お知らせ
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次回の口腔外科外来は1月7日(火)です
毎月、大学病院の専門医による 『口腔外科外来』 を行なっております。 親知らずや口の中のでき物や違和感、あごの痛みや引っかかり(顎関節症)等でお悩みの方はご相談ください。 次回は1月7日(火)です。 ※口腔外科外来受診前に各種検査とご説明のため、事前に1度ご来院していただく必要があります。 (初診として口腔外科外来の予約は不可です。また、初診時に口腔外科外来の受診が必要かどうか判断いたします) ※口腔外科外来は完全予約制になります。 ※口腔外科外来でできる診査や処置には限界があります。診療所レベルでの範囲を超えると判断した場合には、大学病院の口腔外科または専門外来を紹介させていただきます。 詳しくはこちら
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歯ブラシの種類と特徴
こんにちは(^ ^) 今回は『歯ブラシの種類と特徴』について説明します。 歯ブラシにはさまざまな種類があり、それぞれの特徴に応じて使い方が異なります。 以下に代表的な歯ブラシの種類とその使い方をまとめました。 1 手動歯ブラシ — 特徴 — ・自分で動かして歯を磨く歯ブラシ。 ・サイズや毛の硬さが豊富。 — 選び方 — ・ヘッドサイズ:小さいものは奥歯や細かい部分に届きやすいので、お口が小さい方はおすすめ。 ・毛の硬さ: 普通もしくは軟らかめが歯と歯ぐきに優しい。 ・形状:ストレートやカーブなどがあるが、好みに応じて選択。 — 使い方 — ①歯ブラシの持ち方 殆どの方が強すぎなので、ペンを持つように軽く握り力を入れすぎないようにします。 ②ブラッシングの方法 ・基本は毛先を歯と歯ぐきの境目に45度の角度で当てます。 ・当てた歯ブラシを小刻みに振動させながら磨く(バス法)。 ・前歯も基本同じだが、届かない部分は縦に歯ブラシを動かして磨く。 ③1回の磨き時間 ・2~3分が目安。 2 電動歯ブラシ — 特徴 — ・音波振動や回転機能で磨き残しを軽減させる。 ・手を小刻みに動かす必要がなく、自動で動くので手動より労力が少ない。 — 種類 — ・音波式: 細かい振動で汚れを弾き飛ばす。 ・回転式: ブラシが回転して汚れを掻き出す。 — 使い方 — 歯ブラシの持ち方 ・歯に軽く当てるだけでOK。押し付けすぎると効果が薄くなるので注意する。 ブラッシングの方法 ・歯の表面に対し90度に当てるか、歯と歯ぐきの間を45度に当てる。 ・歯ブラシを1本ずつ歯に沿わせ、3~5秒程度当て続ける。 ・歯と歯ぐきの境目や奥歯の裏側も忘れずに磨く。 3 子ども用歯ブラシ — 特徴 — ・小さいヘッドで握りやすい太い柄が特徴。 ・柔らかい毛が使われており、子どもの口腔環境に配慮。 — 使い方 — ・子どもの歯が生え始めたら、親が仕上げ磨きを行う。 ・楽しく習慣化できるように歌やリズムに合わせるのも効果的。 4 歯列矯正用歯ブラシ — 特徴 — ・ブラシの毛が山形や凹型になっており、矯正装置周りを磨きやすい設計になっている。 — 使い方 — ・矯正装置の周囲を丁寧に磨く。 ・歯列矯正中は歯ブラシが届かないところがあるため、歯間ブラシやフロスを併用するとさらに効果的。 5 ポケットケア用歯ブラシ(タフトブラシ) — 特徴 — ・小さなヘッドで奥歯や部分的に磨きやすい。 ・歯周ポケットや隙間をケアするのに最適。 — 使い方 — ・毛先を歯と歯ぐきの境目に当て、小刻みに動かして汚れを落とす。 次は歯ブラシの形とその種類と使い方について説明をします。 1 歯ブラシの形状と特徴 ヘッド(ブラシ部分)の形状 ・長方形型:一般的で、歯全体をまんべんなく磨ける。通常はこの形の歯ブラシを使う。 ・小型ヘッド:奥歯や細かい部分に届きやすい。 ・ダイヤ型(先端が細い):前歯や奥歯の奥まで磨きやすい。 ・丸型(電動歯ブラシに多い):歯を1本ずつ磨くのに適している。 毛の形状 ・平ら(フラット):全体を均一に磨くのに適している。 ・段差あり:歯間や歯茎の境目を効果的に磨ける。 ・極細毛:歯周ポケットや細かい部分の清掃に最適。 ハンドル(持ち手)の形状 ・ストレート型: シンプルで一般的。 ・カーブ型:奥歯や歯の裏側に届きやすい。 ・滑り止め付き:握りやすく力加減をコントロールしやすい。 2 歯ブラシの使い方(形状に応じたケア) ヘッドの形状に応じた使い方 ・長方形型・小型ヘッド 毛先を歯と歯茎の境目に45度の角度で当てる。 小刻みに動かして歯1~2本ずつ丁寧に磨く。 ・ダイヤ型(先端が細い) 奥歯や前歯の裏側にピンポイントで当てる。 奥歯の奥や歯間を磨く際に便利。 ・丸型ヘッド(電動歯ブラシ) 歯1本ずつに当て、3~5秒ずつ磨く。 振動や回転機能を活かし、軽い力で当てるだけでOK。 毛の形状に応じた使い方 ・平らな毛(フラット毛) 歯面に均等に当て、小刻みに動かす。 前歯や奥歯の平らな部分を磨くのに適している。 ・段差毛 歯と歯の隙間や歯茎の境目を重点的に磨く。 力を入れすぎず、優しく動かす。 ・極細毛 歯周ポケットや歯茎ラインを意識して優しく当てる。 知覚過敏や歯茎ケアに最適。 ハンドル形状に応じた使い方 ・ストレート型 力が入りやすいため、握りを軽くして優しく磨く。 ・カーブ型 持ち手を少しひねり、奥歯や歯の裏側を磨く。 ・滑り止め付き 握りやすいので、正確な角度で歯にブラシを当てやすい。 3 歯ブラシを使う際の基本的なコツ ・力を入れすぎない 力を入れすぎると歯や歯茎を傷つける可能性があるため、軽いタッチで磨く。 ・1本ずつ丁寧に磨く 歯ブラシを動かす範囲は1~2本の歯が目安。 ・磨く順番を決める 上の歯→下の歯、外側→内側→噛み合わせ部分、という順で磨くと磨き残しが少ない。 ・1回2~3分を目安に磨く 短時間では磨き残しが出るため、十分な時間をかける。 ☆ケアのコツ☆ ・歯ブラシは1~3ヶ月に1回交換しましょう(毛先が開いたらすぐ交換)。 ・広がった毛先は歯を効果的に磨けないため、早めに新しいものに交換しましょう。 いかがだったでしょうか? 歯ブラシはすごく多くの種類があり、磨き方もたくさんあります。 自分の口腔状態や目的に応じて、歯ブラシの形状や特性を理解して選びましょう。 また、歯ブラシ選びや磨き方が分からなければ、歯科医師や歯科衛生士に最適なブラシを相談すると良いです。 歯科アシスタント 松本 谷村歯科医院 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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歯周病に関連する全身疾患について
皆さんこんにちは"٩(˶◝ᴗ◜˶) 今日は、『歯周病に関連がある全身疾患』についてお話します。 まず、歯周病(歯槽膿漏)についてですが、歯ぐきや歯を支える骨に炎症が生じる疾患であり、口腔内の問題にとどまらず、全身の健康に悪影響を及ぼすことが近年の研究で明らかになっています。 歯周病は慢性的な炎症性疾患であり、血流を通じて炎症性物質や細菌が全身に影響を及ぼすことから、以下のような多くの全身疾患と関連があるとされています。 1.心血管疾患 歯周病は、心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患のリスクを高めることが報告されています。 歯周病が進行すると、血管内に炎症性サイトカインや細菌が侵入する可能性があります。 この炎症反応により動脈硬化が進行し、血管が狭窄・閉塞するリスクが高まります。 また、歯周病菌が血流を介して心臓に到達し、細菌性心内膜炎を引き起こす可能性も指摘されています。 2.糖尿病 歯周病と糖尿病は双方向性の関係があります。 糖尿病の患者では、高血糖状態が続くことにより免疫機能が低下し、歯周病が悪化しやすくなります。 一方で、歯周病による慢性的な炎症がインスリン抵抗性を悪化させることで血糖コントロールが困難になる可能性があります。 歯周治療を行うことで、糖尿病患者の血糖値(HbA1c)の改善が見られるケースも報告されています。 3.誤嚥性肺炎 歯周病が進行すると、口腔内の細菌が増殖しやすくなります。 この細菌が唾液や食べ物とともに気道へ侵入すると、肺炎を引き起こすことがあります。 特に高齢者や免疫力が低下している人では、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。 適切な口腔ケアは、肺炎の予防に重要です。 4.早産・低体重児出産 妊娠中の女性が重度の歯周病を患っている場合、早産や低体重児出産のリスクが高まることが示されています。 歯周病による炎症性物質が子宮収縮を促進したり、胎盤に影響を与えることが原因と考えられています。 妊娠中はホルモンバランスの変化により歯ぐきが腫れやすくなるため、特に注意が必要になります。 5.認知症 近年、歯周病と認知症(特にアルツハイマー型認知症)の関連性が注目されています。 歯周病菌が血流を介して脳に到達し、神経炎症を引き起こすことで認知機能の低下に寄与する可能性があります。 ある研究では、歯周病菌の一種であるPorphyromonas gingivalisがアルツハイマー病の患者の脳内で発見されたことが報告されています。 6.その他の疾患 •関節リウマチ: 歯周病による慢性炎症が関節リウマチを悪化させる可能性があります。 歯周病菌が関節内で炎症を引き起こすと考えられています。 •腎疾患: 歯周病と慢性腎疾患の間にも関連性があるとされています。 炎症性サイトカインが腎臓機能を損傷する可能性があります。 •がん: 特に膵臓がんとの関連が報告されています。慢性的な炎症状態ががんの発症リスクを高めると考えられます。 【予防と治療の重要性について】 歯周病は初期段階では痛みや明確な症状が少ないため、放置されやすい疾患です。 しかし、全身への影響を防ぐためには、早期発見・治療が極めて重要です。 歯科医院での定期的な検診、適切な歯磨き、フロスや歯間ブラシの使用による口腔ケアを徹底することで、歯周病の予防につながります。 また、全身疾患との関連を理解し、必要に応じて内科医と連携した治療を行うことが重要です。 歯周病を単なる口腔の問題と捉えず、全身の健康の一部として管理することが、健康寿命を延ばすカギとなります! その為、歯科医院での定期検診、歯磨き、補助用具などを使用して徹底的に口腔ケアを行いお口をきれいに保ちましょう! 歯科衛生士 辻村 谷村歯科医院 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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院長ブログを更新しました
歯科コラムを更新しました。今回のテーマは、”口臭の原因は舌にあり!?正しい舌ケアでいざ改善!”です。 詳しくはこちら
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口臭の原因は舌にあり!?正しい舌ケアでいざ改善!
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 今回はお口の中についてのお話です。 実は、お口の中では歯だけでなく、 舌の汚れもさまざまなトラブルの 原因となり得るため、注意が必要です。 ◆舌の白い汚れの正体は? 鏡の前で舌を出したとき、 まるで薄雪が積もったように 表面が白くなっていることはありませんか? この白い付着物は 「舌苔(ぜったい)」と呼ばれるもので、 食べかすやだ液の成分、口内ではがれ落ちた粘膜、 細菌などが原因で発生する舌の汚れです。 実は、この舌苔が 口臭の主な発生源となっているのです。 これは、舌苔に含まれる細菌が 悪臭のもととなる物質を作り出すためで、 舌苔が厚くなると 口臭も強くなってしまいます。 さらに、舌苔が厚くなると味覚を鈍らせ、 味を感じにくくさせるおそれもあるため、 気になる方はしっかり対処しましょう。 ◆舌苔が増えやすくなる環境に要注意! 先に述べたように、舌苔は厚くなるほど、 口臭などの悪化リスクが高まります。 とくに、以下の環境下では 舌苔が厚くなりやすいため、注意が必要です。 ・不衛生な状態 歯みがきが不十分な場合、 口内が不衛生になり、菌やはがれた粘膜が 舌に付着しやすくなります。 ・乾燥した状態 口内でだ液の分泌量が減少し、 だ液が持つ自浄作用や 殺菌作用が十分に機能せず、 舌苔が厚くなる原因となります。 口呼吸やストレスなど、 無意識な習慣も乾燥の原因となるため、 日頃から意識的に対策することが望ましいです。 ◆今日から実践! 正しい舌ケア法 舌苔を予防・除去するためには 「舌ケア」が効果的です。 以下のポイントをおさえて、 毎日の習慣にしましょう。 ・専用の舌ブラシを使用する 表面を傷つけないように、 やわらかい素材の舌ブラシの使用がおすすめです。 ・奥から前方へ、一方向に動かす 舌の奥から前方へ、 一方向に優しく舌ブラシを動かします。 少しずつ横に移動しながら、 3回程度で汚れをかき出しましょう。 ・1日1回、起床時に行う 寝ている間に細菌が増殖するため、 朝一番のケアがおすすめです。 ・やりすぎに注意 舌はとてもデリケートな部位です。 一度にすべての舌苔を取り除こうとはせず、 数日かけて少しずつケアしていきましょう。 ◆舌ケアの疑問は歯科医院で解決! 舌のお手入れは ご家庭でも簡単に行えますが、 誤ったケアは思わぬトラブルを 引き起こすおそれがあります。 力を入れすぎたり、 過度にケアを行ったりすると 舌を傷つけてしまい、 かえって口臭が強くなることもあるため 注意が必要です。 当院では、一人ひとりのお口の状態に合わせて、 正しい舌ケアの方法をアドバイスしています。 舌の状態にお悩みがある方は、 お気軽にご相談ください。 谷村歯科医院 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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次回の口腔外科外来は12月14日(土)です
毎月、大学病院の専門医による 『口腔外科外来』 を行なっております。 親知らずや口の中のでき物や違和感、あごの痛みや引っかかり(顎関節症)等でお悩みの方はご相談ください。 次回は12月14日(土)です。 ※口腔外科外来受診前に各種検査とご説明のため、事前に1度ご来院していただく必要があります。 (初診として口腔外科外来の予約は不可です。また、初診時に口腔外科外来の受診が必要かどうか判断いたします) ※口腔外科外来は完全予約制になります。 ※口腔外科外来でできる診査や処置には限界があります。診療所レベルでの範囲を超えると判断した場合には、大学病院の口腔外科または専門外来を紹介させていただきます。 詳しくはこちら
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歯科コラム更新しました
歯科コラムを更新しました。今回のテーマは、”どうして虫歯はできるの?”です。 詳しくはこちら
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次回の口腔外科外来は12月3日(火)です
毎月、大学病院の専門医による 『口腔外科外来』 を行なっております。 親知らずや口の中のでき物や違和感、あごの痛みや引っかかり(顎関節症)等でお悩みの方はご相談ください。 次回は12月3日(火)です。 ※口腔外科外来受診前に各種検査とご説明のため、事前に1度ご来院していただく必要があります。 (初診として口腔外科外来の予約は不可です。また、初診時に口腔外科外来の受診が必要かどうか判断いたします) ※口腔外科外来は完全予約制になります。 ※口腔外科外来でできる診査や処置には限界があります。診療所レベルでの範囲を超えると判断した場合には、大学病院の口腔外科または専門外来を紹介させていただきます。 詳しくはこちら
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どんな人が虫歯になりやすいの?
みなさんこんにちは( ¨̮ ) みなさんは、虫歯対策はできていますでしょうか? きちんと磨いているつもりでも、いつの間にか虫歯ができてしまう人も多いのではないでしょうか。 今回は虫歯になる原因や、虫歯になりやすい人の特徴を解説します。 今日からすぐに実践できる虫歯対策も解説しているので、ぜひ参考にしてください! ○虫歯になる原因 虫歯の原因は、プラークです。プラークとは、細菌が繁殖したかたまりのことで、歯垢(しこう)とも呼ばれます。 虫歯の原因菌は、プラークの中にいるミュータンス菌をはじめとする細菌です。 細菌が作る酸が歯を溶かし、虫歯となります。 ○虫歯になるまで ミュータンス菌などの細菌は、歯についた食べ物の残りかすなどから糖を分解し、酸を作り出します。 酸には、歯を構成するカルシウムを溶かす作用があります。 溶けた歯は初期であれば自然に再生することがありますが、プラークが長時間ついたままだったり、歯の奥深くまで溶けてしまったりすると再生が間に合いません。 修復できなくなるまで影響が及んだ歯には穴が開き、虫歯となります。 ○虫歯になりやすい人の特徴 ①磨き残しが多い ②遺伝による体質 ③糖分の摂り過ぎ ④口腔乾燥症 ⑤詰め物、被せ物の劣化 ①磨き残しが多い 毎日歯を磨いてもプラークが残っていると虫歯になります。 磨き残しを防ぐため、磨く順番を決めておくのもポイントです。 また、歯ブラシだけでは、歯と歯の間のプラーク除去率は58%と低く、半数近くは取り除けません。 デンタルフロスや歯間ブラシなどの専用ブラシを使うことで除去率を上げましょう。 さらに、歯科医院で正しく歯を磨けているか診てもらうのもおすすめです。 ②遺伝による体質 歯は、硬いエナメル質で覆われています。 このエナメル質の歯質は、遺伝すると言われています。 歯質が弱いと虫歯菌に感染したときエナメル質が酸により溶け出し、虫歯の症状がでてきます。 虫歯になりやすい体質とよく言われる原因になっています。 ③糖分の摂りすぎ ミュータンス菌などの細菌は、糖を分解して酸を産生します。 特に砂糖は、プラークや酸を作る主力の材料です。 甘いものを飲食する頻度が高いと口内環境が酸性に傾く時間が長くなり、虫歯になりやすくなります。 甘いものが好きな人は、間食の時間を決め、口の中に糖分を入れる頻度を減らすと口内環境がよくなるでしょう。 ④口腔乾燥症 口腔乾燥症により唾液の分泌が低下することで、虫歯になりやすくなることがあります。 唾液は主に、耳下腺、顎下腺、舌下腺の3大唾液腺から分泌され、成人では1日に約1.5リットル分泌されます。 唾液の主成分は水とムチンで、口の中の洗浄作用や潤滑作用、さらに抗菌作用や口の中を中性に保つ作用があります。 唾液の分泌が低下すると虫歯になりやすくなります。 ⑤詰め物、被せ物の劣化 過去の治療で使った詰め物や被せ物が虫歯の原因となることもあります。 詰め物や被せ物は、劣化すると歯との間に隙間ができます。 隙間から細菌が侵入し、虫歯が再発してしまうのです。 ○虫歯にならない為の対策 ・歯磨きのやり方を見直す 歯磨きのやり方を鏡などでチェックし、虫歯になりにくい口内環境を目指しましょう! また、起床時や毎食後に歯みがきをする習慣を身に付けることも重要です。 その際、歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやフロスなどを使って、歯と歯の間までしっかりと磨くようにしましょう。 ・食生活を見直す 食生活を見直して、虫歯菌が必要とする糖分を減らすようにしましょう。 甘いお菓子やジュースをよく食べたり飲んだりする方は、なるべく食べる量を決めて食べ過ぎに注意してください。 また、食事は1日3回規則正しくとり、間食や夜食をできるだけ取らないようにしましょう。 食事の時、唾液を多く出すため、よく噛んで食事するようにしましょう! ・定期検診を受ける 歯科検診とは、お口の健康を守るために、歯医者による口腔内チェックとプロによるメインテナンスや、歯磨きの磨き残しについてアドバイスをします。 虫歯は早期発見、早期治療が大切です! ☆歯は一度削ると元には戻ることはないので虫歯にならないようにしっかりと対策しましょう✧*。 歯科衛生士 池田
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臨時休診のお知らせ
11月22日(金)は休診とさせていただきます。 緊急時の対応はこちらをご覧ください。