インディアナ大学の客員講師に昇格しました

こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。
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少し前になりますが6月7日付で、アメリカインディアナ大学歯学部の客員講師に昇格することができました。
私は昨年、この大学の日本ディビジョン ( JIP-IU Japan Implant Practice – INDIANA UNIVERSITY) の1年間のインプラントコースを受講しました。
その際に、通常のコース以外にも追加で症例発表を行ったので、コース修了だけでなく客員研究員 (Visiting Reserch Fellow) にもなっていました。
今回はまたさらに研究発表を提出し歯学部長のチェックを受けて承認され、客員講師 (Visiting Lecturer) となりました。
昨年のインプラントコースの修了式の様子
本来ですと、6月7日に東京で年次大会があって、その際にアメリカから歯学部長や教授陣、さらに医学部の解剖学の教授も来日されます。
そして、会場でポスター発表をして教授陣がチェックして質問を受けてパスすることでこのタイトルを獲得することができます。
しかーし、今年の年次大会は、コロナ禍の影響で中止となってしまいました。。。
延期の予定もないとのことで、せっかく3月にひたすら学会発表の症例を作成したのにどうなってしまうのかとても心配でした。
幸いにも事務局の方から、今年の分も問題がなければ受理されて客員講師へと昇格が認められるとのことでした。
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7月になってから事務局より、客員講師の認定証が郵送されました。
本来この認定証は昨年の学会の時のように、懇親会で合格者が発表されて、歯学部長の先生から直々に受け取ることができるはずでした。
今年はコロナ禍のせいで仕方がないとはいえ、認定証が郵送で送られてきたので、ちょっと味気ない感じでしたね。
インディアナ大学の日本インプラントコースの客員講師の先生のリストです
インプラント治療は、歯科治療の中でも様々な知識が必要となる治療方法です。
大前提として、正確な解剖の知識が必要となります。
また、全身の状態にも習熟している必要があります。
さらに顎の骨にただ安全にインプラントを入れるだけではなく、かぶせものがしっかり入って長期的に見て安定するような方向に入れる必要があるし、型どりも誤差が許されません。
そしてインプラントを入れた後も歯周病と同じような症状、いわゆる 『インプラント周囲炎』 にならないようにしていく必要があります。
万が一にインプラント周囲炎になってしまっても、ある程度は知識と技術と経験で回復させることができます。
当院では、その際にとても効果的な歯科用レーザーを設置しています。
ちなみに歯科用レーザーを効果的に使用するのにも、知識と技術が必要です。
私は、アメリカのレーザー歯学会に毎年参加していて、指導医のタイトルも修得しました。
昨年ダラスで行われたレーザー歯学会に参加した様子
今年のアメリカレーザー歯学会は4月にサンディエゴで行われる予定でしたが、これもアメリカで爆発的に増えている新型コロナウイルスの感染の影響で中止になってしまいました。
これからの超高齢化社会では、歯が虫歯や歯周病でなくなってしまう人がどんどん増えていくと思われます。
そのような歯がなくなってしまった人に、もう一度噛める喜びと健康を提供することができるのが、『インプラント治療』 なのです。
インプラント治療は患者さまも手術や経済的な負担など大変な部分もありますが、治療が終わって、きれいでなんでも噛めるようになった喜びはとても大きいのです。
当院では、私のほかにもインプラントを専門としているベテランの口腔外科医やスタッフ一同で患者さまをバックアップしていきますのでご安心下さい。