虫歯になりにくいおやつって?
みなさんこんにちは、家にいる時間が増えるとついおやつを食べ過ぎてしまいますよね。
今日は虫歯になりやすいおやつと、なりにくいおやつについてご紹介します。
《永久歯と乳歯の違い》
永久歯に比べて乳歯はエナメル質という硬い部分が薄いため虫歯が進行しやすいです。
そして消費エネルギーも多いためすぐにお腹が空いてしまい食べる回数が増えるため、子供の方が虫歯のリスクはとても高いです。
《虫歯になりやすいおやつ》
虫歯になりやすいおやつをご紹介します。
①飴
飴は砂糖の塊で常にお口の中にあるのでかなり虫歯リスクが高いです!
②スナック菓子
スナック菓子は唾液と触れると粘土のように歯にくっついてしまいます。
そのため噛む面の細かなところに入りやすいです。
同じようにクッキーも歯にくっつきやすいので注意しましょう
③キャラメル
これはとても糖度がたかく歯にくっつきやすいのと、溶けるまで時間がかかるので要注意です。
大人の方でも時々銀歯が取れてしまったりしますよね。それくらい強力に歯につきやすいです。
④アイスクリーム
アイスも砂糖をたくさん使っていますが、比較的虫歯になりにくいです。
なぜかというとすぐ溶けてしまうのでお口の中にある時間は短いですよね。
しかし虫歯にならないわけではないので注意してくださいね。
⑤ポテトチップス
これは砂糖を使っていないことと、お口の中にある時間が短いので比較的虫歯になりにくいです。しかし歯につきやすいこともあるので、気をつけましょう。
《虫歯になりにくいおやつ》
今度は虫歯になりにくいおやつをご紹介します。
①フルーツ
これは甘いですが砂糖を使っているわけではありません。そのため虫歯になりにくいです!
さらにリンゴなどかみごたえのあるものだと、少量で満足することができるのと栄養素が豊富です。
ドライフルーツは砂糖を使っているので気をつけてください。
②乳製品
砂糖不使用のチーズや牛乳などの乳製品も虫歯になりにくいです。
カルシウムも取れるのでおすすめです⭐︎
③その他
他にも野菜やスルメ、小魚も歯応えがあり虫歯になりにくいです。
ぜひお子さんのおやつの参考にしてみてくださいね。
《虫歯になりにくい食べ方まとめ》
①ダラダラ食べをしない
②量、時間を決める
②粘着性のあるおかしは歯につきやすいので虫歯になりやすい
《キシリトールについて》
よくガムのパッケージなどに、“キシリトール入り“ と書いてあるのをみたことがありますか?
キシリトールについて少しご説明します。
キシリトールは、白樺など樹木や植物から作られる成分です。
そしてキシリトールは虫歯にならない甘味料です。
その糖度は砂糖とほぼ同じくらいの甘さを持っています。
《キシリトールのいいところ⭐︎》
①酸を作らない
虫歯菌はお口の中の糖分を酸に変えて歯を溶かし虫歯を作りますが、キシリトールは酸に変えることができないので虫歯になりにくいんです!
②再石灰化を促進
初期虫歯であれば再石灰化と言われる自己再生をします。
キシリトールはその働きを促進させてくれます!
最近ではガムだけでなくラムネ、グミといった砂糖を使っていれば虫歯になりやすいお菓子もキシリトール入りで売っているので見てみて下さいね!
歯科衛生士 関