お知らせ
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子どもの虫歯
みなさんこんにちは。きょうは『子どもの虫歯』についてお話ししようと思います! 子供の虫歯について説明する前に、みなさんは虫歯ができる原因はご存知でしょうか。むし歯の原因には、『歯の質』『糖質(砂糖など)』『細菌(ミュータンス菌)』の3つの要素があります。これらの3つの要素が重なると、時間の経過とともにむし歯発生につながります。砂糖を摂りすぎないようにすることや、しっかり歯みがきをして、フッ素でむし歯を予防することが大切です。歯が弱い方でも、他の2つの要素、糖分を抑えて歯ブラシをすることで虫歯にならないようにすることができます。 子どもの虫歯の原因について 子どもの虫歯は基本的には大人の虫歯と同じですが、原因について少し違いがあります。まずおやつの摂取量が一般的に大人より多いです。特に食事と食事の間に食べる、『だらだら食い』は虫歯の原因になります。同じ砂糖の量でも一度に摂取するより、だらだら食べをするほうがむし歯になる確率が上がります。さらに子どもが大好きなアメやガム、グミ、チューブ入りアイスキャンディなどは、お口の中に糖分が残りやすく、だらだら食べになりやすいので注意が必要です。また胃が小さくて1回の食事量が少ない幼児期は、食事以外の時間でおやつを食べて1日の栄養素を補う必要がありますが、「10時と15時」など時間をしっかり決め、1皿に盛った量だけですますようにしてください。食が細いからと言ってちょこちょこ与えていたり、スナック菓子やジュースを子どもが欲しがるからと言っていつも与えているとあっという間に虫歯になってしまいます。 そして、意外と糖分の多いもの、みなさんご存知でしょうか。糖分の多さに気がつきにくい飲み物や食品に注意しましょう。一見体によさそうなスポーツドリンクや乳酸菌飲料には砂糖がたっぷり入っています。レモネードなどもともと酸っぱいものを甘くするためには大量の砂糖が必要です。これらの飲食物を与えるときは必要最小限の量にとどめましょう。 みりん、ウスターソース、オイスターソース、ケチャップ、カレールーなど味が濃い調味料も、糖質の含有量が高いことで知られます。調味料もかけ過ぎは虫歯だけでなく、成長期のお子さんにも体に良くないので気をつけましょう。また、菓子パンや果物の缶詰は、食べやすい上に糖質がきわめて高いので、量に注意しましょう。菓子パンはただでさえ炭水化物の塊であるパンを更に砂糖などで甘くしているので極めて歯には良くないです。口の中にいつまでもとどまり虫歯の原因になってしまいます。果物の缶詰はシロップ漬けになっていることが多いです。食べすぎないようにするだけでなく、軽く水ですすぐと砂糖の甘味が取れてさっぱりと食べられて、歯にも優しい果物になります。 子供の歯の質について 子供の歯の特徴として大人と大きく違うのは、乳歯が存在しているということです。一般的に乳歯は1歳6ヶ月ぐらいから生えてきて、6歳になる頃には永久歯が生えてきます。そして、乳歯が脱落して、代わりの永久歯が生えてきて、12歳ぐらいに親知らずを除く全ての永久歯が生え揃います。ちなみに親知らずは18歳から25歳ぐらいに生えてきますが個人差が大きかったり、斜めに引っかかって途中までしか生えてこなかったり埋まって全く出てこない場合が多いです。 お口の中の環境が次々と変わる子供の頃は、ちょっとした不注意で虫歯になってしまうことが多いです。特に乳歯や、生えたばかりの永久歯は歯の質や硬さが未成熟で歯の表面が粗く汚れがつきやすいため、むし歯になりやすいので注意が必要です。また歯の交換時期である6歳から12歳頃は食べ物が挟まりやすいので、歯ブラシもていねいにする必要があります。 子供の虫歯の予防方法は? 歯が生え始めてからは食後はお母様、お父様がガーゼで丁寧にお口の中を拭ってあげましょう。2歳ぐらいからは歯ブラシでしっかりと歯垢を落としましょう。3歳から4歳ぐらいからは自分で歯ブラシをさせて、その後保護者の方が仕上げ磨きをしてあげて下さい。特に寝る前の歯ブラシは虫歯予防に効果的です。くれぐれもお菓子が口の中に入ったまま、お子様を寝かせるようなことはしないようにして下さい。これだけでもかなり虫歯を防ぐことができます。もし可能でしたらさらにデンタルフロス(糸ようじ)も使うと効果的です。ただし乳歯はとても小さくて歯と歯の間も高さが低く、唾液も大量に出てくるので、デンタルフロスは少し難しいかもしれません。歯磨き粉に関しては、子供用のフルーツのフレーバーがついたもので問題ありません。大人用の歯磨き粉の方がいいというお子さんでは、大人用の歯磨き粉を使用していただいて構いません。 歯科医院でできる虫歯の予防方法は? 歯科医院では、お口の奥や裏側などご家庭ではチェックできないところまで確認いたします。歯ブラシ指導をしたり、細菌の塊である歯垢や歯石を取り除きます。その際に年令が5~7歳ぐらいで、治療に対して協力ができないお子さんの場合は当院では診察が難しい場合があります。 また、虫歯予防のために、『フッ素』を塗布すると、歯の表面に虫歯や酸に対して抵抗力のある被膜を作ることができます。フッ素の効果は約1から3ヶ月ほどなので、大人と同じで歯垢が歯石になるタイミングの3ヶ月毎の検診をおすすめします。 フッ素はどのような働きで虫歯を予防するのか? フッ素の働きは大きく分けて3つあります。 ①虫歯になりかけた歯(初期虫歯)を元に戻す作用がある 食事をしたりジュースなどを飲むと食品やジュースの中の酸によって歯に含まれるカルシウムやリンなどのミネラルが溶けだします。しかし通常の場合は、唾液が働いてすぐに溶けだした成分を元に戻します。この働きを『再石灰化』といいます。この歯の溶け出した部分の再石灰化を助けるのがフッ素です。唾液中にフッ素イオンが存在していると、溶けだしたカルシウムが通常より多くエナメル質に再度吸収されます。フッ素は再石灰化を促進し、歯の溶けた部分の修復を促します。これによりでき始めの初期虫歯を修復して、健康な歯を保ってくれます。 ②虫歯菌が出す酸の生成を抑制する フッ素は虫歯菌の活動を抑制する働きも持っています。フッ素は虫歯菌の出す酸の量を抑えることができるため、酸により歯が溶かされることがなくなり、虫歯を予防することができます。 ③虫歯になりにくい、強い歯の質になる 歯の再石灰化にあたり、フッ素は歯の表面のエナメル質の成分と結びついて『フルオロアパタイト』という、虫歯菌の酸に対して非常に強い構造になります。この働きによりミネラルが溶けだしにくく、今までよりも虫歯になりにくい強い歯になります。 フッ素は、いつ、どのように取り込めばいいの? フッ素は生えたばかりの歯に塗布するのが、最も効果的です。乳歯でも永久歯でも生えてすぐの歯はフッ素を多く取り込みやすいので、この時期に塗布しておくとそれだけ丈夫な歯になります。歯科医院ではフッ素は溶液になっていて、ガーゼなどに浸して歯に直接塗布します。フッ素を塗ったあとは1時間ほど飲食をしないようにして下さい。 0-2歳は、上の前歯の歯と歯の間、歯のつけ根の部分、3歳以降は、奥歯の溝、奥歯の歯と歯の間が虫歯になりやすいです。下の乳歯が生え始めたら定期的に歯医者に通うようにして、上下前歯が生えてきたらフッ素塗布できると良いでしょう。 まとめ このように、子供の虫歯は、大人と比べて非常にできやすい環境にあります。しかし、歯ブラシを丁寧にしたり、フッ素を取り込むことで、子供の歯を虫歯から守ってあげることができます、また歯ブラシのときに使う歯磨き粉も見直してみるといいですね。歯磨剤の成分表に『モノフロオロリン酸ナトリウム』『フッ化ナトリウム』と記載のあるものを選ぶようにしましょう。歯科医院で塗るフッ素よりも濃度は低くなりますが、普段からフッ素を取り込むことができます。 乳歯のうちから虫歯になりにくい歯を作ることはとても大事です!仕上げ磨きもしっかりしてあげてくださいね^ ^ DH 渋谷
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定期検診の重要性について
みなさんこんにちは!最近は昼間と夜で気温差があるので体調を崩さないように手洗いうがいをしっかりして風邪を予防しましょう( ・ᴗ・ ) さて今回は、『定期検診の重要性』 についてお話していきます!みなさんは定期的に歯医者さんに通われていますか? 定期検診は何のために行くんだろう?と考える方もいらっしゃると思います。歯が痛くなってから歯医者さんにいくのではなく、お口の健康を守るために定期的に通うことがおすすめです! 【歯を失う原因ランキング】第1位:歯周病 第2位:虫歯 第3位:歯が欠けた、割れた 一般的には、奥歯から失われていくことが多いです。自然に抜けるというよりは、症状が進行して手の施しようがなくなり、歯医者で歯を抜くというケースが多いです。 【定期検診を行うメリット】 1.むし歯予防定期検診を受けると虫歯予防に繋がります。虫歯の原因となるプラーク(歯垢)や歯石を除去したり、ブラッシング指導を受けることにより、お口の中への意識も高くなり、正しいオーラルケアの習慣が身につきます!お口の中が清潔な状態に保たれていれば、虫歯リスクも減ります。また定期的にフッ素塗布してもらうことでより虫歯になりにくくなります。 2.歯周病予防毎日自分でしっかりと磨いているつもりでも、歯と歯の間や歯と歯茎の境目など磨き残しはどうしてもあります。その汚れを放置すると、徐々に歯茎が腫れたり出血などを引き起こし歯周病が進行してしまいます。定期的に歯医者さんにて歯周病の検査や歯石取りをしてもらうことで、どうしてもご自身では取り切れない汚れをキレイにしてもらえるため、歯周病予防にとても効果があります。 3.歯の寿命が長くなる定期的にクリーニングしてもらっていると、虫歯や歯周病を予防できますし、もし状態の悪いところがあったとしても、早い段階で治療をすることができます。早い段階で治療をすれば虫歯になってしまっていても歯を削る量が減り、少ない治療で済みますので歯の寿命は長くなります! 4.全身の健康状態が良くなる歯周病などは心筋梗塞、脳梗塞、アルツハイマー病、糖尿病などさまざまな病気と関係があります。定期的にクリーニングして、お口の中を清潔にすることにより、全身の健康状態も良くなります。 【定期検診の内容】 そもそも定期検診の目的はお口の中が衛生的に保たれているかどうかをチェックすることです。歯医者さんでの定期検診の内容がどういったものなのか気になる方は多いはず!定期検診では次のような項目をチェックしていくことが多いです。 ・歯周病や虫歯のチェック ・歯垢や歯石の除去 ・歯磨き指導 ・粘膜に異常がないかどうか ・病巣がないかどうか ・詰めものや被せものに不具合がないかどうか このような内容を慎重にチェックしていきます。 ご自身の口腔状況を診てもらい、お口の中を把握することが大切になってきます! 【定期検診の頻度】 歯科の定期検診は、一般的に3~6ヶ月に一度の受診が適切と言われています。理想は“3ヶ月に一度”です!目安となる期間に差があるのは、患者さんのお口の状態や年齢、虫歯や歯周病へのなりやすさによって適切な受診頻度が変わってくるからです。忙しくてなかなか時間が取れない方も、少なくとも半年に一度は検診に行くことをおすすめします! 【定期検診を受ける方へ】 いくつになっても食べ物をしっかり噛んで、美味しく食べられるよう歯が痛くなくても、定期的に検診を受けて健康な歯を守っていきましょう。 また些細なことでも悩み事や気になる所があれば、私たち衛生士や院長先生に気軽にご相談ください! 当院にお越しいただければ、患者さんそれぞれに合わせた衛生指導や検診の頻度もお伝えいたします。 定期検診はお口の中の状況を良くしていくためにとても重要な鍵になってきますので、しっかりと歯科医院にて受けましょう!✓当院の検診はこちらのWebサイトや電話からも可能なので気軽にご連絡ください♪ DH池田
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40代 女性 J.E様 フルジルコニア冠・ジルコニアインレー・ジルコニアブリッジ
<概要> 上下の歯の治療を行いました。詰め物と被せ物にジルコニアを使用しています。またブリッジによる治療もジルコニアで行いました。 <治療説明> 施術名:フルジルコニア冠・ジルコニアインレー・ジルコニアブリッジ施術の説明:ジルコニアは色や形の悪い歯を治してできるだけ自然な歯に近づけます。金属を使用していないため、金属アレルギーの原因にもならず、体に優しい素材です。施術の副作用(リスク):痛み・咬合時痛・冷温水痛・抜歯する場合は腫脹や出血や神経麻痺などを生じる事があります。麻酔を行う場合、アナフィラキシーショックを生じるリスクがあります。セラミック・仮歯が欠けたり、外れる事があります。場合により歯の神経の治療をします。施術の価格(保険適用外):1本あたり 88,000円~132,000円
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口腔内とガムについて
みなさんこんにちは、だんだん日が短くなってきて秋らしくなってきましたね。今日は”ガム”について調べてみました!皆さんもキシリトールや唾液がたくさん出るなど聞いたことがあると思います。 口腔内の環境とガムについて、どういったものなのかご紹介します。 《ガムとは》ガムベースに味や香をつけ、かむことで風味や口当たりを楽しむ菓子の総称。(Wikipedia)ガムは植物性樹脂の樹木から採取され煮詰められたもので、このままでは味がないため甘味料で味や香りをつけてつくるそうです。 ガムは噛んでいくと味が無くなっていきますが、これはフレーバーが無くなってガム本来のものが残ったということです。 《ガムと口腔内》ガムとお口の中はどんな関係があるでしょうか。 ガムはチューイングキャンディーと違い、噛んでも無くなりません。 すなわちいつまでもお口の中に残るのでずっと噛み続けることができます。 この『噛む』という行為は身体にとってもいいのです。まずガムを噛むことで、唾液が通常より多く分泌されます。 だ液が出るとお口の中の食べかすや細菌が洗い流されるので口臭や口内炎、再石灰化、緩衝作用(酸性から中性に戻す作用)を促進させます。さらに自浄作用という効果があります。これは唾液や噛むことで自然に起こる洗浄効果です。しかし、ガムは歯ブラシの代用品ではなく全ての汚れを落とせるわけではないので、歯磨きやフロスとか洗口液は使いましょう! 次はガムの成分について見ていきましょう。 《甘味料》ガム本体には甘み成分は全くありません。ゴムを噛んでいるのと同じです。 これに甘みをつけることで食品となるのです。 この甘み成分ですが、少し前から体にいい成分が配合されるようになりました。 ガムのパッケージによく”キシリトール”と書いてあるのをみたことはありますか?キシリトールは歯の強い味方です! ではキシリトールが入っていると歯にどんな影響があるでしょうか? キシリトールとは、砂糖と同じくらいの糖度を持つ、『天然甘味料』、糖アルコールです。作用は、お口の中の酸性を中性に戻す、歯の再石灰化、虫歯菌の増殖を防ぐ、プラークが歯に付着するのを防ぐなどです。基本的に糖アルコールと呼ばれるものはこの性質を持っています。 糖アルコールは他にも還元麦芽糖水飴、ソルビトール、マルチトールなどがあります。 しかしキシリトール入りガムですが少し注意が必要です。 それは、キシリトール50%〜のものでないと効果が発揮されないということです。 キシリトール入りガムの中には、キシリトール+ショ糖やブドウ糖など虫歯になりやすい甘味料と一緒に使われているものもあるので気をつけましょう。 次に、虫歯になりやすい甘味料を見てみましょう。ガムに使われている甘みとして昔からよく目にするのは、砂糖、蜂蜜、ブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)、水飴、麦芽糖(マルクトース)ですね。 ぜひガムを手に取ったら、成分表示を確認してみてください。 《虫歯になりにくいおやつ》お菓子ついでにキシリトールガム以外で、虫歯になりにくいおやつをご紹介します。最近ではキシリトール入りのチョコレートも売っていますね。 キシリトールは砂糖と同じように甘いのですが、食べるとスーっとした冷たい食感があります。 そのためキシリトール入りチョコレートは食べると冷たく感じるので不思議な気分です。 ちなみにこのキシリトールですが通常の食品への配合量であれば、身体に対して悪影響はありません。 ですから小さいお子さんでも安心して食べることができます。 虫歯になりにくいキシリトールが入りお菓子以外でも、歯に付着しにくいものは虫歯になりにくいおやつといえます。 例えばゼリーやアイス、果物です。 これらのおやつは口の中で比較的素早く溶けて歯に残らないので虫歯になりにくいです。 もちろん虫歯に全くならないわけではないので、食べた後は歯磨きをしましょうね。逆に虫歯になりやすいお菓子は、キャラメルやチョコレート砂糖入りのチューインガム、ビスケットなどがあります。 これらのお菓子はかなり長時間歯にくっついて、虫歯菌の餌になります。 キャラメルの入ったビスケットは歯にとって最凶のお菓子です! かなり虫歯のリスクが高くなるので気をつけましょう! DH関
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知覚過敏について
こんにちは(^^) 外が暑くて、早く秋が来ないかなと思う今日この頃。まだまだ暑い日が続きますので、熱中症対策+感染対策をしっかりとして自分を守って行きましょう! 今回は冷たいものがしみる、『知覚過敏』について説明いたします。 ○知覚過敏とは?歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい飲み物・食べ物や甘いものを口にした時、風にあたった時などに歯に感じる痛みです。 知覚過敏の痛みは、なんとなく痛い弱い痛みから電流が走ったような激しい痛みまで様々です。 ○原因歯の表面にあるエナメル質は、削っても痛みを感じることはありません。象牙質はその内側にあり、また根っこの部分ではエナメル質がなく全てが象牙質でできています。象牙質は、器具が当たったり冷たいものや熱いもの等に触れると、その刺激は内部の神経まで伝わり歯は痛みを感じます。つまり、歯の構造の中で硬い部分である象牙質は痛みを感じる部分と言えます。 通常、象牙質の表面はエナメル質に覆われているので、このような痛みを感じることはありません。極端に冷たいものなどではエナメル質の上からでも冷たさがじわじわと内部の象牙質に伝わって、歯に痛みを感じることもあります。ですが、様々な理由で象牙質が露出すると、刺激が神経に伝わりやすくなり、知覚過敏が生じるようになります。ではなぜ象牙質は硬いのにしみるのでしょうか? 実は象牙質は顕微鏡で観察すると、表面から内部の神経に繋がっている、無数の小さな管状の穴があいています。この無数の小さな穴があることによって、神経まで冷たい刺激などが届き痛みがでるのです。この小さな穴ですが、若いときは大きく加齢などにより、少しずつ塞がってくることもあります。穴がほとんどふさがってしまうと知覚過敏は起きません。なので象牙質が露出していると必ず知覚過敏が起きるということではないようです。 ご年配の方の歯で、歯茎に沿って歯が大きく削れている場合でも全く痛くないことがありますが、この管(象牙細管といいます)がふさがっていて刺激が伝わらないのです。○知覚過敏の主な2つの原因 次は、知覚過敏の原因について説明します。 原因は、主に歯の状態によるものと、歯茎の状態によるものに分けられます。・歯の状態によるもの エナメル質の摩耗エナメル質は体の中で一番硬い組織ですが、時間の経過と共に摩耗することで象牙質が露出してしまうことがあり、これが知覚過敏の原因になることがあります。 過度な歯磨き粉→ 歯を頻繁に磨きすぎたり強く磨き過ぎることで起こります。 歯ぎしり→ 歯ぎしりはエナメル質を摩耗し、やがて象牙質を露出してしまいます。 酸蝕歯→ 食べものや飲みものに含まれる酸によって、歯のエナメル質は徐々に摩耗していきます。これを酸蝕歯(さんしょくし)と呼びます。 ・歯茎の状態によるもの 歯ぐきの後退健康な歯ぐきは、健康な歯の基本です。歯ぐきの後退が進行するにつれ、象牙質が露出してしまうことがあります。 過度な歯磨き→ 毛先が固い歯ブラシも歯ぐき後退の原因になることがあります。 歯周病→ 口臭や、歯ぐきが赤くなる、腫れる、出血するといった症状が含まれます。 加齢→ 年をとって歯茎が下がりしみて痛みが出ます。 露出した象牙質は歯みがきでも痛みを感じやすくなっていますが、歯みがきを十分に行わないとプラークが付着します。プラークにはむし歯菌がいて、酸を作りその歯の表面を溶かしています。こうなると、知覚過敏はむしろ悪化することもあります。知覚過敏の予防、改善にも歯みがきはとても重要です。 もしも歯磨きができないほど歯がしみる場合は歯科医院で治療が必要です。 詳しくは当院のスタッフまでご相談ください。 歯科アシスタント 松本
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60代 女性 H.Y様 ジルコニアインレー・e-maxポーセレン冠・e-max単体インレー
<概要> 上下の歯の治療を行いました。詰め物にe-maxとジルコニア、かぶせものにe-maxポーセレンを使用しています。 <治療説明> 施術名:ジルコニア・e-maxポーセレン 施術の説明:ジルコニア・e-maxポーセレンは色や形の悪い歯を治してできるだけ自然な歯に近づけます。金属アレルギーの原因にもならず、体に優しい素材です。 施術の副作用(リスク):痛み・咬合時痛・冷温水痛・抜歯する場合は腫脹や出血や神経麻痺などを生じる事があります。麻酔を行う場合、アナフィラキシーショックを生じるリスクがあります。セラミック・仮歯が欠けたり、外れる事があります。場合により歯の神経の治療をします。 施術の価格(保険適用外):1本あたり 66,000円~121,000円
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60歳 女性 W.M様 e-max+ポーセレン・e-max(単体)ブリッジ・e-max(単体)冠
<概要> 60代女性の患者様です。治療本数が多く全体的な治療となりました。患者様は治療箇所が多いとどこまで治療をすべきなのかと迷われがちですが、当院では納得のいくまで説明することを心がけています。 <治療説明> 施術名:e-max(単体・ポーセレン・ブリッジ) 施術の説明:ジルコニア・e-maxポーセレンは色や形の悪い歯を治してできるだけ自然な歯に近づけます。金属アレルギーの原因にもならず、体に優しい素材です。 施術の副作用(リスク):痛み・咬合時痛・冷温水痛・抜歯する場合は腫脹や出血や神経麻痺などを生じる事があります。麻酔を行う場合、アナフィラキシーショックを生じるリスクがあります。セラミック・仮歯が欠けたり、外れる事があります。場合により歯の神経の治療をします。 施術の価格(保険適用外):1本あたり 110,000円~121,000円
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20代 男性 I.H様 e-maxインレー・e-max(単体)冠
<概要> むし歯の治療といっしょに銀歯をセラミックに変えられました。セラミックは美しく、治療箇所が目立ちにくいので大きく口を開けて笑えるようになります。ぜひご自分の歯を大切にしていただければと思います。 <治療説明> 施術名:e-max(セラミック)治療 施術の説明:セラミック治療は色や形の悪い歯を治してできるだけ自然な歯に近づけます。金属アレルギーの原因にもならず、体に優しい素材です。 施術の副作用(リスク):痛み・咬合時痛・冷温水痛・抜歯する場合は腫脹や出血や神経麻痺などを生じる事があります。麻酔を行う場合、アナフィラキシーショックを生じるリスクがあります。セラミック・仮歯が欠けたり、外れる事があります。場合により歯の神経の治療をします。 施術の価格(保険適用外):1本あたり 66,000円~110,000円
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60代 女性 H.O 様 セラマージュインレー・セラマージュ冠
<概要> 60代女性の患者様です。セラマージュによる詰め物・かぶせものの治療を行いました。 <治療説明> 施術名:セラマージュ(インレー・冠) 施術の説明:セラマージュはe-maxやジルコニアほどではありませんが、色や形の悪い歯を治してできるだけ自然な歯に近づけます。金属アレルギーの原因にもならず、体に優しい素材です。 施術の副作用(リスク):痛み・咬合時痛・冷温水痛・抜歯する場合は腫脹や出血や神経麻痺などを生じる事があります。麻酔を行う場合、アナフィラキシーショックを生じるリスクがあります。セラミック・仮歯が欠けたり、外れる事があります。場合により歯の神経の治療をします。 施術の価格(保険適用外):1本あたり 66,000円~121,000円
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40代 女性 Y.T様 e-maxインレー・e-max(単体)冠
<概要> 一年ほどかかりました。保険治療したところがむし歯になっていましたので、より長く使えるようなe-max(セラミック)治療を行いました。今後は定期的な健診にいらっしゃるのが理想です。 <治療説明> 施術名:e-max(オールセラミックス)インレー・かぶせ物 施術の説明:e-max(オールセラミック)治療は色や形の悪い歯を治してできるだけ自然な歯に近づけます。金属アレルギーの原因にもならず、体に優しい素材です。 施術の副作用(リスク):痛み・咬合時痛・冷温水痛・抜歯する場合は腫脹や出血や神経麻痺などを生じる事があります。麻酔を行う場合、アナフィラキシーショックを生じるリスクがあります。セラミック・仮歯が欠けたり、外れる事があります。場合により歯の神経の治療をします。 施術の価格(保険適用外):1本あたり 66,000円~132,000円