子供の歯磨き

こんにちは、今回は『子供の歯磨き』について説明します。

乳歯は何本あるか知っていますか??

正解は20本です!!!

ちなみに永久歯は親知らず含めて32本です🦷

生え変わる歯は基本20本全て生え変わります!

そして新しく12本も歯が生えてきます

もし乳歯が抜けなくて永久歯が生えてきたら歯科医院なら行って抜いてもらいましょう!!

 

【子供の歯磨き】

乳歯が1本でも生えてきたら始めましょう!!
生後6カ月くらいから、下の前歯が生え始めます。
乳歯も小さいため、いきなり歯ブラシで磨くのではなく初めは ガーゼを使って歯の汚れを拭うようにしてあげましょう👶🏻

赤ちゃんの口腔内ははじめ無菌状態なので、大人が使った箸やスプーンを赤ちゃんにも使ったり、キスすると菌がうつってしまうので大人とは別の箸やスプーンなどを使いましょう!!

歯磨きができる年齢になってきたら
1日1回でもきちんと歯磨きをすることが大切です!

自分きちんとできるようになるまでは、お膝の上に寝かせて奥歯までしっかり磨いてあげましょう。 歯ブラシもお子様の歯の状態に合ったものを使うことが大切です。

歯磨きは、回数を多くやるよりも、1日1回でもきちんと磨いている方が効果が高いといわれています!

1日の歯磨きの回数をむやみに増やすのではなく、1日1回でもきちんと磨くことが虫歯予防に効果的になります!

とくに、菌は唾液の減る夜間に増殖するので、
寝る前の歯磨きが一番大切です。
もちろん、歯磨きには虫歯や歯肉炎の原因となるプラーク(歯垢)を除去するという目的だけでなく、口臭の原因にもなる食べカスなどを除去する目的もありますので、毎食後の歯磨きも大切になります。

夜は必ず保護者の方が仕上げ磨きをすることをオススメします!!

 

【歯磨き粉の量】

『0〜2歳』

歯が生え始めてから2歳までは、歯磨き粉の量は米粒程度(1〜2mm程度)が適量とされています。

歯が生え始める時期には個人差がありますが、おおよそ6ヶ月〜9ヶ月頃が一般的です。

歯が1本でも生えたら赤ちゃん用歯ブラシと歯磨き粉を使って、就寝前を含めた1日2回の歯磨きをスタートしましょう。

ただし、赤ちゃんの誤飲を防ぐためにも歯磨き粉は子どもの手が届かない場所に保管してください。

 

『3〜5歳』

乳歯が生え揃う3歳〜5歳の歯磨き粉の使用量は、グリーンピース程度(5mm程度)が目安です。

この頃になると少しずつ自分で歯磨きをするお子さまも増えてくるでしょう。

大人による仕上げ磨きに加えて、歯磨き粉の適量を守れているか保護者の方がしっかりとチェックしましょう!

『6歳〜成人』

6歳以降の子どもや高齢者を含む成人の歯磨き粉の使用量は、歯ブラシ全体を覆う1.5cm〜2cmが目安です。

歯を磨いた後は歯磨き粉を軽くはき出し、うがいをする場合は少量の⽔でうがいしましょう!

 

【フッ素について】

歯磨き粉のフッ素濃度の基準は
歯が生えてから〜2歳→900〜1,000ppm

3〜5歳→900〜1,000ppm

6歳〜→1,500ppm

までになります。
歯磨き粉によってフッ素濃度が違うので、歯磨き粉の表記を見て買うしようにしましょう!

研磨剤が入ってみる歯磨き粉は歯に見えないキズができ、着色や虫歯、口臭に繋がるので、研磨剤が入っていない歯磨き粉がオススメです!

 

子供の歯磨きをするのは大変だと思いますが、しっかりすることで虫歯のリスクが低くなるので、仕上げ磨きをして虫歯になるリスクを下げましょう!!

 

歯科衛生士 楠