お知らせ
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骨粗しょう症のお薬と抜歯
こんにちは、口腔外科を担当しております歯科医師の鈴木です。 今回は年配の方に多い『骨粗しょう症』で飲んでいるお薬と抜歯についてお話したいと思います。 今まで、骨粗しょう症の薬である、『ビスホスホネート製剤』は骨の密度を低くさせない代わりに骨を作る作用も止めてしまうので、この薬を飲んでいる患者さんは抜歯をすることができませんでした。 しかし最近の骨粗しょう症の薬はかなり進化していて、また抜歯も可能なようです。 はじめに2010年にはじめて日本での骨粗しょう症のお薬が、抜歯などで骨の壊死をもたらすとされていた、『薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)』の発表されてから約10年が経ち、臨床研究や症例の蓄積により新たな知見が増えました。それによると、「抜歯前の骨粗しょう症のお薬の休薬の効果に対する根拠はない」とされていて、当初から比較するとMRONJに対する認識は大きく変わってきています。 薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)とは?この薬剤関連顎骨壊死とはどういう状態のことかと言うと、「骨粗しょう症のお薬や注射を使用している患者さんで、8週間以上口の中に骨が露出した状態が持続されており、かつ、以前に顔に放射線治療を受けいない場合」のことを示します。 薬剤関連顎骨壊死になってしまう可能性のある人は、以下のいずれかに含まれます。① 骨粗しょう症やがんの治療で、ビスホスホネート製剤を使用している。② 骨粗しょう症やがんの治療で、デノスマブを使用している。(デノスマブは注射製剤のみになります。)③ がんやそのほかの疾患の治療で、血管新生抑制剤を使用している。 抜歯前の休薬は、顎骨壊死の発生を予防しない2010年に日本では、抜歯前は骨粗しょう症のお薬の休薬することが推奨されていました。 その後、2016年の発表では、骨粗しょう症のお薬の休薬の効果はMRONJの発症予防の関連は不明であること、また発生回数に基づいたMRONJ発症のリスクよりも骨折予防の利益の方がまさることや、歯科治療前の感染予防を十分に行えばMRONJは減少することなどから、歯科治療前の休薬を指示する根拠はないとされています。 また2017年には、休薬が顎骨壊死の治療の成績向上に与える影響がないこと、逆に骨折のリスクを高めてしまうとの報告があります。 抜歯はMRONJの発症リスク要因になってないあるデータでは、MRONJの発症は抜歯を契機に発症したのが2割で、その他8割は抜歯と関係なく発症しています。 つまりは、抜歯を行わなくてもMRONJは多く発生していることになります。故に、むしろ抜歯の原因になった細菌感染こそがMRONJの発生に深い関わりをもつのです。 感染源になる要抜歯の歯は、早めに抜歯を行うことが推奨されています。 MRONJの予防このMRONJの発生を抑えたり予防するには、口腔衛生管理や適切な歯科治療が重要と考えられています。 不衛生な口腔内からMRONJは自然発症する例も多く報告されている事から、特に口腔衛生管理が最も重要であり、骨粗しょう症のお薬を服用している患者さんには3ヶ月ごとの口腔ケアを行った場合、10倍のMRONJの発生予防効果があることが実際に公表されています。 一番の予防は定期検診が重要であります。 まとめ近年は、50才以上の女性の3人に1人が骨粗しょう症になる時代です。 誰もが骨粗しょう症のお薬を飲むようになることが普通になる時代です。最初に当院に通院したときには骨粗しょう症のお薬は飲んでなかったとしても、もし骨粗しょう症のお薬の治療が始まるも多くありますので、骨粗しょう症のお薬が始まったらできるだけ速やかにご報告されて下さい。患者さんの中には、歯科治療をすることがダメだと誤解をしている方もまだ多くいらっしゃると思いますので、多くは適切なお口の中のケアと感染源の抜歯は、健康にさらに役立つので、スタッフ一同一丸となって適切な治療をおこないます。 当院では、通院されている内科や整形外科の先生方とも連携して適切な注意を仰ぎ、医師の先生との連携を大切にして、患者さんにとって一番よい時期や方法で抜歯を行っていますのでどうぞご安心なさって下さい。歯科治療、口腔ケアを受けることによって顎骨壊死の多くは予防できますので、定期検診の重要性はとても効果があります。 口腔外科・歯科医師 鈴木
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子供の虫歯と食生活の関連性について
みなさんこんにちは。 きょうは、子供の虫歯と食生活の関連性についてお話したいと思います。 子供がむし歯になる三大要素は、歯の質・糖分・虫歯菌 と言われています。まず『歯の質』ですが、人それぞれ生まれつき強い人もいれば、弱い人もいます。 唾液の量や質によっても変わってきますが、分泌量の少ない人はむし歯になりやすいともいわれています。次に『糖分』は、むし歯=甘いものと言うように、むし歯菌は糖分が大好物なんです。また、『虫歯菌』はミュータンス菌という細菌で、この、ミュータンス菌は、生まれたての赤ちゃんの口にはない菌なのですが、大人がかみ砕いた食物を赤ちゃんに食べさせたり、大人がつかったスプーンやお箸で食べさせたりすると、そこからミュータンス菌がうつってむし歯菌の繁殖につながります。 そう考えると、普段私たちが無意識にとっている行動で、子供たちのお口の環境が大きく変わってしまうということがあげられます。 これら三つの要素と時間の経過が長ければ長いほど、むし歯になりやすくなります。 食べ物が口に入ると、それを栄養にしたむし歯菌が”酸“を吐き出します。 その酸によって、むし歯の前兆である、『脱灰』という状態が起こります。 この『脱灰』とは、酸が歯の表面の大切な成分であるミネラル(主なカルシウム)を溶かしてしまうことです。 食べ物を口に入れ咀嚼すると唾液の分泌液が増えます。 この唾液の力で歯の表面がむし歯になりやすくなる酸性の状態から、むし歯になりにくくなる中性の状態に戻します。それを『再石灰化』といいますが、人は食べ物を口にする度これを繰り返します。このとき、間食が多くいつも口のなかに食べ物が入っている状態だと再石灰化が進まず、むし歯菌が増殖して、むし歯街道まっしぐらになってしまうのです。食べ物を口にしてから酸性に傾くまでの時間は、3~5分と短いのに対して、中性になるには20~30分かかります。そこで、食事の回数がむし歯のなりやすさに関係してくるのです。子供の場合は、そのなかでも特におやつの食べ方が重要になってきます。 ここまで、虫歯になりやすい体質や、糖分の摂取、虫歯菌について説明してきました。 ではどうやったら子供を虫歯から防ぐことができるのでしょうか? 今から説明していきますね。 最初にしていただきたいことですが、まずは、おやつの時間を決めましょう。子供は体が小さいので、1回の食事で食べられる量も少なく、子供が必要とする栄養が三度の食事では摂りきれません。そのため子供が「お腹すいた~」と言ってきたり、親が子供の栄養を考えておやつを与えると思います。 しかしつい手軽なスナック菓子や甘いケーキ、パン、などの砂糖や油が多い食べ物を与えていないでしょうか?このようなおやつはお米などに比べて満腹感が得られにくいと言われています。 しかもとても虫歯になりやすいのです!! おやつに関しては、食べる回数よりも何を食べるかで決まってきます。理想のおやつは、おにぎり、サツマイモ、ジャガイモ、とうもろこし、果物、干し芋、せんべいなどです。だらだら食べることを避けるためにも、脱灰の時間を減らし、再石灰化の時間を伸ばすことを目的としておやつをあげましょう。 次にジュースなどの甘い飲み物ですが、果物のジュースには 『果糖』 と呼ばれる果物由来の糖分が豊富に含まれています。果物の種類によっても違いはありますが、豊富な甘さを持つリンゴジュースの場合、その量は30グラム使用されているそうです。ジュースに入っている砂糖の量は想像以上ですよね! コーラなどの清涼飲料に比べればまだいいですが、ジュースを与えるのはできるだけ控えるようにしましょう。 また、乳酸菌飲料も思っている以上に糖分の多い飲み物です。これら糖分の多い飲み物を与えるときには、飲む回数などに注意してください。 虫歯にならないようにするには、歯磨きをすることが一番大事です。 しかし歯磨きだけでなく、栄養バランスのいい食事を良く噛んで食べることもとても重要です。 よく噛んで食べることで、唾液の分泌が促進されます。軟らかいものばかり食べていたり、ストレスにより唾液が出にくくなっている子供も多いようです。ストレスとむし歯なんて関係なさそうなのですが、それは間違いです。よく口の中が乾き、食事中に水やお茶がないと食べられない。歯ぐきが真っ赤に腫れている、食欲がない。などあてはまる要素があれば、お口の中にストレスがあるのかもしれません。最近では口呼吸のせいでお口がいつも開いている状態なども多くみられますよね。そうなると唾液の分泌量が少なくなってしまい、再石灰化が活発にできません。 歯並びも噛むことで並びが良くなるといわれています。食事やおやつの時に良く噛んで食べられるキシリトール入りのガムやタブレットもおすすめします。 ここまでの話で子供のむし歯予防に気をつけることをまとめると、 1 子供にミュータンス菌をうつさない2 おやつの時間を決めて、規則正しい食生活を!(夕食前1時間は飲食しない)3 甘い飲み物を控える4 良く噛んで食べる 5 歯の予防治療(定期検診)6 お家ではしっかり歯磨き(親の仕上げ磨き)7 フッ素やキシリトールを取り入れる 以上のことが予防につながる第一歩です。意識して日常に取り入れてみましょう。 歯科衛生士 渋谷 葵
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知覚過敏の治療方法
みなさんこんにちは!近頃ますます寒くなってきて、お家では暖房とお風呂で温まった後のアイスは格別ですよね!皆さんは冷たい飲み物やアイスクリームを食べた時に、歯がキーンっとしみたりするってことはありませんか? それはもしかしたら虫歯ではなく皆さんがテレビ等でよく聞く、『知覚過敏』かもしれません! ( ⍨ ) 𓈒𓏸今回はそんな知覚過敏について詳しく説明していきます。 【知覚過敏のメカニズム】まず歯の構造として、外側に見えている白いエナメル質という非常に固い組織に覆われており、その中に黄色い象牙質そして神経があります!しかし根の表面にはエナメル質がないため、根が歯茎から露出すると象牙質に様々な刺激が伝わり、それが歯の神経につたわりしみてしまいます!象牙質には無数の小さな穴が開いており、その穴が神経への伝達に関わっているのです。 【何が原因で起こるのか】①普段強い力でゴシゴシ磨いている。→強いブラッシング圧で歯磨きをしていると、エナメル質が徐々にすり減っていきます。そのためしみるのです! ②研磨剤の入った歯磨剤を多くつけて磨いている。→常に象牙質の穴が開いたままになり、刺激が伝わりやすくなります。 ③歯周病による歯茎退縮→歯周病が原因で歯ぐきが下がってしまい、歯の根っこが出てきてしまうことで知覚過敏になってしまうこともあります。 ④歯ぎしり、食いしばり→過剰な力がかかり、歯根の表面が割れたり剥がれくさび状にくびれて刺激が伝わりやすくなるなどがあります。 【治療法】・丁寧にブラッシングをするやわらかめ~普通の固さの歯ブラシで露出した歯根の表面についたプラークを丁寧に落とします。 このとき注意していただきたいのが力強くゴシゴシ磨かないことです! やさしく小さな動きで丁寧に磨くように心がけましょう。 長時間の歯磨きも知覚過敏の原因だけでなく、歯肉が下がってしまう原因になるかもしれないので気をつけましょう! ・知覚過敏用の歯磨き粉の活用歯磨き粉の中の成分に『硝酸カリウム』と呼ばれる薬用成分が配合されたものを選択すれば、歯に含まれるカルシウムと繋がり知覚過敏の症状を抑える作用が期待できます。 他にも『乳酸アルミニウム』という成分が配合されたものには、象牙細管を塞いで冷温刺激を遮断する効果があります。 普段あまり歯磨き粉の成分表示を見ることはないという方も多くいるかと思いますが、是非この機会に歯磨き粉のパッケージに書いてある成分表示を見てみてください! 気になる成分などがありましたら私たち衛生士または院長にお声がけください! ・コーティング剤の塗布露出した根面にしみ止めの薬を塗布し、歯面に一層の膜を貼り刺激を伝えにくくします。あくまでコーティング剤のため普段の食生活やブラッシングなどで取れてしまうことがありますが、コーティング剤を塗ることでしみるのを抑えることが出来ます。 ・マウスピースを作成する歯ぎしりが知覚過敏の原因となっているケースでは、『マウスピース』による治療が有効です。就寝中にマウスピースを装着することで、歯へのダメージを抑えられます。 当院ではその日のうちに型取りをし、1週間後にはマウスピースをお渡し出来ます。 気になる方はお声がけくださいね! ここまで知覚過敏についてお話しさせていただきましたが、しみる=知覚過敏だと思い込んでしまうのは危険かもしれません!冷たいものを飲んだ時にしみるのが知覚過敏だと思いこみ、しばらく我慢していたら、そもそも虫歯が原因でしみていたために進行して神経を取ることになったり抜歯になってしまうかもしれません。 違和感を感じたらできるだけ早めに歯科医院を受診して、レントゲンを撮ったりして検査してもらうことをお勧めします! DH 池田
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自分にあった歯ブラシを使おう
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 毎日寒い日が続き、だんだん冬本番になってきましたが、体調はいかがですか? コロナや風邪にかからないように、体調管理に気をつけましょう。さて今回は、『歯ブラシ』について調べてみました! 1 歯ブラシとは?歯ブラシとは、歯に付着した異物(食べ残しやプラーク)や汚れを機械的に取り除く清掃用具です。 2 歯ブラシの構造 歯ブラシにもいろんな部位があります。ブラシの部分は、”頭部”と言います。お口の中に入れて歯を磨く部分です。少し下に行くとくびれて細くなっているところがあります。ここは、”頚部(ネック)”といいます。 お口の中が深い方はネックが長い方が歯の奥まで磨きやすいですね。そして手で持つ部分は、”把柄部(ハンドル)”といいます。 ハンドルも様々な素材と形があります。 3 歯ブラシの毛の素材歯ブラシの毛にも種類があります。薬局などでよく見かけるのが”人工毛”というナイロンやPBT(飽和ポリエステル樹脂)でできた素材です。ナイロンは吸水性が低いため、細菌が繁殖しにくいものです。PBTはナイロンよりもさらに吸水性が低く耐久性があります。他にも、”自然毛”といわれる、豚や馬の毛を使ったブラシもあります。人工毛よりも柔らかい素材なので、歯や歯肉を傷つけるしんぱいがありません。そして、比較的ナイロン製よりも長く使えます。しかし、自然毛は吸水性があるので、乾きにくく細菌が繁殖しやすいので、きちんと乾かすことが大切ですね。 4 歯ブラシの硬さ 歯ブラシには、”かため.ふつう.やわらかい”があります。硬さはふつうがおすすめです。かためはプラークが落としやすいですが力加減や当て方によって歯肉や歯を傷つけてしまうことがあります。また過度なブラッシング圧だと知覚過敏にもなりやすいです。やわらかめは、歯周病や歯肉からの出血が気になる方へおすすめです。 5 歯ブラシの毛先歯ブラシの毛一本を見てみるといろんな形をしたものがあります。テーパード毛毛先が先端に向かって細くなっているものです。歯と歯茎の間の溝に入りやすいですが、ブラッシング圧が強いと毛先がすぐに広がってしまい、十分に清掃効果を得ることができません。 ラウンド毛こちらは毛先がフラットになっている物です。テーパード毛より歯面に当たるので効率的にプラーク除去が可能です。 歯周病や年齢、歯並びによって歯ブラシを選択するのをおすすめします。 6 歯ブラシのハンドル歯ブラシの持つ部分もいろいろなものがありますよね。細いものや太いもの、ゴムが部分的についているものなど。 細いものは、力が入りすぎる方におすすめです。太いものは、高齢者の方や小さなお子さんなど力が入れにくい方におすすめですが、力が入りすぎると歯肉を痛めてしまったり、出血や知覚過敏の原因になりますので、気をつけて下さいね。 ゴムがついているタイプだと、よく握れるので、安定して磨くことができます。 いかがだったでしょうか? 一口に歯ブラシといっても、人によって最適な歯ブラシは全く異なります。 大きな薬局に行くと膨大な種類の歯ブラシが置いてあり、迷うとどれがいいのかわからなくなってしまいます。 自分に合ったものがわからないときは、是非歯科衛生士に聞いてみてくださいね! 私達歯科衛生士はお口の衛生管理のプロなので、皆さまのお口の状態にあった最適な歯ブラシをご提案することができます。 また、お口の中の歯垢と歯石は、どんなに自分にあった歯ブラシを使用していたとしても、磨けない部分が出てしまいます。 そのため虫歯や歯周病の予防のために、症状が全く無くても3ヶ月に1回は定期検診に歯科医院を受診することをおすすめいたします。 歯科衛生士 関
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40代 女性 K.M.様 セラマージュ・e-max・フルジルコニア
<概要>上下の歯の治療(詰め物と被せ物)を行いました。金属を使わない素材を使用しています。 <治療説明>施術名:セラマージュインレー、セラマージュ冠、e-maxインレー、e-max冠(単体)、フルジルコニア冠、e-max+ポーセレン冠施術の説明:フルジルコニア、e-maxインレー・冠、ポーセレン冠、セラマージュは色や形の悪い歯を治してできるだけ自然な歯に近づけます。金属を使用していないため、金属アレルギーの原因にもならず、体に優しい素材です。施術の副作用(リスク):痛み・咬合時痛・冷温水痛・抜歯する場合は腫脹や出血や神経麻痺などを生じる事があります。麻酔を行う場合、アナフィラキシーショックを生じるリスクがあります。セラミック・仮歯が欠けたり、外れる事があります。場合により歯の神経の治療をします。治療期間・回数:6ヶ月・15回施術の価格(保険適用外):1本あたり 44,000円~132,000円
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歯並びの種類
こんにちは(^^)寒くなり、年末を感じる時期になりまたね。休日は暖かい部屋でホットドリンクを飲みながらゆっくりしたいものです♪ さて今回は、『歯並びの種類』について説明をしていきます。 悪い歯並びは見た目以外にも様々なトラブルの原因になります。 そこで歯並びの種類にはどのようなパターンがあるのか調べてみました。 1 不正咬合とは? 現代人の中には食生活の変化により、固いものはあまり食べず柔らかいものばかり食べる方が増えています。固いものを食べる習慣がないと上下のあごの筋力が十分につかず、あごの成長が小さくなってしまうことがあります。また、日本人はもともとあごの小さい人が多くあごが小さいと歯が生え揃うための十分なスペースが確保できずに重なるように生えてしまいます。これにより歯並びがガタガタになります。このようなかみ合わせの状態を『不正咬合』といいます。 2 整った歯並びとは?では、きれいな歯並びや整った歯並びである『正常咬合』とはどのような状態を言うのでしょうか? ・上下の前歯の中心が合っている。・上下の前歯が、上下方向、前後方向に 2~3mm重なっている。・上下の歯が交互にかみ合っている。 このような条件を満たしていると正常咬合ということになります。3 不正咬合の種類 次は不正咬合の種類について説明いたします。 一口に不正咬合行っても、状態によって様々な種類があります。 ○叢生(そうせい) 歯の大きさとあごの大きさのバランスが悪く、歯並びが凸凹な状態。日本人の不正咬合の症状のなかでは最も多い症状です。顎が小さく歯の生えるスペースが十分にないところに無理やり生えてきているため、重なり合って生えてしまいます。八重歯もこの叢生に当たります。歯磨きやフロスがしづらく、汚れが残りやすいので虫歯や歯周病になるリスクが高まります。 ・歯磨きが上手にできないため、虫歯や歯周病になりやすい。・見た目が気になる。・食べ物を噛む効率が悪い ○上顎前突(出っ歯) 上の前歯が下の前歯に対して、4mm以上前に出ている状態。日本人に多い不正咬合で、上の歯が前に大きく傾いて生えているタイプや上顎の骨が前に突出しているタイプなどがあります。上顎前突の原因には、上顎の骨が下顎に比べて大きかなっていたり、上顎の骨が前に突出していたりといった先天的な要因と、指しゃぶりや舌で歯の裏側を押すなど日常的な癖によって起きる後天的な要因が考えられます。 ・口で呼吸をすることが多いため、歯周病になりやすく、風邪も引きやすい。 ・前歯で上手に食べ物をかむことができない。 ・発音が悪くなる。・前歯をぶつけて、歯が折れるなどの恐れがある。・見た目が気になる。 ○下顎前突(受け口) 上の前歯よりも下の前歯のほうが前に出ている状態。またそれが、下あごが大きいなどの骨格的な原因によるもの。一般的に“受け口”や“しゃくれ”とも呼ばれています。滑舌が悪くなり発音がしづらくなります。特に「サ行」の発音が難しく、極端な下顎前突の方のなかには、人前で話すことに抵抗を感じている方も少なくありません。 ・前歯で上手に食べ物をかむことができない。・発音が悪くなる。・見た目が気になる。 ○上下顎前突 前歯が上下ともに、前に出ている状態。歯が前に出ているため唇が閉じにくく、口の中が乾燥しやすくなります。それにより、虫歯や歯周病のリスクが高まります。物を噛んだり噛みちぎったりという機能が弱く、前歯に力が入りづらいこともあります。 ・唇を閉じることが難しい。・口呼吸が多く、歯周病になりやすい。風邪も引きやすい。・前歯で上手に食べ物をかむことができない。・発音が悪くなる。・口元が前に突出し、見た目が気になる。 ○開咬 奥歯が噛み合ってても、前歯が噛み合わない状態。前歯が噛み合わないので食べ物を噛み切るのが難しい。空気が抜けて発音がしづらい。など日常生活に影響が出てしまいます。また、前歯が噛み合わないため奥歯に集中して力がかかり、奥歯が欠けたり割れたりすることがあります。原因としては、遺伝的などの要因の他、指しゃぶりや舌で歯を押すなど日常生活で無意識に行なっている癖も原因の一つになります。 ・前歯でものが噛み切れない。・発音が悪くなる。・見た目が気になる。 歯並びに気になるところがあれば、専門の先生に相談しましょう。 歯科アシスタント 松本
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BLS(一次救命処置)について
こんにちは、歯科医師の鈴木です。 今回は筆者が先月受講したアメリカ心臓協会(AHA)によるBLS(一次救命処置)についてお話ししたいと思います。 皆さま、突然家族やご友人または通りがかりの方が倒れたら、びっくりされますよね。 でもご安心下さい。どんな方でもこの基礎知識と訓練を受ければ命を助ける救助者になることができます。 突然の心臓の停止はその予防に関してものすごい進歩を遂げているにもかかわらず、多くの国では依然として死亡原因の第一位であり、過半数は目撃者のいない場所で起きています。 もしも突然人が意識なく倒れていたら(傷病者を発見したら)、このブログを読んで下さっている皆さまにも命を助ける事ができますので、最後までお読みいただけたら幸いです。 救命の連鎖 救命の連鎖とは心臓が止まっている患者さんに対して、一つ一つの行動は独立していますが、その行動は前後とつながり鎖のようにつながっています。 この時にいわゆる質の高いCPRを必要とします。 質の高いCPRとは ・心臓の停止を認識してから10秒以内に胸骨圧迫を開始する。 ・胸骨圧迫を100~120回/分のテンポで行い、成人の場合は5㎝の深さまで圧迫する。 ・圧迫を行うたびに胸が完全に上がったのを確認する。 ・有効な人工呼吸として傷病者の胸がしっかり上がるように1秒かけて換気を行う。 ・救助者が一人の場合胸骨圧迫30回が終わったら人工呼吸2回のペースで行う。 実際に人が倒れていたらどのように行動するか示します。(成人の場合) 1 現場の安全を確認する 助ける人(救助者)と倒れている人(傷病者)両方にとって現場が安全であるか確認します。 2 反応があるか確認する 傷病者の肩を軽く叩き、「大丈夫ですか?」と大きな声で尋ねる。倒れている人に反応がない場合には、携帯電話から119番に連絡をして、AED(自動体外除細動器)を取ってくるか、他の人に声をかけて取ってきてもらう。 3 呼吸と脈拍を確認する 傷病者が正常に呼吸しており脈拍を触知できる場合はそのまま傷病者の経過観察を続けます。 傷病者が正常に呼吸していないが、脈拍は触知できる、または脈拍がない場合は、直ちに質の高いCPRを開始する。 4 質の高いCRPを開始する 胸骨圧迫30回行ってから、人工呼吸2回を行いこれを続ける。AEDが届いたら直ちに使用する。 5 AEDを使用する《AEDの使い方》 ・傷病者の胸をはだけてAEDパッドを貼る。(パッドに書かれている貼り付けの位置の図に従う) ・パッドを貼ったらAEDに心臓のリズムを解析させるため、大声で「離れて!」と指示する。 この時に救助者の一人が人工呼吸を試みている最中でもAEDが「ショックを行います」と音声メッセージを知らせた場合、必ず再度「皆さん離れて!」と大声で指示し、誰も傷病者に接触していないことを確認したら、ショック(Shock)ボタンを押す。 6 AEDにより電気ショックの実施後、もしくはショックが必要ではなかった場合、胸骨圧迫から直ちに質の高いCPRを再開する 7 CPRを約5サイクルまたは2分間行った場合、もう一度AEDを使うようにAEDから音声メッセージが流れるため、指示に従いAEDを使用する 8 救急車が到着するか、傷病者が動き出すまで、CPRの実施とAEDの使用を継続する 以上の動作を救助者が二人以上いる場合や一人だけの場合やり方が違ってきますが、この動作を連続して行うことが大切です。 筆者は先月にこのコースを受講して、実際に体験しましたが、胸骨圧迫の深さ5センチとは、かなり難しくしかもテンポよく30回行うことの難しさを体感しました。 しかし、このコースを受講して改めて一次救命処置の大切さが分かり、どんな場所で救助者に出会っても、命を助ける処置ができることに感銘を受けました。 もし、皆さまの中でご興味がある方がいらしたら、このコースを受講すると精密な知識が得られます。 当院でも院長がAEDの重要性を考慮してAED機器を院内に配置しておりますので、AED設置場所として地域の皆さまや患者さまのお役にたてると思います。 鈴木孝美
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子どもの虫歯
みなさんこんにちは。きょうは『子どもの虫歯』についてお話ししようと思います! 子供の虫歯について説明する前に、みなさんは虫歯ができる原因はご存知でしょうか。むし歯の原因には、『歯の質』『糖質(砂糖など)』『細菌(ミュータンス菌)』の3つの要素があります。これらの3つの要素が重なると、時間の経過とともにむし歯発生につながります。砂糖を摂りすぎないようにすることや、しっかり歯みがきをして、フッ素でむし歯を予防することが大切です。歯が弱い方でも、他の2つの要素、糖分を抑えて歯ブラシをすることで虫歯にならないようにすることができます。 子どもの虫歯の原因について 子どもの虫歯は基本的には大人の虫歯と同じですが、原因について少し違いがあります。まずおやつの摂取量が一般的に大人より多いです。特に食事と食事の間に食べる、『だらだら食い』は虫歯の原因になります。同じ砂糖の量でも一度に摂取するより、だらだら食べをするほうがむし歯になる確率が上がります。さらに子どもが大好きなアメやガム、グミ、チューブ入りアイスキャンディなどは、お口の中に糖分が残りやすく、だらだら食べになりやすいので注意が必要です。また胃が小さくて1回の食事量が少ない幼児期は、食事以外の時間でおやつを食べて1日の栄養素を補う必要がありますが、「10時と15時」など時間をしっかり決め、1皿に盛った量だけですますようにしてください。食が細いからと言ってちょこちょこ与えていたり、スナック菓子やジュースを子どもが欲しがるからと言っていつも与えているとあっという間に虫歯になってしまいます。 そして、意外と糖分の多いもの、みなさんご存知でしょうか。糖分の多さに気がつきにくい飲み物や食品に注意しましょう。一見体によさそうなスポーツドリンクや乳酸菌飲料には砂糖がたっぷり入っています。レモネードなどもともと酸っぱいものを甘くするためには大量の砂糖が必要です。これらの飲食物を与えるときは必要最小限の量にとどめましょう。 みりん、ウスターソース、オイスターソース、ケチャップ、カレールーなど味が濃い調味料も、糖質の含有量が高いことで知られます。調味料もかけ過ぎは虫歯だけでなく、成長期のお子さんにも体に良くないので気をつけましょう。また、菓子パンや果物の缶詰は、食べやすい上に糖質がきわめて高いので、量に注意しましょう。菓子パンはただでさえ炭水化物の塊であるパンを更に砂糖などで甘くしているので極めて歯には良くないです。口の中にいつまでもとどまり虫歯の原因になってしまいます。果物の缶詰はシロップ漬けになっていることが多いです。食べすぎないようにするだけでなく、軽く水ですすぐと砂糖の甘味が取れてさっぱりと食べられて、歯にも優しい果物になります。 子供の歯の質について 子供の歯の特徴として大人と大きく違うのは、乳歯が存在しているということです。一般的に乳歯は1歳6ヶ月ぐらいから生えてきて、6歳になる頃には永久歯が生えてきます。そして、乳歯が脱落して、代わりの永久歯が生えてきて、12歳ぐらいに親知らずを除く全ての永久歯が生え揃います。ちなみに親知らずは18歳から25歳ぐらいに生えてきますが個人差が大きかったり、斜めに引っかかって途中までしか生えてこなかったり埋まって全く出てこない場合が多いです。 お口の中の環境が次々と変わる子供の頃は、ちょっとした不注意で虫歯になってしまうことが多いです。特に乳歯や、生えたばかりの永久歯は歯の質や硬さが未成熟で歯の表面が粗く汚れがつきやすいため、むし歯になりやすいので注意が必要です。また歯の交換時期である6歳から12歳頃は食べ物が挟まりやすいので、歯ブラシもていねいにする必要があります。 子供の虫歯の予防方法は? 歯が生え始めてからは食後はお母様、お父様がガーゼで丁寧にお口の中を拭ってあげましょう。2歳ぐらいからは歯ブラシでしっかりと歯垢を落としましょう。3歳から4歳ぐらいからは自分で歯ブラシをさせて、その後保護者の方が仕上げ磨きをしてあげて下さい。特に寝る前の歯ブラシは虫歯予防に効果的です。くれぐれもお菓子が口の中に入ったまま、お子様を寝かせるようなことはしないようにして下さい。これだけでもかなり虫歯を防ぐことができます。もし可能でしたらさらにデンタルフロス(糸ようじ)も使うと効果的です。ただし乳歯はとても小さくて歯と歯の間も高さが低く、唾液も大量に出てくるので、デンタルフロスは少し難しいかもしれません。歯磨き粉に関しては、子供用のフルーツのフレーバーがついたもので問題ありません。大人用の歯磨き粉の方がいいというお子さんでは、大人用の歯磨き粉を使用していただいて構いません。 歯科医院でできる虫歯の予防方法は? 歯科医院では、お口の奥や裏側などご家庭ではチェックできないところまで確認いたします。歯ブラシ指導をしたり、細菌の塊である歯垢や歯石を取り除きます。その際に年令が5~7歳ぐらいで、治療に対して協力ができないお子さんの場合は当院では診察が難しい場合があります。 また、虫歯予防のために、『フッ素』を塗布すると、歯の表面に虫歯や酸に対して抵抗力のある被膜を作ることができます。フッ素の効果は約1から3ヶ月ほどなので、大人と同じで歯垢が歯石になるタイミングの3ヶ月毎の検診をおすすめします。 フッ素はどのような働きで虫歯を予防するのか? フッ素の働きは大きく分けて3つあります。 ①虫歯になりかけた歯(初期虫歯)を元に戻す作用がある 食事をしたりジュースなどを飲むと食品やジュースの中の酸によって歯に含まれるカルシウムやリンなどのミネラルが溶けだします。しかし通常の場合は、唾液が働いてすぐに溶けだした成分を元に戻します。この働きを『再石灰化』といいます。この歯の溶け出した部分の再石灰化を助けるのがフッ素です。唾液中にフッ素イオンが存在していると、溶けだしたカルシウムが通常より多くエナメル質に再度吸収されます。フッ素は再石灰化を促進し、歯の溶けた部分の修復を促します。これによりでき始めの初期虫歯を修復して、健康な歯を保ってくれます。 ②虫歯菌が出す酸の生成を抑制する フッ素は虫歯菌の活動を抑制する働きも持っています。フッ素は虫歯菌の出す酸の量を抑えることができるため、酸により歯が溶かされることがなくなり、虫歯を予防することができます。 ③虫歯になりにくい、強い歯の質になる 歯の再石灰化にあたり、フッ素は歯の表面のエナメル質の成分と結びついて『フルオロアパタイト』という、虫歯菌の酸に対して非常に強い構造になります。この働きによりミネラルが溶けだしにくく、今までよりも虫歯になりにくい強い歯になります。 フッ素は、いつ、どのように取り込めばいいの? フッ素は生えたばかりの歯に塗布するのが、最も効果的です。乳歯でも永久歯でも生えてすぐの歯はフッ素を多く取り込みやすいので、この時期に塗布しておくとそれだけ丈夫な歯になります。歯科医院ではフッ素は溶液になっていて、ガーゼなどに浸して歯に直接塗布します。フッ素を塗ったあとは1時間ほど飲食をしないようにして下さい。 0-2歳は、上の前歯の歯と歯の間、歯のつけ根の部分、3歳以降は、奥歯の溝、奥歯の歯と歯の間が虫歯になりやすいです。下の乳歯が生え始めたら定期的に歯医者に通うようにして、上下前歯が生えてきたらフッ素塗布できると良いでしょう。 まとめ このように、子供の虫歯は、大人と比べて非常にできやすい環境にあります。しかし、歯ブラシを丁寧にしたり、フッ素を取り込むことで、子供の歯を虫歯から守ってあげることができます、また歯ブラシのときに使う歯磨き粉も見直してみるといいですね。歯磨剤の成分表に『モノフロオロリン酸ナトリウム』『フッ化ナトリウム』と記載のあるものを選ぶようにしましょう。歯科医院で塗るフッ素よりも濃度は低くなりますが、普段からフッ素を取り込むことができます。 乳歯のうちから虫歯になりにくい歯を作ることはとても大事です!仕上げ磨きもしっかりしてあげてくださいね^ ^ DH 渋谷
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定期検診の重要性について
みなさんこんにちは!最近は昼間と夜で気温差があるので体調を崩さないように手洗いうがいをしっかりして風邪を予防しましょう( ・ᴗ・ ) さて今回は、『定期検診の重要性』 についてお話していきます!みなさんは定期的に歯医者さんに通われていますか? 定期検診は何のために行くんだろう?と考える方もいらっしゃると思います。歯が痛くなってから歯医者さんにいくのではなく、お口の健康を守るために定期的に通うことがおすすめです! 【歯を失う原因ランキング】第1位:歯周病 第2位:虫歯 第3位:歯が欠けた、割れた 一般的には、奥歯から失われていくことが多いです。自然に抜けるというよりは、症状が進行して手の施しようがなくなり、歯医者で歯を抜くというケースが多いです。 【定期検診を行うメリット】 1.むし歯予防定期検診を受けると虫歯予防に繋がります。虫歯の原因となるプラーク(歯垢)や歯石を除去したり、ブラッシング指導を受けることにより、お口の中への意識も高くなり、正しいオーラルケアの習慣が身につきます!お口の中が清潔な状態に保たれていれば、虫歯リスクも減ります。また定期的にフッ素塗布してもらうことでより虫歯になりにくくなります。 2.歯周病予防毎日自分でしっかりと磨いているつもりでも、歯と歯の間や歯と歯茎の境目など磨き残しはどうしてもあります。その汚れを放置すると、徐々に歯茎が腫れたり出血などを引き起こし歯周病が進行してしまいます。定期的に歯医者さんにて歯周病の検査や歯石取りをしてもらうことで、どうしてもご自身では取り切れない汚れをキレイにしてもらえるため、歯周病予防にとても効果があります。 3.歯の寿命が長くなる定期的にクリーニングしてもらっていると、虫歯や歯周病を予防できますし、もし状態の悪いところがあったとしても、早い段階で治療をすることができます。早い段階で治療をすれば虫歯になってしまっていても歯を削る量が減り、少ない治療で済みますので歯の寿命は長くなります! 4.全身の健康状態が良くなる歯周病などは心筋梗塞、脳梗塞、アルツハイマー病、糖尿病などさまざまな病気と関係があります。定期的にクリーニングして、お口の中を清潔にすることにより、全身の健康状態も良くなります。 【定期検診の内容】 そもそも定期検診の目的はお口の中が衛生的に保たれているかどうかをチェックすることです。歯医者さんでの定期検診の内容がどういったものなのか気になる方は多いはず!定期検診では次のような項目をチェックしていくことが多いです。 ・歯周病や虫歯のチェック ・歯垢や歯石の除去 ・歯磨き指導 ・粘膜に異常がないかどうか ・病巣がないかどうか ・詰めものや被せものに不具合がないかどうか このような内容を慎重にチェックしていきます。 ご自身の口腔状況を診てもらい、お口の中を把握することが大切になってきます! 【定期検診の頻度】 歯科の定期検診は、一般的に3~6ヶ月に一度の受診が適切と言われています。理想は“3ヶ月に一度”です!目安となる期間に差があるのは、患者さんのお口の状態や年齢、虫歯や歯周病へのなりやすさによって適切な受診頻度が変わってくるからです。忙しくてなかなか時間が取れない方も、少なくとも半年に一度は検診に行くことをおすすめします! 【定期検診を受ける方へ】 いくつになっても食べ物をしっかり噛んで、美味しく食べられるよう歯が痛くなくても、定期的に検診を受けて健康な歯を守っていきましょう。 また些細なことでも悩み事や気になる所があれば、私たち衛生士や院長先生に気軽にご相談ください! 当院にお越しいただければ、患者さんそれぞれに合わせた衛生指導や検診の頻度もお伝えいたします。 定期検診はお口の中の状況を良くしていくためにとても重要な鍵になってきますので、しっかりと歯科医院にて受けましょう!✓当院の検診はこちらのWebサイトや電話からも可能なので気軽にご連絡ください♪ DH池田
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40代 女性 J.E様 フルジルコニア冠・ジルコニアインレー・ジルコニアブリッジ
<概要> 上下の歯の治療を行いました。詰め物と被せ物にジルコニアを使用しています。またブリッジによる治療もジルコニアで行いました。 <治療説明> 施術名:フルジルコニア冠・ジルコニアインレー・ジルコニアブリッジ施術の説明:ジルコニアは色や形の悪い歯を治してできるだけ自然な歯に近づけます。金属を使用していないため、金属アレルギーの原因にもならず、体に優しい素材です。施術の副作用(リスク):痛み・咬合時痛・冷温水痛・抜歯する場合は腫脹や出血や神経麻痺などを生じる事があります。麻酔を行う場合、アナフィラキシーショックを生じるリスクがあります。セラミック・仮歯が欠けたり、外れる事があります。場合により歯の神経の治療をします。施術の価格(保険適用外):1本あたり 88,000円~132,000円