口臭の原因と予防!徹底解説!
みなさんこんにちは⸜🌷︎⸝
みなさんはお友達や家族と話すときに臭いがして相手のお口が臭いなと感じたことがあると思います。
逆に人と会うときに、自分の口臭が気になることはありませんか?
自分の手に息を吹きかけてみて、臭わないから大丈夫!と思っても、家族や友人などに指摘されて悩んだことがある人もいるのではないでしょうか?
自分ではなかなか気づかない口臭。お口の中のエチケットは日頃のチェックから始めましょう。
口臭の原因を知り、予防をすれば悩むこともありません。
まずは口臭の原因について知っていきましょう。
【口臭の原因】
①歯の汚れ
毎日歯磨きをしていても歯と歯の間やブラシが届きにくい部分には歯石が付いてしまいます。
そして1回歯石が付着すると、ますます歯に汚れや細菌が付きやすくなります。
また、歯に歯石がつくと歯茎は腫れ、腫れた歯茎の周りに歯垢や歯茎から出る血液や浸出液によって口臭が出やすくなってしまいます。
また歯周ポケットに歯石が溜まると歯茎が腫れ、膿が出て、その膿が口臭の原因へと繋がります。
②舌の汚れ
舌の上が白くなっている方いませんか?
それは沢山の細菌が繁殖した舌苔と呼ばれる灰白色または黄白色をした汚れになります。
舌苔は抗生物質の長期服用後や全身疾患の部分症状として見られることもありますが、健康な場合でも口の中が不潔だと舌苔がつきます。
そして口が乾燥している人は舌苔が増えやすいです。
③生理的口臭
皆さんは朝起きた時に、お口のニオイが「くさい」と感じたことはありませんか?
起きた直後やお腹が空いている時、緊張している時などは唾液の分泌量が減少します。
すると、お口の中に細菌が増え口臭の原因となる揮発性の「硫黄化合物」が沢山作られてしまうのです。
硫黄化合物は野菜が腐ったような臭いや卵が腐ったような臭いなどに例えられます。
この悪臭こそが、「生理的口臭」の正体です。
しかし、生理的口臭は、誰にでもある口臭で、食事や歯みがきをすることで口臭は弱まります。
先程説明した①と②も生理的口臭に含まれます!
④病的口臭
虫歯や歯周病などの歯科的疾患のほか、鼻の病気や胃潰瘍なども、口臭の原因となります。
この病的口臭は、口臭の原因となる特定の疾患を治療することで治ります。
【口臭予防の仕方】
口臭を引き起こす原因はお口の中の汚れや歯周病菌や放置した虫歯の中に生息する細菌達です。
つまり、虫歯を治し、歯磨きをしっかり行うことでほとんどの口臭は改善できます。
また普段のブラッシングで落としきれなかった汚れを3ヶ月に1回ほど定期健診に通い、歯石取りを行うと口臭予防に繋がります!
そして舌についた汚れも口臭の原因となるため舌みがきもしっかりと行い口腔内を清潔に保ちましょう!
【舌みがきのポイント】
①舌ブラシや軟らかい歯ブラシを使う。
②水に濡らしただけのブラシまたは舌磨き専用のジェルを使い、舌の奥から手前に一方向でブラシを動かす。
③強く磨きすぎてしまうと舌の粘膜や味を感じる味蕾を傷つけてしまうため、軽い力でやさしく磨く。
④あっかんべーをするようにしてなるべく思い切り舌を外に出しながら磨く。
※1日に何回も磨いたり、舌苔が付着していない部分を磨くと舌を傷つけてしまうこともあるので、舌みがきは1日に1回、適度に鏡を見ながら行うようにしましょう。
【洗口剤の使用】
先程説明したように歯磨きを十分に行い、できる範囲での舌磨きを行い補助的に洗口剤を併用することで、洗口剤には薬用成分の含まれるものもあるため抗菌作用なども期待できます♪
話をする時はもちろん、日々の生活ですっきりさわやかなお口でいられるように谷村歯科医院ではご自身では気が付きにくい口臭トラブルを共に解決していきますので、ぜひご相談ください( ¨̮ )
歯科衛生士 池田