オレンジ色の汚れってなに?
こんにちは!^ – ^
過ごしやすい、さわやかな季節になりましたね!
連休明けは体調を崩しやすいので、気をつけていきましょう🌿
さて、今日は歯の表面についているオレンジ色の汚れについて説明していきます!
オレンジ色の汚れってなに?っていう方が多いと思います。
普通なら歯垢は白色をしていますが、ずっと同じ箇所に歯垢が溜まっていると白色からオレンジ色の歯垢へと変わっていきます😵
そうすると、歯ブラシではなかなか落ちづらいため、初期の段階で適切にブラッシングで除去されないと、しだいに厚みが増していき、黄色やオレンジ色の汚れになっていきます🥲
歯面に強固に付着しているので、ブラッシングだけでは除去できない場合が多いです!
また、歯垢がしっかりついているため、歯垢を取ったら初期虫歯や虫歯があるケースもあります。
なので、歯科医院に行き、歯垢を落とす専用の器械でオレンジ色の歯垢を落としてもらいましょう!
歯垢が特につきやすい所は、歯頚部(歯の歯肉の境目)です。
歯ブラシが当たりづらく、歯垢が残りやすいところになるので、意識して歯ブラシを当ててみましょう!♪
オレンジ色の歯垢は小児でよく見られますが、大人でも付着するので、鏡でチェックしてみてください✔︎
特に歯垢がつきやすいのは口腔内乾燥(ドライマウス)をしている方です。
本来、唾液の自浄作用(お口の中の食べかすや細菌を洗い流し、お口を清潔に保つ作用)が働き、歯垢や歯石を付きにくくしてくれます。
しかし、口腔内乾燥している方だと唾液の分泌する量が減るので、お口の中や歯の表面の汚れを洗い流す機能が下がり、歯の表面が汚れやすく歯垢が溜まります。
その為、唾液が出てる方よりもしっかりブラッシングをし歯垢を落とさないと虫歯になるリスクが高まってしまいます、、
虫歯にならないためにも、丁寧なブラッシングをして、定期的に口腔内全体を歯科医院で見てもらいましょう!🦷✨
ただ、定期的に歯科医院に来院してもセルフケア(お家でのケア)ができていないと虫歯になるリスクが増えてしまいます。
どんなものがあるのか見てみましょう!
○電動歯ブラシ
普通の歯ブラシのように擦ることによって歯垢を落とすのではなく、歯垢を振動によって粉砕していきます。歯ブラシが使いづらい人は電動歯ブラシを使ってみるのもいいかもしれません。
デメリットとしては、振動の刺激によって歯ぐきや歯を痛めてしまうこともあります。 電動歯ブラシを使う時に力を入れすぎてしまい歯ぐきや歯を傷つけてしまっては逆効果になります。
○手用歯ブラシ
お口の中の汚れを取り除き、清潔に保つためのものです。 歯の表面や歯肉付近に蓄積するプラークや食べカスなどを除去できます。 また、汚れをとるだけでなく、ブラッシングによる歯肉への適度な刺激は歯肉のマッサージにもなり、歯周疾患予防の役割もあります。
○デンタルフロス
歯ブラシでは届きにくい歯と歯の間の狭い隙間に通して、歯垢をかき出すことができます。
歯ブラシだけだと歯垢は約61%しか取れていません。デンタルフロスを使用すると約79%も除去率が上がります😌
歯と歯の間は特に虫歯になりやすいので、ぜひ使ってみてください!
○タフトブラシ
毛束が1つのヘッドの小さな歯ブラシです。 普通の歯ブラシでは毛先が届きにくいところの清掃に適しています。
特にみがき残しやすい「歯と歯の間」や「歯と歯肉の境目」のプラーク(歯垢)を効率よく除去することができます。
歯垢がついている場所によっては、歯ブラシでは除去できにくいところがあるので、他の掃除用具を使用して虫歯や歯周病を予防していきましょう!!
歯科衛生士 楠