谷村歯科医院ブログ
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歯科予防処置の先進国
皆さんこんにちは!最近は、涼しくなり秋が来たかなーと思いきや暑くなったりと難しい気候で、体調崩されなりしていないでしょうか?お気をつけくださいね!突然ですが、スウェーデンが歯科予防処置の先進国だとご存知でしたか?スウェーデン人の歯が、日本人に比べて強いということではないようで、1970年代までは多くの人が虫歯や歯周病になり、歯を失う人は少なくなかったそうです。この状況を改善しようと、スウェーデンは国を挙げて「予防歯科」を推進するプロジェクトを始め、これによりスウェーデン人の口腔状況は大幅に改善したのだとか。公的な歯科医院では、19歳以下であればすべての歯科診療代は無料なのだそうです!これは虫歯・歯周病治療にかぎったことではなく、矯正や定期検診、フッ素の塗布なども対象となります。20歳以上になると無料にはなりませんが、歯科予防処置治療にも補助金が支払われ、年に一度は定期健診のお知らせが届くなど、歯科医院で定期検診を受けることが奨励されています。このような国全体での働きで「予防歯科処置の先進国」と呼ばれるようになったのですね!年間に使用する歯ブラシの平均本数は...スウェーデン 12本日本 3.5本日本人の場合は約3~4ヶ月に1回の歯ブラシ交換頻度ということです。イギリスのマンチェスター大学の研究では、1ヶ月使用後の歯ブラシの先端にはなんと100,000,000匹の菌が付着していると報告しています。桁が大き過ぎてピンときませんが、こまめに歯ブラシを交換することも大切なようですね。そんなスウェーデンにはどんなデンタルグッズがあるのか少し調べてみました。調べていて良く出てきたのがTePeという会社の製品でした。TePeはスウェーデン国内では歯ブラシや歯間ブラシにおいてはシェア約8割と圧倒的な強さを誇っているそうです。スウェーデンの歯科医師に勧められる歯ブラシはほとんどがTePe製品だとか。歯ブラシヘッドの部分が独特な形をしていて、優しく細かいところまでしっかり磨けて、磨き心地がとても良いそうです。「マツコの知らない世界」で取り上げられたとか。デンタルフロスデンタルフロスは歯と歯の間の虫歯予防に効果がありますね。こちらは日本にあるものと大きく違うところはないようでした。歯間ブラシ持ち手の長さや角度、毛の硬さなどのバリエーションが豊富です。これらは日本でもネットなどで購入できるようです!もちろん日本にも優秀なデンタルグッズはたくさんありますし、デンタルグッズ専門店が銀座にあるようなので何があるか知りたい方やデンタルグッズを揃えたい方など足を運んでみてはいかがでしょうか?歯科医院で定期検診を受け、ご自宅でお気に入りのデンタルグッズで楽しくケアーし、健康で綺麗な口腔内を目指しましょう!歯科アシスタント 松本
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虫歯はなぜできるのか、、?
みなさんこんにちは。 暑い季節になり、アイスやかき氷などを食べる機会も増えたのではないでしょうか?? 甘い食べ物は美味しいですが、虫歯になってしまうのではないかと心配にもなりますよね! 今日はそんな虫歯のなり方や予防について色々と書きたいと思います。 まず歯の表面につく白くて柔らかい塊をプラークといいます。 そして、このプラークが原因で虫歯になってしまうのです。 プラークとはただの食べカスなどではなく、お口の中に元々いる細菌が糖を栄養として作り出した細菌の塊です。 なんと、たった1mgのプラークの中にも細菌は億単位で生息しています!! 恐ろしいですよね! 虫歯はこのプラークと、間食をする回数や時間、元々の自分の歯質や歯並び、唾液などの悪い条件が集まると発生してしまうのです。 ではどのように虫歯を防いでいけばよいのでしょうか?? ポイントはいくつかあります。 1 まずは糖分を摂りすぎないようにすること。お口の中に糖分がずっと残っている状態が一番良くないので、だらだら食べたりスポーツ飲料やジュースを飲み続けるのはやめましょう。 ご飯の後のデザートとして食べたり、間食する際は時間を空けるのがいいでしょう(^^) 2 次はセルフケアです。 ぱぱっと歯磨きを済ましてしまう人は、初めはテレビを見ながらでも長い時間歯磨きをしてみてください。 またフッ素入りの歯磨き粉を使ったみたり、歯と歯の間は歯間ブラシやデンタルフロスを使ってプラークを取り除くのが効果的です。 3 最後にプロフェッショナルケアです。 プロフェッショナルケアとは歯科医院で歯科衛生士によって行うもので、普段のご自身のケアを補ってくれる専門的なケアのことを言います。 超音波やエアスケーラーという水と空気の振動でプラークや歯石を綺麗に除去したり、専門的な器械などを使って歯面をツルツルに磨いていきます。 お子さんの場合は、生えたての奥歯の溝をシーラントという方法でプラスチックの樹脂で埋めてしまうと虫歯になりにくくなります。 また、プラークが固まったものを歯石といいます。 一度歯石になってしまうとご自身のブラッシングでは除去することが出来ず、歯石がずっと付いている状態になると今度は虫歯だけでなく、歯周病になってしまうのです。 ご自身のケアももちろん重要ではありますが、定期的な虫歯や歯周病の検査と、歯科衛生士によるプロフェッショナルケアが虫歯や歯周病を予防するのにとても重要です。 一度虫歯になってしまったら後悔しても、もう元には戻りません。 実際に私も中学生の頃に歯磨きを全然せず、生えたての大人の歯を虫歯にしてしまって今はとても後悔しています。 虫歯や歯周病で歯を無くすことはとても悲しいことです(>_<) しかし定期的な検診やご自身のケア次第で、自分の歯を守ることができます!! 後悔する前に、ずっと使う自分の歯のために、毎日のケアや歯科医院での検診で、お口の中の健康を保つ努力をしましょう♡ ご自身のケアで分からないことがあれば、いつでもご相談ください(^^)お待ちしております! dh 井田
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歯周病
みなさんこんにちは! 今日は歯周病について書きたいと思います。 歯は、歯肉、歯槽骨、歯根膜、セメント質で支えられていて、これらは歯周組織と呼ばれています。 歯周病とは、この歯周組織に発症したプラーク中の歯周病原菌によって引き起こされる感染症です。 歯周病は、プラーク中の歯周病原細菌により発症して進行していく感染症ですが、全身的リスク因子に強く影響を受けます。 歯周病は、silent disease とも言われます。自覚症状に乏しい疾患で、自覚症状が出始めた時には、重症化してることもまれではありません。 歯周病は生活習慣病のひとつです。 糖尿病や心臓血管系病変、誤嚥性肺炎や低体重児早産のリスク因子であることもあります。 ※誤嚥性肺炎とは... 嚥下機能の低下によって誤嚥が原因で引き起こされる肺炎です。歯周病の高齢患者ではプラーク中の細菌が肺炎の原因菌になります...。 ※低体重児早産とは... 妊娠24週以降37週未満の早産、または出生時体重が2500g未満の低体重児が生まれることです。 歯周病にならないようにするためには 毎日のケアがとても大切になります! まずは歯ブラシ選びが重要です。 たくさんの種類の歯ブラシが売っていますが、年齢や歯並び、歯肉の状態によって、歯ブラシの硬さや大きさが変わってきますので、どの歯ブラシがいいのかな?と、思った方はスタッフにいつでもお声かけください! 実は、歯の磨き方にも、たくさん種類があります! 歯ブラシを横に細かく動かして磨く、スクラッビング法、 歯周ポケットに歯ブラシの毛先を少し入れて汚れを除去する、バス法、 歯の表面で大きな円を描くように動かして磨くフォーンズ法、 このほかにもたくさんのブラッシング法があります! またの機会にブラッシング方法を紹介しますね! そしてみなさんは、デンタルフロスを使っていますか? 歯肉と歯の境目や、歯の表面は歯ブラシで綺麗になりますが、歯と歯が重なっている(くっついている)ところは、歯ブラシの毛先が当たらないので、汚れが付いたままになってしまいます。歯と歯の間から虫歯になってしまったり、歯石が固まって付着してしまい、歯肉が腫れたりします。 デンタルフロスも使ってケアをしてみましょう! みなさんの歯肉は、 薄いピンク色をしていますか? 歯と歯の間の歯肉は、ピラミッドのようにキュッ!っとひきしまっていますか? 鏡でチェックしてみましょう。 赤く腫れ上がっていませんか? 歯ブラシの際に出血したり、 歯肉が赤く腫れ上がっていましたら、要注意です! 口腔内を健康に保つことは 食事をおいしく頂けることや、家族や友人と会話を楽しむことなど、充実した生活を送る基本ともなります! 歯がグラグラで痛くて好きな食べものを食べれなかったり、 歯が抜けてしまって発音が難しくなったら悲しいですよね💦 定期検診では虫歯のチェックだけではなく、 歯周病の検査をしたり、歯石を除去したり、 磨き残しが多く付いているところの磨き方の確認もします。 歯周病にならないようにするために 毎日のケアはもちろん重要ですが、 定期的に歯科医院でのプロフェッショナルケアを受けてみてはいかがですか?(^^) DH 大久保 良美
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ワンタフトブラシの使い方
皆さんこんにちは! 段々と暑くなって来ましたね☀️ 皆さんはワンタフトブラシはご存知ですか? 歯ブラシでは磨きにくい細かい所や、1番奥の歯を磨くのに適している小さな歯ブラシです。 1番奥の歯を磨くとき、普通の歯ブラシでは頭の部分が大きすぎて奥まで届きにくいですよね?しかし、このワンタフトブラシは頭が小さいので、奥歯の部分を簡単に磨くことが出来ます⭐︎ また、歯並びが悪く重なり合っている部分があると、細かいところまで歯ブラシの毛先が届かず、磨き残しになってしまう方が多いですが、このワンタフトブラシなら、細かい部分の歯垢も掻き出すことが出来ます⭐︎(歯と歯の間の部分の汚れはデンタルフロスを使ってくださいね✨) 今の歯磨きをもうワンランク上げるために、ワンタフトブラシ、是非使ってみてください😄 白井
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デンタルフロスの使い方
こんにちは! みなさんは日頃、デンタルフロスを使用されていますか? デンタルフロスは歯の間に挟まった食べカスを取るだけではなく、ハブラシのみでは取り除けない歯と歯の間の歯垢を除去する目的があります。 今回はまだ使っていない方のために簡単に使い方をお伝えします! まず、40cmくらい(手に持って肘のあたりまで伸ばす)の長さに切ります。 左右の中指に2、3回巻き付けて持ちます。 使う場所(上下前奥歯)によって、親指や人差し指で押さえて糸をピンと張り、歯の間に差し入れます。 歯間に挿入したら、歯の側面に沿わせながら歯垢をこすり取ります。 難しいな、という方には、持ち手つきのタイプもあります。 でも慣れてしまえば簡単ですし、コスト面では糸巻タイプの方が優れています。 糸巻きタイプは当院の受付でもご購入できます。 ぜひお試し下さい! 藤田
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虫歯予防デー
虫歯予防デーは有名なので、いろいろな記念日の中でも知っている人も多いと思います。いつかといいますと、毎年6月4日が虫歯予防デーになります。 でもなんで6月4日かというと、語呂合わせで6/4は『む(6)し(4)』と読める事から、《虫歯予防デー》となりました。ちなみに6月4日が含まれている週は、「虫歯予防週間」です。 みなさん、歯はしっかり磨いていますか? 食べ物の中の糖類が虫歯菌の栄養となり、結果として菌が酸を出して歯が溶けて虫歯になります。 それを防ぐのに一番効率がいいのは歯を磨くことです。まさか食べるのを止める訳にはいかないですよね(^_^;) 虫歯予防デーにちなみ、歯はどのようにどれぐらいの頻度で磨いたらいいかですが、基本は以下の3つです。 1 朝起きたらすぐ磨く 2 夜寝る前に磨く 3 歯茎に接するところまで磨く 1ですが、虫歯菌は夜寝ている時に爆発的に増えます。そして朝食事をすると菌がさらに繁殖します。そのため、朝は食事の後ではなく、食事の前に磨くようにしてください。 2はやはり寝ている時に菌の繁殖を抑えるためです。歯を磨いてから寝ると朝起きても口の中のネバネバ感が少なくなります。 3ですが、結構歯をしっかり磨いているにも関わらず虫歯になる人は、歯の表面しか磨いていません。歯と歯の隙間と歯茎の境目下でしっかり磨くことで、ポケットに残っている歯垢を取り除き虫歯の発生を抑えることができます。 よく「食後3回、3分以内に3分以上磨こう」ということを聞いたことがあると思いますが、最近はよくないとされています。虫歯予防デーでこのようなスローガンを見かけたら、これは昭和の時代の話で、実はよくないので止めましょう。 特に食後すぐの歯ブラシは、口の中が食べ物で酸性になっており歯が溶けやすい状態です。そこにナイロンの歯ブラシをゴシゴシ当てたら歯が傷ついてしまいます。エチケットとして歯を磨きたい人もいると思いますが、ぐっと我慢して食後30分ぐらい経ったら磨くようにしてください。 以上、虫歯予防デーにちなんだ歯ブラシの豆知識でした。 ちなみにその他に歯に関係のある日は、11月8日の『良い歯の日』があります。そしてこの日が誕生日の私は、人様に誕生日を聞かれると必ず『虫歯予防デー』と『良い歯の日』の話をします・・(^_^i)・・ みなさんも憶えていてくださいね(^^) 歯科医師 山口美香