お知らせ
-
お口のセルフケアについて
こんにちは。みなさんは歯磨きの磨き方に名前があることをご存知ですか? 私たち歯科衛生士は、衛生士学校で実に多くの磨き方を教わります。 そしてそれぞれの磨き方に名前がついています。 お口や歯の状態は人によって全く異なるため、適切な歯ブラシを使ってその人にあった正しい磨き方で歯を磨く必要があります。 今回は、歯ブラシの方法や歯の清掃用具について説明していきます。 まず歯の磨き方には、歯ブラシの毛先を使う方法と、歯ブラシの脇腹を使う方法があります。 毎日の歯磨きでよく使われているのは、『スクラッビング法』です。歯ブラシを歯面に垂直、歯間部に毛先が入っていることを確認して、小刻みに歯ブラシを動かします。 内側は、斜め45度に当てるのが望ましいです。 このスクラッビング法がいちばん大事な磨き方になります。 次に『フォーンズ法』ですが、これは歯面を大きな円を描くように動かしながら磨く磨き方です。 円を描くように動かすので、描円法ともいわれています。 内側はフォーンズ法で磨くのは難しいので、外側の歯磨きのときにフォーンズ法を使ってみてください。 歯磨きを一生懸命にしていても、歯と歯肉の間に磨き残しが多くなりがちですよね。歯と歯肉の間の歯肉溝や歯周ポケットなどの清掃には、『バス法』という方法がオススメです。歯ブラシの毛先を歯面に対して45度に当てて、数ミリの振動をさせながら磨く方法です。 歯列の並びがまっすぐになっていないところや、乳歯と永久歯の混合している時期には、歯ブラシを縦にして磨く『縦磨き法』が良いと思います。 歯磨きの方法は、まだたくさんあります。気になる方は調べてみてくださいね。 また、患者さまの中には『電動歯ブラシ』を使われてるかたもいらっしゃるかと思います。電動歯ブラシは大きく分けて、高速運動型・音波型・超音波型があります。 電動歯ブラシの基本的な歯面への当て方は、スクラッビング法に準じた方法で数歯ずつ移動しながら磨きます。 『超音波型の電動歯ブラシ』は、歯ブラシ自体は振動しないので、手用歯ブラシと同様に手をしっかりと動かして刷掃する動作が必要です。 次は歯ブラシの他の清掃器具についてご紹介します。歯と歯の間の隙間は、どんな磨き方をしても歯ブラシでは届かないので、『デンタルフロス』を使ってみましょう。歯と歯の間の接触点部から斜めにデンタルフロスを引きながら通して、歯肉を傷つけないようにゆっくりと動かしましょう。 両隣の歯面をしっかりこすりましょう。 デンタルフロスにはいろいろな種類がありますが、ワックス付きが扱いやすくてオススメです。 歯と歯の間が大きい方は、『歯間ブラシ』を使いましょう。歯と歯の間の歯槽骨の吸収により、歯間空隙が拡大してしまった部位では歯ブラシのみでは完全な清掃が困難です。 デンタルフロスは糸のように細いので、隙間が大きいと歯垢をすべて取ることができません。 そのため中心に針金が通っていて放射線状にブラシが付いている、歯間ブラシを使う必要があります。 歯間ブラシにはその構造上サイズがあります。 当院でも、SSS・SS・S・M・Lの5サイズを取り扱っています。 歯間にあっていない歯間ブラシを使うのは歯肉の炎症を起こす原因にもなりますので、歯科医院で歯間ブラシのサイズを確認してみてくださいね。 日頃ご自身で行うプラークコントロールを『セルフケア』といい、歯面に付着したプラークを取り除くことをいいます。プラークコントロールは、歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシの清掃を行ったりします。補助的に科学的方法として『薬剤入りの洗口剤や歯磨剤』を使うことで、より口腔内を綺麗に保つことができます。 定期検診にぜひいらしてくださいね。 歯科衛生士 大久保
-
さまざまな歯肉炎の種類について
こんにちは!歯ブラシすると歯肉から出血することはありませんか?それは歯肉炎もしくは歯周炎です。 歯肉炎とは、何らかの原因で歯の周りの歯肉が腫れた状態のことを言います。歯周炎とは、歯肉炎も含まれますが、さらに歯肉の下の骨(歯槽骨)が溶けてしまう状態を言います。 今回は歯周炎の前段階とも言える歯肉炎について、いろいろ調べてみました。 まず歯肉炎には大きく分けて、プラーク性歯肉炎と非プラーク性歯肉炎があります。 プラーク性歯肉炎は、文字通りプラーク(歯垢)の細菌によって引き起こされる歯肉炎です。 通常、一番多い歯肉炎はこのプラーク性歯肉炎になります。非プラーク性歯肉炎には、細菌よりも更に小さいウイルスの感染で起こることもあります。このウイルス感染による歯肉炎は、単純疱疹性ウイルスと水痘帯状疱疹ウイルスが代表的です。 単純疱疹性ウイルスは幼児の体内に侵入、潜伏ののち、口腔粘膜疾患として現れます。 小さな疼痛を伴った潰瘍を認める歯肉炎と浮腫を伴う口内炎が特徴です。 全身的には発熱、倦怠感の皮膚の発疹を伴います。 この他にも真菌(かび)によって歯肉炎になることがあります。真菌感染症は、口腔粘膜の真菌症とは違い歯肉に症状がでるものは少ないです。 口腔粘膜にもっとも発症するのは、Candida albicansによる感染症であります。 これは日和見感染で、免疫防御機能が低下して発症します。 この感染のあるHIV陽性患者には付着歯肉の紅斑がみられることがあります。 結節性または乳頭状の腫脹が潰瘍性となって疼痛を伴うようになります。 粘膜皮膚病変も、いくつかあります。まず、扁平苔癬です。これは口腔内の、特に歯肉に症状がある前癌病変です。症状は多様性です。網状、板状、萎縮性、潰瘍性、水疱性の病型があります。 白斑と白い線状の病変が特徴的であり、網状にびらんを形成する場合もあります。 何年も病状が続き、病型が変化するので白板症と類似しています。 天疱瘡や尋常性天疱瘡もあります。 次に、多形性紅斑です。これは急性の水疱性疾患です。 歯肉では水疱が形成され、水疱が破れると潰瘍が形成されて、偽膜と呼ばれる黄色いフィブリン様滲出液で覆われています。これは頬粘膜にも現れます。 そのほかにも、円板状紅斑性狼瘡や剥離状皮膜があります。 そして、アレルギー反応の場合もあります。歯科の修復物の、水銀、ニッケル、金、パラジウムなどの接触によりIV型アレルギーが起こる場合があります。 このときは、扁平苔癬や白板症と同じような症状になります。 歯科で使われる金属アレルギーは、直接当たる部分だけではなく、手足や全身にまで影響が及び、ガルバニック電流が流れている間に原因不明の皮膚病として発症します。 金属を使用してから数十年を経て突然発症することも多いです。金属そのものはアレルギー性を示しませんが、溶出して+イオンとなり血中かfタンパク質と結合することによって異物とみなした体が過剰反応を起こします。 接触皮膚炎、扁平苔癬、全身性接触皮膚炎、蕁麻疹が起こります。 アレルギーの原因になりやすいのは、アマルガム、パラジウムです。アレルギーになりにくいのは、金、銀、銅のみか、セラミック、エステニアなどの歯科材料です。 いかがでしょううか?歯肉炎にも色々な種類がありますね。お口の中に異変があるときは当院スタッフまで、遠慮なくおっしゃってくださいね。 歯科衛生士 大久保
-
『噛む』ことの効能
こんにちは(^^) この時期は、気温対策もですが紫外線対策もしっかりしたいですね。 食べる時によく『噛む』のは体にいいことです。でも実際、常に多く噛むことを意識して食事できていますでしょうか。 また、現代は軟らかい食べ物が多くあるのでしっかり噛む機会が少ないということもあります。 ◯『噛む』ことの効能 ・肥満予防皆さんも知っている事ですが、よく噛むことにより脳にある満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防いでくれます。食べ始めて約30分くらいで脳の満腹中枢が作用し、食欲を抑えてくれると言われています。よく噛んで時間をかけてゆっくりと食べることにより、肥満や糖尿病、高脂血症などの予防につながります。 ・味覚の発達よく噛んで食べると、味細胞が刺激されて食べ物の素材の味がよくわかるようになります。 ・言葉の発音成長期によく噛んで食べることで、口の周囲の筋肉が鍛えられ、顎の発達が良くなり歯並びが良くなる効果が期待できます。歯並びが良いか悪いかで滑舌にも大きく関わってきます。成人でも、よく噛むことによって噛む筋肉、表情筋が鍛えられて表情が豊かになり、発音が良くなる効果が期待できます。 ・脳の発達噛む刺激は、脳に伝わりやすくよく噛むことが脳細胞を刺激し、脳の血流もよくなります。そのことにより脳を活性化することができます。子供の場合は学力の向上、高齢者の場合には認知症予防効果が期待できます。 ・歯に関する病気の予防よく噛むとことで、唾液腺が刺激されて唾液がたくさん出るようになります。唾液は消化酵素としての働きだけでなく、お口の中を洗い流す作用や酸を中和する作用、細菌と戦う抗菌作用、酸に溶かされた歯を修復する作用などを持っています。これらの働きで、歯を虫歯や歯周病から守ってくれます。 ・がん予防唾液には様々な酵素が含まれています。中には、発がん物質の発がん作用を消してくれる働きも持っている酵素があります。噛むことによって唾液がたくさん出るので、このような働きが盛んに行われます。 ・胃腸の働き促進よく噛むとことで唾液がたくさん出て、唾液に含まれる酵素によって消化が行われます。酵素がしっかり働くことで胃腸の消化を助けてくれます。 ・全身の体力人は力を出す時、歯を食いしばって力が発揮されます。しっかり噛み合わせることができないと、体の平衡バランスが悪くなり、転倒しやすくなることがあるといわれています。このように、噛み合わせは運動能力に大きく関わっているのです。よく噛むことはこれらの効用の他にも、骨盤の発育促進、脊柱を正しく保つ働きや顎関節症の予防、情緒の安定、頭痛や肩こり、腰痛の予防、視力改善などにも効果があると言われています。よく噛むことで、歯の健康、美容、体の機能など全身の改善につながってきます。 食事は落ち着いて、よく噛んで、しっかり味わってしたいですね。毎日の『噛む』で健康な体で過ごしましょう! 歯科アシスタント 松本
-
オーラルフレイルと予防方法
みなさんこんにちは、今日は口腔機能の低下について調べてみました。 《オーラルフレイルとは?》オーラルフレイル という言葉をご存知ですか?オーラル=お口 フレイル=虚弱お口の機能低下という意味です。高齢になってくると、口の乾燥、むせ、食べられなくなる、食べこぼし、滑舌がうまく回らない、などの症状が出てきます。食べる量減ったり食欲低下で栄養が取れなくなってしまいます。そうすると、全身の機能低下につながり要介護になることがあります。 《オーラルフレイルチェック表》自分がオーラルフレイルかどうか、以下のチェック項目で確認してみましょう! ①半年前と比べ硬いものが食べにくくなった はい2点 ②お茶、汁物でむせることがある はい2点③口腔乾燥が気になる はい1点④半年前と比べ、外出が少なくなった はい1点⑤さきいか、たくあん程度の硬さの食べ物を噛むことができる いいえ1点⑥1日2回以上歯を磨く いいえ1点⑦1年に一回以上歯医者へ行く いいえ1点 合計の点数が、0〜2点 オーラルフレイルの危険性は低い3点 オーラルフレイルの危険性があり4点以上 オーラルフレイル危険性が高い 《オーラルフレイル予防方法》・口腔ケアお口の中を清潔に保つことが大切です。 虫歯や歯周病になってしまい、さらに歯がなくなってしまうことや、お口の中の細菌が肺の中へ入ってしまう『誤嚥性肺炎肺炎』という病気にもなってしまうことがあります。歯ブラシや洗口液、フロスを使い口腔ケアをしましょう。 また定期的に歯医者さんへ行き歯石をとったり虫歯、歯周病のチェックもとても大切ですね。 ・お口周りの筋肉を鍛える皆さんが食事をしたり笑ったりお話しするときには、お口周りの筋肉をたくさん使っています。 この筋肉が衰えてしまうと噛めなくなったり、唾液が出にくくなり話しにくくなったりします。マッサージや体操をいくつかご紹介します。簡単なので是非おうちで試してみて下さいね! 『パタカラ体操』①パパパパパパパパパパと唇を弾くように発音します。②タタタタタタタタタタとベロの先端を上の前歯の裏に付けて発音します③カカカカカカカカカカとベロの中央あたりを喉のあたりにつけるイメージで発音します④ララララララララララとベロを少し丸めるように発音します。これを2セット行ってみましょう 『お口を開ける練習』①お口を大きく開け10秒キープします。②お口を閉じて奥歯を噛んでベロは上の前歯の裏側に置きますこれを10秒キープします3回繰り返してみましょう! 『のみこむ練習』ベロの先端だけだしてそのまま口を閉じツバをごくんと飲み込んでみましょう。 いくつかご紹介しましたがいかがですか?他にも早口言葉やガラガラうがいやぶくぶくうがいでも効果があるようです。 他にもたくさんあるので調べて行ってみてくださいね。 なお、オーラルフレイルの治療は、当院では歯科大学病院のオーラルフレイルの専門の科にご紹介いたします。 昨年よりコロナ禍の影響で人と会話する機会が減ったり、常にマスクをしているため口呼吸になって口の周りの筋肉が衰えてしまった人がとても多いです。 もしも気になる方は、ぜひ当院のスタッフまでお声がけください。 歯科衛生士 関
-
根面う蝕について
みなさんこんにちは。最近CMで、『歯の根元は虫歯になりやすい』と、流れていますよね。みなさんのお口の中は、歯肉が退縮して、歯の根元が見えてきていませんか?歯肉退縮は加齢と共に生じる現象でもありますので、どの方も歯肉退縮する場合があります。歯肉退縮して歯の根元が見えてきているところは、虫歯になりやすい部位になります。40%近くの高齢者に頻発する特徴的なう蝕病変(虫歯)でもあります。 歯の根元の虫歯『根面う蝕』は、どういった治療になるのでしょうか。 根面う蝕への対応は3つあります。 まず1つ、経過観察です。非活動性病変の場合は、そのまま経過観察することがあります。見た目(審美性)など気になるときは、すぐ治療もします。 次に2つ目、修復処置です。活動性のう蝕病変で、明確な実質欠損がみられたり、口腔清掃実施の妨げになったり、審美的な問題が著しい場合や、さらに進行することが予測される場合には修復処置(削ってつめ物で埋める処置)の対象となります。根面う蝕の治療部位は、咬合力による歪みが生じやすく、重度の症例は、『アブフラクション』と呼ばれています。また、ブラッシングによる摩擦も生じやすい部位であるため、詰める材料は硬い材料が望ましいのですが、現在ではコンポジットレジンという歯より柔らかい樹脂で修復します。 この材料は白くて加工しやすく保険適応なので根面う蝕に使用しますが、耐摩耗性に劣るため強い歯ブラシで徐々に削れて薄くなって取れてしまいます。 さらに根面う蝕がひどくなると歯の神経まで達してしまうために、神経を抜いて歯の表面を全部削って最終的には歯の表面すべてを覆う被せものを作る必要があります。 次に3つ目、フッ化物の応用です。う蝕病変が表層0.5mm未満にとどまる場合には、1100ppm以上のフッ化物配合歯磨剤の使用のみでも、再石灰化が生じる可能性があります。 このため、初期の活動性のう蝕病変の場合には、フッ化物配合歯磨剤の場合を励行したり、0.05%NaF配合洗口剤を使用することにより、切削治療を行わずに管理が可能になる場合があります。全身状態が悪く治療に制限がある場合や、自力での外来受診に困難があるなどのために治療回数が十分に確保できないような場合には、活動性のう蝕の進行抑制を図るために、フッ化ジアンミン銀を塗布する方法もあります。(商品名として、サホライド、ビーブランドメディコデンタル)銀イオンが歯質の有機質に作用し、フッ化物イオンが無機質に作用することにより、軟化象牙質の再石灰化、象牙細管の封鎖、抗菌性などの効果が期待されます。 小児歯科領域でも多用されている治療でありますが、この治療はう蝕病変を黒変させ審美性を損なうため、事前に患者さんや、御家族ならの了解を十分に得ておく必要があります。 根面う蝕は、歯ぎしりがある方にも発生します。 歯ぎしりは専用のマウスピースを用いることで防止することができます。 また、男性はブラッシング圧が強いため、歯茎が下がって柔らかい歯の根が削れてそこに歯垢が溜まって根面う蝕になります。 そのため、歯ブラシは優しくていねいにするようにしましょう。 歯科衛生士 大久保
-
口内炎
こんにちは(^^)雨が降ると、ジメジメベトベト、嫌な時期ですね。お家で過ごす方法は色々あると思います。自分にあったらゆったり楽しい過ごし方を是非見つけて下さい♪♪ ●口内炎とは口内炎とは、口内の粘膜に起こる炎症の総称です。頬や唇の裏の粘膜、のど、舌など、口内のあらゆる粘膜にでき、 痛みや不快感があります。 口は、食事や呼吸、会話などで外部に接する器官だけに、ほこりや細菌、ウイルスなどの影響を受けやすいです。口内炎を引き起こす原因、あらわれる症状もさまざまです。 ●口内炎の症状口内炎とひとくくりで呼ばれていますが、軽度なものから重度なものまで、いろいろな症状があります。 食事がしみやすいが痛みがあまり強くなく、粘膜に赤い腫れやポツポツと斑点や浮腫ができるのは、比較的軽症の口内炎です。最も多いのがアフタ性口内炎と呼ばれる症状です。白か黄色の膜で覆われた米粒くらいの潰瘍ができ、食べ物がしみることがあります。通常1~2週間で治まりますが、繰り返しできる場合もあります。 重度になると、びらんと呼ばれるただれや、白い膜が覆ったり、盛り上がりやえぐれた穴や水疱ができる場合もあります。食事や会話もできないほどの痛みを伴い、出血がみられる場合は重症の口内炎と考えられます。 どの症状も、からだの不調を知らせるサインです。栄養バランスや生活習慣の見直しがポイントです。 ●口内炎の主な種類アフタ性・・・円形で白っぽく最も一般的なもの。 ストレスや、疲れがたまって抵抗力が低下した時などに起こりやすいです。 外傷性・・・入れ歯の不具合など外的刺激が原因。 カンジダ性・・・カンジダ菌によるもの。 ●それぞれの原因アフタ性口内炎・特徴円形、楕円形の白っぽい潰瘍で、最も一般的な口内炎です。・原因免疫力の低下、栄養障害、ストレス、疲労、睡眠不足などがあります。 外傷性口内炎・特徴外的刺激により粘膜に傷がつくと、細菌が繁殖して炎症が起こり、びらん、潰瘍などができます。・原因口腔粘膜の損傷、虫歯、入れ歯の不具合などがあります。 ヘルペス性口内炎・特徴高熱が数日続いた後、舌や唇の裏の粘膜に、多数の小さな水疱ができます。・原因単純ヘルペスウイルス、水痘帯状ヘルペスウイルス、A群コクサッキーウイルス カンジダ性口内炎・特徴白くて軟らかいこけ状の斑点ができ、赤くただれます。口内全体のあらゆる部位にできます。・原因真菌(カンジダ菌など) ●口内炎の原因・栄養バランスの乱れビタミンB群の不足が招く口の粘膜や唇の炎症です。 ・ストレスや疲れ、睡眠不足生活習慣の乱れが口内炎に。精神的な疲れも原因になってきます。 ・口内の乾燥加齢やストレス、ドライマウスによる唾液の減少によりできやすい環境になってしまう。 ・細菌やウィルス特定の菌の繁殖や傷からの感染が口内のトラブルにつながります。 ・病気や薬によるもの風邪などの発熱、抗生物質の服用で発症します。まれに、重い病気が原因のこともあります。 ・歯磨き粉合成界面活性剤が炎症を引き起こすことがあります。 ●受診の目安・症状が長引く(2週間以上)・痛みが強くて、食事や会話に支障がある・患部が徐々に大きくなる・再発を繰り返す・口内炎が同時に多数できる・口の中に痛みのない腫れやしこり、ただれがある 生活習慣、口内環境を整えて楽しい食事で毎日健康に過ごしましょう! 歯科アシスタント 松本
-
気になる寝ている間の歯ぎしり!
みなさんこんにちわ!最近は梅雨に入り雨が多くてうんざりしてしまいますね💧 雨の日は足元が悪くなりますので検診や治療にくる方は気をつけて来院してくださいね( ᵕᴗᵕ )"さて、今回は寝ている間の歯ぎしり(ブラキシズム)についてお話していきます! 歯ぎしりは意識していない時や、寝ている間にしてしまっていることが多くあります。 そのため、気づかぬうちにお口の中や全身の健康状況に影響がでていることがあります。 【歯ぎしりによる影響について】 歯ぎしりをすることで、歯がすり減って歯がしみる『知覚過敏』を起こしたり、顎が痛くなる『顎関節症』を招いたりします。 歯ぎしりがひどくなると、歯が割れたり詰め物や被せものが取れたりします。 最悪、歯の根が割れて抜歯になってしまいます。また緊張状態になるために肩こりや頭痛、腰痛、目まいや耳鳴りなど全身の健康状況にも悪影響を及ぼすリスクがあるのです。 【歯ぎしりの種類】 ①グラインディング歯をギリギリと横にすり合わせる歯ぎしりです。キリキリと音がするため、周囲の人に指摘されて気づくケースが多いです。歯を滑らせて横にこすり合わせているのでダメージも大きく、徐々にすり減っていきます。 ②クレンチング音を立てず強く噛み締める歯ぎしりです。 食いしばるという言い方をした方がイメージしやすいかもしれません。日中も無意識のうちに行っていることがあり、自覚しにくいことが特徴です。 クレンチングをしていると頬の筋肉に力が入り、固く膨らんで見えることもあります。 ③タッピング上下の歯をカチカチと噛み合わせるタイプです。 グラインディングやクレンチングのような、強い力は加わりません。寒くて震えているときのように、小さな音が出るのが特徴です。 【歯ぎしりチェック項目】 ・歯ぎしりを家族などに指摘された経験がある・ストレスの溜まる生活・起床時に顎が重い、だるい・集中すると無意識に噛みしめている・噛むと痛みがある・冷たいものがしみる・歯の先端がすり減っている・歯の付け根の部分がくぼんでいる・詰め物や被せ物が取れたりする・舌に歯型がついている・上あごや舌の下に骨隆起と呼ばれるコブができた ︎︎︎︎☑︎これらが当てはまる方は、寝ている間無意識に強い歯ぎしりをしてしまっている可能性がありますので一度歯医者さんに相談し診てもらいましょう! 【治療の仕方】歯ぎしりをやめていただくのが一番ですが、普通は寝ているときに無意識にするため自分の意志でやめるのは難しいです。 そのため歯ぎしり自体をやめるのではなく、歯ぎしりをしても歯や顎にストレスがかからないようにすることが治療法になります。 この治療を『スプリント療法』といいます。 治療方法としては歯医者さんにて型取りをし専用のマウスピースを作り、それを寝ている間装着します。マウスピースを装着することによって睡眠中に歯ぎしりをしても、歯がすり減ったり欠けたりするのを防ぐことができます。 また、マウスピースの形状を調整することにより歯ぎしりそのものの回数を軽減できます。 【当院では(o・・o)/】当院ではこのような症状や治療は、ベテランの口腔外科の先生が皆さまの診察にあたっております。 歯ぎしりが強くて、それにより顎が痛くなったり、音がしたり口が開きにくくなる『顎関節症』の治療も、口腔外科医が担当いたします。 歯ぎしりや顎関節症の悩みがある患者さんは、外科の日が毎週水曜日と第3または第4土曜日にありますので一度ご相談ください! 歯科衛生士 池田
-
歯ブラシの歴史について
みなさんこんにちは。薬局や百貨店には、口腔ケア商品がたくさん売っていますね。現代のような歯ブラシは、いつ頃どのように誕生したのか気になりますね。 いまのような形態をした歯ブラシが出現したのは、1953年に中国で959年ころの墓葬の出土品のなかから発見された2本の歯ブラシが最古と言われているそうです。 中国においてはすでにこのころには歯ブラシが使用されていたのではないかといわれています。 日本における歯ブラシの製造や販売は明治になって始まったといわれていますが、いつ、どのようにしてつくられたかははっきりしていません。 日本ブラシ業界史によると、明治維新後1874〜1875年頃(明治7〜8年)の日本に西洋文化が積極的に導入され、政府が鎮台用として、衣服用、軍器用、馬匹用など5種類を1組とした木ブラシの製作を大阪の商人(大阪盛業会社)に促したのがブラシ製造のはじまりであるそうです。このときの製作見本として政府が提示したブラシは、フランス製のものであったと伝えられています。 最初のブラシは、生活様式の違いからあまり実用品としての価値はみとめられてなかったそうですが、日常生活の洋式化が進むにつれて、ブラシが生活の必需品となり徐々に脚光を浴びるようになりました。 そして明治20年頃にはブラシ製造を専業とする業者も現れ、大阪市内に3〜4業者を数えるようになったそうです。 歯ブラシという名前がついたのは、大正3年にライオンが発売した『ばんざいはぶらし』が最初で、その後はシンプルに『歯ブラシ』となったそうです。 初期のブラシは、柄が竹、鯨の鬚、水牛の角からなり、植毛は牛や馬の毛で作られていました。 植毛に国内で豚毛を使うようになったのは、関東大震災後で、それまで使われていた牛や馬の毛が不足したことから、その代わりにつかわれるようになったそうです。 歯ブラシが一般的に普及し始めたほ明治20年代の前半ころと考えられています。 そして、清掃用具として完全に位置づけられたのは、その後半からと考えられています。 歯ブラシ生産の本格的な機械化、材料などの盛んな研究開発は戦後にあるといっても過言ではないそうです。 そして、生産する側にとってなによりも大量に生産することができる樹脂とナイロンの出現は画期的であったようです。 樹脂とナイロンの歯ブラシが出回るようになったのは、1951年(昭和26年)頃の話です。 最初の樹脂は尿素樹脂で、セルロイドなどと異なり、牛骨に近く、熱に強いことが重視されたようです。 そして、樹脂やナイロン毛も、よりよいものへと改良されたのです。 このようにして、現在の日本の歯ブラシは、明治、大正、昭和、平成、令和へと時代と共に進んでいるのです。 歯ブラシにも歴史があるんですね。 歯科衛生士 大久保
-
乳歯の虫歯
みなさんこんにちは、だんだん気温が上がって来ましたね、水分をたくさんとって体調に気をつけましょう‼︎今日は乳歯の虫歯と予防方法を調べたのでご紹介していきます。 《虫歯ってどうやってなるの⁇》皆さんはどうやって虫歯ができるか知っていますか?お口の中には常に何億もの細菌がいます。そこへ食べ物が入ると虫歯菌の原因である『ミュータンス菌』が食べ物の糖分を餌にして『プラーク』という細菌の塊をつくります。プラークは別名『歯垢』ともいい、白色ややや黄色みのある色をしています。 これは粘性があるため強くうがいをしただけでは取ることができません。プラークは薄い膜を作りさらに細菌を増やしていきます。 この時の薄い膜は歯ブラシだけでは落とすことができません!そして、プラークは酸を出し歯を溶かしていきます。これが虫歯ができるまでの流れです。途中、歯も再石灰化と言って自己再生しますが追いつかないと虫歯になり穴が開き痛みが出て来てしまいます。 《乳歯は虫歯になりやすいの⁇》結論は、永久歯に比べ乳歯は虫歯になりやすい‼︎です。なぜ虫歯になりやすいのかと言うと、大きさを比べると永久歯より遥かに小さいです。そのため1番硬いエナメル質やその下の象牙質は永久歯に比べると半分の薄さになるからです。大人より虫歯の進行が早いです。そして先程お話しした再石灰化も弱いため虫歯になりやすいんですね。更に大人に比べてきちんと歯ブラシができるわけではないので虫歯になりやすいです。 《おやつ(間食)について》お子さんについ、ジュースを少しだけ…。お菓子を少しだけ…。与えていませんか?虫歯は量の問題ではなく時間が大切です。ジュースを飲んだあとお菓子を少しあげていてもお口の中には常にプラークの餌である糖分が停滞しています。そのため常にお口の中が酸性になり虫歯になりやすくなってしまいます。さらにずっとお口の中にあるキャンディーなども虫歯菌にとってすごく好都合な環境になってしまうので注意しましょう。どうしても歯磨きをできない環境であれば甘いものを食べた後にお水でうがいをしたりお茶を飲みましょう!(砂糖不使用なもの)ちなみに!これは大人のお口の中でも同じです。ながら食べやダラダラ食べはやめましょう。 《乳歯の虫歯を予防するには⁇》おうちでの歯ブラシはもちろんですが、この時にフッ素入りの歯磨き粉を使うとより虫歯を予防することができます。フッ素とは、歯の再石灰化を促進させるものです。歯の抵抗力がつきます。 しかし塗ったからと言って虫歯にならないわけではないので注意しましょう!歯磨き粉に入っているフッ素の濃度と歯科医院で使われているフッ素は濃度が違います。 歯科医院で使われているものの方が濃度が高いです。 定期的に濃い濃度のものを塗ると虫歯をより防ぐことができるので、定期的に歯科医院での塗布をおすすめします。 さらに、子供用のフロスを併用することです。 歯と歯の間にはプラークが溜まりやすいのでぜひ使ってみてください。 フロスは子供自身が行うと危ないことがあるので保護者の方がやるか目を離さないようにして下さい。フロスのやり方がわからない時はスタッフにお気軽に聞いて下さいね。 暑くなって来てスポーツドリンクを飲むことが多くなると思います!スポーツドリンクの中にも砂糖がたくさん入っているので虫歯になりやすいので気をつけて下さいね。 歯科衛生士 関
-
虫歯の進行度について
みなさんこんにちは少しずつ雨の日が増えジメジメしていますね。今日は虫歯についてご説明します。虫歯はどのように進行していくか皆さん知っていますか? 虫歯にはCO〜C4と進行度を表すものがあります。歯科医院ではカリエス(caries)ともよびます。 CO(シーオー)これは初期虫歯の状態をいいます。この時の歯は穴が空いていたりとても痛むと言うわけではなく少し白く濁ったような色をしています。 この状態は削って処置をしないことが多くフッ素を塗り再石灰化という自然治癒を待ちます。そのため経過観察になります。 一見分かりにくいので是非早期発見のためにも歯医者さんで診てもらいましょう! C1この状態は歯の表面の1番硬いエナメル質の虫歯です。この時は自覚症状があまりありません。奥歯の溝が少し黒くなっている程度です。この時にフッ素を塗っても自然治癒は期待できません。 C2さらに進行していくとエナメル質の下にある象牙質という柔らかい部位に虫歯が進行している状態をいいます。エナメル質に比べ象牙質はかなり柔らかいので一気に進行してしまうことがあります。この状態は冷たいものが染みたり、少しズキッと痛むことがあります。 当院では金属の詰め物を作り再発しないように治療していきます。 C3これは神経まで進行している虫歯になります。神経まで到達しているのでかなり痛みが強かったり常にズキズキと痛むことがあります。この状態の虫歯は神経を取り根っこの治療をして全て被せる処置になってきます。虫歯といっても細菌が感染している状態なので根っこの中の細菌をきれいにお掃除することが大切です。 C4これが最も大きな虫歯です。虫歯により噛むところが全てなくなってしまい根っこのみの状態です。 この時とても痛そうに聞こえると思いますが神経が腐っているのでもう痛みはありません。 この状態では歯を治療することは、ほぼ難しく抜歯になってしまいます。抜歯のあとはインプラント、入れ歯、ブリッジなどの治療になるのでご質問があればお気軽に先生やスタッフにお声がけください。 虫歯と言ってもCO以外自然治癒は不可能な病気です生活習慣やお手入れの方法によって一気に進行してしまうものです。早期発見がとても大切ですね♪ちなみに実は虫歯は噛むところの他に歯と歯の間も虫歯になるんです。 しかし歯ブラシだけでは歯と歯の間は絶対に汚れを落とすことはできません。 そこでフロスを使ってみてください!モノが挟まった時だけでなく通常の時に使うとプラークと呼ばれる細菌の塊で虫歯の元がたくさん取れるとおもいます。他にもワンタフトブラシや洗口液フッ素入り歯磨き粉など使って虫歯にならないように気をつけましょう! 歯科衛生士 関