシンというタンバク質を皮下注射して、主に咬む筋肉もなかでもメインとなる、咬筋の力を弱める事を目的としています。 咬筋への少量の適量の注射により、過剰な咬筋の活動や緊張の改善をして、正常な咬合力に減量するということが目的です。 ボツリヌス治療は医科でも今広範囲に使われていて、同じ筋肉の過活動を抑える治療としてトイレにすぐ行きたくなる過活動膀胱に対して、膀胱の過活動を緩める治療が行われています。 歯の破折を防ぐために、左と右にある咬筋に適切な量のボツリヌス注射は、痛くない短い針を使っていますのでご安心なさって下さい。当院でご希望の方はお申し付け下さいませ。 ボツリヌス治療の効果は一回の注射で、約半年から一年間となります。 またボツリヌス治療は少しずつ効果がなくなってしまう特徴がありますので、検査をした後で必要なら追加注射致します。 顎関節症の治療でマウスピースを作ったけれど割れたり違和感でつけたられない方、顎関節症の症状が改善しない方は新たなボツリヌス治療もございますので、お話をお聞きになりたい方は当院までお尋ね下さい。 ※マウスピース治療は保険適応可、ボツリヌス治療は保険適応外治療になります。 歯科医師・口腔外科医 鈴木孝美
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歯石について
みなさんこんにちは😃 今日は『歯石』についてお話ししていきます。 歯石を放置すると、口腔内の健康にさまざまな悪影響を及ぼします。 歯石の放置が引き起こすリスクやそのメカニズム、歯周病との関連などを詳細に説明します。 1️⃣歯石とは 1.歯石の形成過程 歯石は、歯垢(プラーク)が唾液中のミネラルと結びついて硬化したものです。 歯垢は食べ物の残りや細菌、粘液が混ざり合ったもので、歯の表面や歯茎の周りに形成されます。 適切な歯磨きやフロスで除去できる歯垢とは異なり、歯石は一度形成されると自力で除去することは困難で、歯科医院での歯石取りが必要になります。 2歯石の種類 歯石には主に2種類あります。 ○歯肉縁上歯石 歯と歯茎の境界、歯の表面に形成される歯石です。白っぽく硬い性質があり、比較的取りやすいとされています。 ○歯肉縁下歯石 歯茎の下、歯と歯根の間に形成される歯石で、褐色や黒っぽい色をしており、非常に硬く歯にしっかりと付着します。そしてこの縁下歯石が歯周病の進行と深く関係しています。 2️⃣歯石を放置することで起こる影響 1.歯肉炎の発症 歯石が歯と歯茎の境目に長期間存在すると、細菌が増殖しやすい環境が生まれます。 この細菌が歯茎に炎症を引き起こし、初期段階の歯肉炎が発症します。 歯肉炎は、歯茎の赤みや腫れ、出血を伴いますが、この段階では痛みがほとんどないため、多くの人が気づかないことがあります。 歯肉炎は早期に治療すれば完全に治癒可能ですが、放置すると歯周病に進行します。 2. 歯周病の進行 歯肉炎が進行すると、歯周病が発症します。 歯周病は、歯を支える骨や歯周組織が破壊される疾患で、初期症状として歯茎の腫れや出血、歯のぐらつきが見られます。 歯周病が進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)が減少し、最終的には歯が抜けてしまいます。 歯周病が進行するにつれて、歯と歯茎の間に『歯周ポケット』と呼ばれる深い溝が形成されます。 このポケット内には食べかすや細菌が溜まりやすくなり、さらに歯石が形成されることで、歯周病が悪化します。 歯周ポケットが深くなると、歯石がポケットの内部に溜まり、歯科医院での専門的な治療が必要になります。 歯周病が進行すると、歯を支える歯槽骨が少しずつ吸収されていきます。 歯槽骨が吸収されると、歯が不安定になり、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。 歯槽骨が一度吸収されると自然には再生されないため、骨の再生を促す治療が必要になることがあります。 3.口臭の悪化 歯石には多くの細菌が付着しており、これらの細菌が揮発性硫黄化合物(VSC)を生成します。 この化合物は強い悪臭を放ち、慢性的な口臭の原因となります。歯石を放置していると、歯周病が進行するにつれて口臭も悪化しやすくなります。 4.知覚過敏の発症 歯石が蓄積すると、歯茎が次第に退縮し、歯の根元が露出します。 この露出した部分はエナメル質ではなく、象牙質がむき出しになっているため、冷たいものや熱いものに対して敏感になります。 この状態を『知覚過敏』と呼び、歯石の除去とともに歯茎のケアが重要です。 5.虫歯のリスク増加 歯石があると、歯の表面に細菌が多く存在するため、虫歯のリスクも高まります。 特に、歯石が歯と歯茎の境界に付着すると、ブラッシングやフロスが届きにくくなり、適切なケアが難しくなります。 その結果、虫歯が進行しやすくなります。 6.歯の見た目への影響 歯石は黄褐色や黒っぽい色をしていることが多く、歯の見た目に悪影響を与えます。 特に、前歯に歯石が付着すると、笑顔や会話時に目立ち、見た目を損なう原因になります。 歯石を放置すると、定期的な歯石取りできるものも、時間が経つほど除去が困難になり、歯の着色が強くなることがあります。 3️⃣歯石の除去と予防法 1.歯石除去の方法 歯石は一度形成されると、家庭でのケアでは除去できません。 歯科医院での専門的な歯石取りによってのみ、除去が可能です。 2. 予防法 歯石の予防は食後の歯ブラシが一番効果的です。 さらにデンタルフロスや歯間ブラシ、マウスウォッシュも使用すると更に歯石がつきにくくなります。 しかしどんなにケアをしていても100%歯石がつかないようにするのは難しいので、定期的に歯科医院に通うことをおすすめします。 いかがでしょうか?歯石がついても痛みを感じることがないため、自分では気が付きにくいです。 しかし歯石が多量についてしまうと様々なトラブルを引き起こします。 定期的に歯石取りを行うことで歯周病、虫歯予防に繋がりますので、ぜひ歯科医院に来院して健康な体を手に入れましょう! 歯科衛生士 花畑
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虫歯予防と食生活
今回は、『虫歯予防のために普段の食生活で気をつけられること』をいくつかご紹介いたします。 虫歯にならないための食生活を意識することは、口腔ケアの重要な一環です。 以下は、虫歯予防に役立つ食生活のポイントです。 1. 糖分の摂取を控える 虫歯は、口の中にいる細菌が糖分を分解して酸を作り出し、その酸が歯を溶かすことで発生します。 特に砂糖を含む食品や飲み物は控えめにしましょう。 お菓子やジュース、甘い飲み物を頻繁に摂取すると、虫歯のリスクが高まります。 2. 食事の頻度を減らす 食事や間食のたびに、口の中は酸性になり、歯が一時的に弱くなります。 食事の回数が増えると、歯が回復する時間が減り、虫歯のリスクが高まります。 間食を控え、規則正しい食事時間を保つことが大切です。 3. キシリトール入りのガムを噛む キシリトールは虫歯の原因となる細菌の働きを抑える効果があります。 食後にキシリトールガムを噛むことで、唾液の分泌を促し、口の中の酸性度を低下させます。 4. カルシウムやリンを含む食品を摂取 牛乳やヨーグルトなど、カルシウムを多く含む食品は歯を強化し、虫歯に対する抵抗力を高めます。 チーズもカルシウムが豊富で、酸性度を抑える働きがあります。 5. 繊維質を含む食品を摂取 野菜や果物など、繊維質の多い食品は咀嚼を促し、唾液の分泌を助けます。 唾液は、歯の表面を洗い流し、酸性を中和する働きがあります。 6. 水分補給をこまめにする 水は口の中を清潔に保ち、細菌や食べかすを洗い流す助けとなります。 特にフッ素が含まれている水道水を飲むことが推奨されます。 7. 酸性度の高い食品に注意 炭酸飲料や柑橘系の果物など、酸性度の高い食品や飲み物は歯を溶かすリスクがあります。 これらを摂取する場合は、飲食後すぐに口をすすぐか、水を飲むことで酸性度を下げましょう。 8. フッ素を取り入れる フッ素は歯のエナメル質を強化し、酸に対する耐性を高める効果があります。 フッ素入りの歯磨き粉を使うのはもちろん、必要に応じてフッ素配合の食品や飲料を選ぶのも良いでしょう。 以上、これらの食生活のポイントを心がけることで、虫歯のリスクを大幅に減らすことができます。 また、食生活にプラスして、虫歯にならないためにご自身で予防できることがいくつかあります。 まずは日頃の歯ブラシがとても重要になってきます。 皆さんはどれだけ毎日自分の口の中をセルフケアできているでしょうか。 虫歯を予防するためには、次のようなポイントを押さえることが重要です。 1. 正しい歯磨きの習慣をつける 食後や寝る前にしっかり歯を磨くことで、歯に付着した食べカスやプラークを取り除くことができます。 特に夜は唾液の分泌が減少し、虫歯ができやすいため、寝る前のケアが大切です。 歯と歯茎の境目、奥歯、歯と歯の間など、磨き残しがないよう丁寧に磨きましょう。 2. フッ素を活用する フッ素には歯の再石灰化を促進し、歯を強化する効果があります。 フッ素配合の歯磨き粉や、フッ素塗布を受けることで虫歯予防効果が期待できます。 3. 食生活の改善 甘いものや酸性の飲食物は、虫歯の原因菌が酸を生成し、歯のエナメル質を溶かします。 間食の回数を減らし、できるだけバランスの取れた食事を心がけましょう。 キシリトールガムなど、虫歯予防効果のあるものを取り入れるのも効果的です。 4. 定期的な歯科検診 早期発見・早期治療が大切です。 虫歯になってからではなく、定期的に歯科検診を受けることで、予防や早期の対策ができます。 歯石の除去やクリーニングも虫歯予防には効果的です。 5. デンタルフロスや歯間ブラシを使用する 歯と歯の間に食べ物が詰まることが多く、ここが虫歯の原因になることも多いです。 歯磨きだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、しっかりケアしましょう。 以上、これらの習慣を取り入れることで、虫歯要望に繋がります。 まずは、自分の日頃の食生活や歯ブラシの仕方を見直して見ることから始めて見ましょう。 検診で来ていただいた際は、歯科衛生士によるブラッシング法の確認、一人ひとりに合った磨き方やアドバイスもお伝えできますので、気軽にご相談ください。 DH 渋谷
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ナイトガード
こんにちは(^∇^) まだまだ暑い日が続いていますが、少し秋を感じる風に変わった気がします! この暑い夏が苦手なので、早く涼しくなってほしいです…。 ◯歯科用ナイトガードについて 『歯科用ナイトガード』は、就寝中に歯を保護するために使用される装置です。 特に歯ぎしり(ブラキシズム)や歯の食いしばりによるダメージを防ぐために用いられます。 ナイトガードは柔らかい素材や硬めの素材で作られており、個々の患者さんの口腔構造に合わせたものが多いです。 ◯ナイトガードの役割 ナイトガードの主な役割は、歯や顎関節への負担を軽減することです。 就寝中、無意識に歯を噛み締めたり擦り合わせたりすることがあり、これが長期間続くと、歯が摩耗し、歯周組織や顎関節に悪影響を及ぼします。 歯ぎしりやくいしばりによりどのような症状が出るのでしょうか? ①歯の摩耗 歯ぎしりはエナメル質を削り取り、歯の中の軟らかい象牙質が溶けてしまいます。 ②歯の割れや欠け 歯に強い力が加わることで、歯やつめものが割れたり、かぶせものが欠けたりすることがあります。 ③顎関節の痛み 顎の筋肉に過度な緊張がかかると、顎関節に痛みや不快感が生じて関節の軟骨を損傷することがあります(顎関節症)。 顎関節症になると、痛み、引っ掛かり、音がする、口があかないなどの症状が出ます。 ④頭痛や首の痛み 慢性的な歯ぎしりは、歯や顎だけでなく頭痛や首、肩の痛みやこりを引き起こすこともあります。 ナイトガードを装着することで、これらの問題を予防し、歯や顎の健康を保つことが可能です。 ナイトガードは、歯同士が直接擦れ合うことを防ぎ、力を均等に分散させる役割を果たします。 ◯ナイトガードの種類 ナイトガードにはいくつかの種類があり、使用目的や個々の症状に応じて選ばれます。 一般的には次の3つのタイプがあります。 ①ソフトナイトガード 柔らかい素材でできており、軽度の歯ぎしりや歯の食いしばりに適しています。 ハードタイプだと違和感が強くて入れてられない人に適しています。 ただし比較的快適な装着感が特徴ですが、強い力を受けると劣化しやすい傾向があります。 また歯ぎしりが強いと変形して、顎関節症をかえって悪化させてしまいます。 ②ハードナイトガード 硬いプラスチック素材で作られ、重度の歯ぎしりや食いしばりに対応しています。 耐久性が高く、歯をしっかり保護します。 シートを調整することができるので顎関節症の治療に適しています。 硬い素材なので装着時にやや不快感を感じることがあります。 ③デュアルラミネートガード 外側が硬く、内側が柔らかいハイブリッド型です。 耐久性と快適さのバランスが取れており、中等度の歯ぎしりに対応します。 またナイトガードは、既成のものも販売されていますが、自分でお湯で柔らかくして成形させるのでフィット感はあまり良くありません。 最も効果的で快適なものは歯科医が作成するカスタムメイドのものです。 カスタムメイドのナイトガードは、患者さんの口の形状にぴったりと合うため、長時間の使用でも疲れにくく快適に装着できます。 ◯ナイトガードのメリット 次にナイトガードのメリットを説明します。 ①歯の保護 歯ぎしりによる摩耗や損傷を防ぎ、長期間にわたって歯の健康を維持できます。 ②顎関節の保護 顎にかかる負担を軽減し、顎関節症を予防する効果があります。 ③睡眠の質向上 歯ぎしりや顎の痛みによる睡眠障害を減らし、より良い睡眠を促します。 ④頭痛の軽減 歯ぎしりが原因で発生する緊張型頭痛を軽減する効果もあります。 ⑤長期的なコスト削減 歯の摩耗や破損を予防することで、将来的な歯科治療にかかるコストを抑えられます。 ◯ナイトガードのケアとメンテナンス ナイトガードにはとても強い力が加わります。 ナイトガードの効果を最大限に発揮させるためには、定期的なメンテナンスと清掃が重要です。 使用後は必ずケアを行いましょう。 ①清掃 使用後は、ぬるま湯と柔らかい歯ブラシを使ってナイトガードを丁寧に洗います。 洗剤や歯磨き粉を使うと傷つく恐れがあるため、避けるようにします。 ②乾燥 清掃後は、ナイトガードをしっかりと乾燥させてから専用のケースに保管します。 湿気が残るとカビや細菌の繁殖を招くことがあります。 ③定期的な交換 ナイトガードは定期的に交換する必要があります。 素材が劣化したり、形が変わってしまった場合は、早めに新しいものに交換すると良いでしょう。 ④歯科医院でのチェック 定期的に歯科医院でナイトガードの状態を確認してもらい、必要に応じて調整や交換を行うことも大切です。 歯科用ナイトガードは、歯ぎしりや歯の食いしばりによるダメージを防ぐために効果的なものです。 適切なナイトガードを選び、日々のケアを怠らないことで、長期間にわたって歯と顎の健康を保つことができます。 歯ぎしりや顎関節の痛みに悩んでいる場合は、歯科医院で相談し、適切なナイトガードを作成してもらいましょう。 歯科アシスタント 松本
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歯科検診の重要性について𖤐 ̖́-
皆さんこんにちは"٩(˶◝ᴗ◜˶)♡ 今回は『歯科検診の重要性』についてお話します! 歯科医院はできるだけ行きたくないって皆さん思っていますよね? でも歯が痛くなったりグラグラしてから行くのでは遅いんです。 虫歯は一度大きく進行してしまうともとに戻りません。 また歯周病も限界を超えると治療ができず、抜歯しか方法がなくなってしまいます。 そのため歯科検診の重要性は、口腔内の健康を維持するために欠かせない要素の一つです。 歯科検診を定期的に受けることは、虫歯や歯周病といった一般的な歯の問題だけでなく、全身の健康を守るためにも非常に重要です。 これから、歯科検診の重要性について、お話します! 【歯科検診の目的は...】 ①虫歯や歯周病の早期発見と予防𖤐 ̖́- 歯科検診の主な目的の一つは、『虫歯や歯周病の早期発見と予防』です。 虫歯や歯周病は、初期段階では自覚症状が少ないことが多いため、気づかないうちに進行してしまうことがあります。 特に歯周病は、歯茎の炎症や骨の破壊を引き起こし、最終的には歯を失う原因にもなります。 定期的な歯科検診を受けることで、これらの問題を早期に発見し、適切な治療を行うことができます。 また、歯科衛生士による専門的なクリーニングやフッ素塗布は、虫歯や歯周病の予防に効果的であり、長期的な口腔内の健康を保つ上で重要です! ②全身の健康との関連性𖤐 ̖́- 『全身の健康との関連性』も歯科検診の重要性の一つです。 口腔内の健康は全身の健康と密接に関連しており、特に歯周病は心臓病や糖尿病、呼吸器疾患などの全身疾患と関連があることが知られています。 例えば、歯周病菌が血流に乗って全身に広がることで、動脈硬化を引き起こすリスクが高まる可能性があります。 また、糖尿病患者は歯周病にかかりやすく、逆に歯周病が糖尿病のコントロールを難しくすることもあります。 このように、口腔内の健康を維持することは、全身の健康を守るためにも欠かせない要素であり、歯科検診はそのための重要な手段です! ③口腔内の癌の早期発見𖤐 ̖́- 歯科検診は『口腔内の癌の早期発見』にも重要な役割を果たします。 口腔癌は進行が早く、早期発見が遅れると治療が困難になる場合があります。 定期的な歯科検診では、歯科医師が口腔内の異常を確認し、早期に癌の兆候を見つけることができます。 特に、喫煙や飲酒の習慣がある人は口腔癌のリスクが高いため、定期的な検診がとても重要となります! ④口腔内の機能を維持・改善する𖤐 ̖́- 歯科検診は『口腔内の機能を維持・改善する』ためにも重要です。 歯並びや噛み合わせの問題は、見た目だけでなく、食べ物をうまく噛めないことや発音に影響を与えることがあります。 これらの問題は、成長期の子どもから高齢者まで幅広い年齢層に影響を与えます。 歯科検診を通じて、噛み合わせの問題や歯並びの異常を早期に発見し、必要な治療を行うことで、日常生活の質を向上させることができます。 また、入れ歯やブリッジの調整も定期的に行うことで、口腔内の機能を維持し、食事や会話を快適に行うことができます! 【まとめ 𖤐 ̖́-】 以上のように、歯科検診は虫歯や歯周病の予防・早期発見だけでなく、全身の健康維持や口腔内の機能向上、さらには精神的な安心感の提供まで、多岐にわたる重要な役割を果たしています。 定期的な歯科検診を受けることで、健康な口腔環境を維持し、生活の質を向上させることが可能です。 歯科検診は、私たちの健康を守るために欠かせない習慣であり、日常生活において積極的に取り入れるべき重要なステップです。 歯の検診を日常生活に取り入れてルーチン化してしまいましょう。 特におすすめは硬い歯石が付いてしまう『3か月ごと』になります。 あまり間隔が空きすぎると、つい面倒になったり忘れてしまいます。 もしも歯科検診について分からないことがありましたら、私たち歯科衛生士にお気軽にご相談ください。
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次回の口腔外科外来は9月21日(土)です
毎月、大学病院の専門医による 『口腔外科外来』 を行なっております。 親知らずや口の中のでき物や違和感、あごの痛みや引っかかり(顎関節症)等でお悩みの方はご相談ください。 次回は9月21日(土)です。 ※口腔外科外来受診前に各種検査とご説明のため、事前に1度ご来院していただく必要があります。 (初診として口腔外科外来の予約は不可です。また、初診時に口腔外科外来の受診が必要かどうか判断いたします) ※口腔外科外来は完全予約制になります。 ※口腔外科外来でできる診査や処置には限界があります。診療所レベルでの範囲を超えると判断した場合には、大学病院の口腔外科または専門外来を紹介させていただきます。 詳しくはこちら
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歯のホワイトニング気になる方必見!
みなさんこんにちは( ¨̮ ) 歯の色味が気になる方、ホワイトに興味ある方はぜひ今回のブログ注目してみてください!✨️ 歯みがきや歯のクリーニングでは落ちない加齢や飲食物による着色を歯を削ることなく白くする方法で、その方本来の歯の色よりも白くすることが出来ます。 歯の表面にホワイトニング剤を塗布し、歯の黄ばみや色素を分解して歯を白くしていきます。 天然の歯を白くしていくため、自然な色の仕上がりになり、笑顔の魅力が格段にアップします!ホワイトニングで使用する薬剤は歯医者でしか扱えないものを使用します。 ○ホワイトニングで使用する薬剤 ホワイトニング製品にはさまざまな成分が含まれていますが、今回は主要となる成分を紹介します! 1. 過酸化水素 多くのホワイトニング製品に使用される主要な漂白成分です。歯科医によるプロフェッショナルなホワイトニングや一部のホームホワイトニング剤に含まれます。 2. 過酸化尿素 過酸化水素よりも穏やかに作用し、ホームホワイトニングキットに多く含まれます。過酸化尿素は口内で分解されて過酸化水素となり、ホワイトニング効果を発揮します。 3. 過ホウ酸ナトリウム 主に歯科医による内部漂白(根管治療後の歯の内部ホワイトニング)に使用されます。 4. フッ化ナトリウム 歯のエナメル質を強化し、虫歯を予防するために一部のホワイトニング製品に含まれています。 5. 重炭酸ナトリウム 歯の表面の汚れを物理的に除去するために使われる成分です。 これらの成分の組み合わせにより、効果的かつ安全なホワイトニングができます! ○オフィスホワイト(歯科医院にて行うホワイトニング)とホームホワイトニング(お家で行うホワイトニング)の違い オフィスホワイトニング 1. 実施場所 歯科医院で行います。 2. 使用する薬剤 過酸化水素などの高濃度の漂白剤を使用します。濃度は15~40%程度が一般的です。 3. 方法 歯科医師や歯科衛生士が薬剤を歯に直接塗布し、専用の光やレーザーを当てて漂白効果を促進します。処置は通常30分~2時間かかります。 4. 効果 即効性があり、1回の処置で効果が現れることが多いです。 5.持続性 効果は速やかに現れますが、持続性はホームブリーチと同程度かやや短いことがあります。 ホームホワイトニング 1. 実施場所 自宅にて行います。 2. 使用する薬剤 通常、過酸化尿素などの低濃度の漂白剤を使用します。濃度は10~22%程度が一般的です。 3. 方法 歯科医院にて型どりを行い、歯型に合わせたマウスピースを作製し、そのマウスピースに漂白剤を入れて30分から2時間ほど時間を置き、それを一定期間(通常数週間)行います。 4. 効果 効果が現れるまでに数週間かかることが多いです。 5.持続性 効果の持続性は比較的長く、自己管理が可能です。 ○選択のポイント ・即効性を求める場合や、結婚式やイベント前などの特別な機会にはオフィスホワイトニングが適しています! ・コスト面では自宅やる手間や一定期間行う必要がありますが、ホームホワイトニングの方が安価になります。 ※歯の健康状態や知覚過敏などの問題がある場合はどちらの方法が適しているかを歯科医師に相談しましょう! ○まとめ どちらの方法も利点があり、行う方のニーズやライフスタイルに合わせて選ぶことができます⟡.* そしてホワイトニング後24時間は、歯の吸収率が上がるため飲食後のケアを意識したり、飲食後にうがいを取り入れるとホワイトニングの効果を長持ちさせることが出来ます✨️
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子供の歯磨き
こんにちは、今回は『子供の歯磨き』について説明します。 乳歯は何本あるか知っていますか?? 正解は20本です!!! ちなみに永久歯は親知らず含めて32本です🦷 生え変わる歯は基本20本全て生え変わります! そして新しく12本も歯が生えてきます もし乳歯が抜けなくて永久歯が生えてきたら歯科医院なら行って抜いてもらいましょう!! 【子供の歯磨き】 乳歯が1本でも生えてきたら始めましょう!! 生後6カ月くらいから、下の前歯が生え始めます。 乳歯も小さいため、いきなり歯ブラシで磨くのではなく初めは ガーゼを使って歯の汚れを拭うようにしてあげましょう👶🏻 赤ちゃんの口腔内ははじめ無菌状態なので、大人が使った箸やスプーンを赤ちゃんにも使ったり、キスすると菌がうつってしまうので大人とは別の箸やスプーンなどを使いましょう!! 歯磨きができる年齢になってきたら 1日1回でもきちんと歯磨きをすることが大切です! 自分きちんとできるようになるまでは、お膝の上に寝かせて奥歯までしっかり磨いてあげましょう。 歯ブラシもお子様の歯の状態に合ったものを使うことが大切です。 歯磨きは、回数を多くやるよりも、1日1回でもきちんと磨いている方が効果が高いといわれています! 1日の歯磨きの回数をむやみに増やすのではなく、1日1回でもきちんと磨くことが虫歯予防に効果的になります! とくに、菌は唾液の減る夜間に増殖するので、 寝る前の歯磨きが一番大切です。 もちろん、歯磨きには虫歯や歯肉炎の原因となるプラーク(歯垢)を除去するという目的だけでなく、口臭の原因にもなる食べカスなどを除去する目的もありますので、毎食後の歯磨きも大切になります。 夜は必ず保護者の方が仕上げ磨きをすることをオススメします!! 【歯磨き粉の量】 『0〜2歳』 歯が生え始めてから2歳までは、歯磨き粉の量は米粒程度(1〜2mm程度)が適量とされています。 歯が生え始める時期には個人差がありますが、おおよそ6ヶ月〜9ヶ月頃が一般的です。 歯が1本でも生えたら赤ちゃん用歯ブラシと歯磨き粉を使って、就寝前を含めた1日2回の歯磨きをスタートしましょう。 ただし、赤ちゃんの誤飲を防ぐためにも歯磨き粉は子どもの手が届かない場所に保管してください。 『3〜5歳』 乳歯が生え揃う3歳〜5歳の歯磨き粉の使用量は、グリーンピース程度(5mm程度)が目安です。 この頃になると少しずつ自分で歯磨きをするお子さまも増えてくるでしょう。 大人による仕上げ磨きに加えて、歯磨き粉の適量を守れているか保護者の方がしっかりとチェックしましょう! 『6歳〜成人』 6歳以降の子どもや高齢者を含む成人の歯磨き粉の使用量は、歯ブラシ全体を覆う1.5cm〜2cmが目安です。 歯を磨いた後は歯磨き粉を軽くはき出し、うがいをする場合は少量の⽔でうがいしましょう! 【フッ素について】 歯磨き粉のフッ素濃度の基準は 歯が生えてから〜2歳→900〜1,000ppm 3〜5歳→900〜1,000ppm 6歳〜→1,500ppm までになります。 歯磨き粉によってフッ素濃度が違うので、歯磨き粉の表記を見て買うしようにしましょう! 研磨剤が入ってみる歯磨き粉は歯に見えないキズができ、着色や虫歯、口臭に繋がるので、研磨剤が入っていない歯磨き粉がオススメです! 子供の歯磨きをするのは大変だと思いますが、しっかりすることで虫歯のリスクが低くなるので、仕上げ磨きをして虫歯になるリスクを下げましょう!! 歯科衛生士 楠