口内炎

こんにちは(^^)
雨が降ると、ジメジメベトベト、嫌な時期ですね。
お家で過ごす方法は色々あると思います。
自分にあったらゆったり楽しい過ごし方を是非見つけて下さい♪♪


●口内炎とは
口内炎とは、口内の粘膜に起こる炎症の総称です。
頬や唇の裏の粘膜、のど、舌など、口内のあらゆる粘膜にでき、 痛みや不快感があります。


口は、食事や呼吸、会話などで外部に接する器官だけに、ほこりや細菌、ウイルスなどの影響を受けやすいです。
口内炎を引き起こす原因、あらわれる症状もさまざまです。


●口内炎の症状
口内炎とひとくくりで呼ばれていますが、軽度なものから重度なものまで、いろいろな症状があります。


食事がしみやすいが痛みがあまり強くなく、粘膜に赤い腫れやポツポツと斑点や浮腫ができるのは、比較的軽症の口内炎です。
最も多いのがアフタ性口内炎と呼ばれる症状です。
白か黄色の膜で覆われた米粒くらいの潰瘍ができ、食べ物がしみることがあります。
通常1~2週間で治まりますが、繰り返しできる場合もあります。


重度になると、びらんと呼ばれるただれや、白い膜が覆ったり、盛り上がりやえぐれた穴や水疱ができる場合もあります。
食事や会話もできないほどの痛みを伴い、出血がみられる場合は重症の口内炎と考えられます。


どの症状も、からだの不調を知らせるサインです。
栄養バランスや生活習慣の見直しがポイントです。


●口内炎の主な種類
アフタ性・・・円形で白っぽく最も一般的なもの。 ストレスや、疲れがたまって抵抗力が低下した時などに起こりやすいです。

外傷性・・・入れ歯の不具合など外的刺激が原因。

カンジダ性・・・カンジダ菌によるもの。


●それぞれの原因
アフタ性口内炎
・特徴
円形、楕円形の白っぽい潰瘍で、最も一般的な口内炎です。
・原因
免疫力の低下、栄養障害、ストレス、疲労、睡眠不足などがあります。


外傷性口内炎
・特徴
外的刺激により粘膜に傷がつくと、細菌が繁殖して炎症が起こり、びらん、潰瘍などができます。
・原因
口腔粘膜の損傷、虫歯、入れ歯の不具合などがあります。


ヘルペス性口内炎
・特徴
高熱が数日続いた後、舌や唇の裏の粘膜に、多数の小さな水疱ができます。
・原因
単純ヘルペスウイルス、水痘帯状ヘルペスウイルス、A群コクサッキーウイルス


カンジダ性口内炎
・特徴
白くて軟らかいこけ状の斑点ができ、赤くただれます。
口内全体のあらゆる部位にできます。
・原因
真菌(カンジダ菌など)


●口内炎の原因
・栄養バランスの乱れ
ビタミンB群の不足が招く口の粘膜や唇の炎症です。


・ストレスや疲れ、睡眠不足
生活習慣の乱れが口内炎に。
精神的な疲れも原因になってきます。


・口内の乾燥
加齢やストレス、ドライマウスによる唾液の減少によりできやすい環境になってしまう。


・細菌やウィルス
特定の菌の繁殖や傷からの感染が口内のトラブルにつながります。


・病気や薬によるもの
風邪などの発熱、抗生物質の服用で発症します。
まれに、重い病気が原因のこともあります。


・歯磨き粉
合成界面活性剤が炎症を引き起こすことがあります。


●受診の目安
・症状が長引く(2週間以上
・痛みが強くて、食事や会話に支障がある
・患部が徐々に大きくなる
・再発を繰り返す
・口内炎が同時に多数できる
・口の中に痛みのない腫れやしこり、ただれがある


生活習慣、口内環境を整えて楽しい食事で毎日健康に過ごしましょう!


歯科アシスタント 松本