『電動歯ブラシ』について

@dendou_haburashi.jpg
みなさんこんにちは!
梅雨があけてから毎日とても暑いですね!
かき氷や、アイスなど冷たいものが欠かせませんね。
夏休みは満喫できましたか?
学校やお仕事、頑張りましょうね。
『電動歯ブラシ』 はご存知ですか?
いろんなところで目にする機会ありますよね。
今回は電動歯ブラシについて説明をします。
1 電動歯ブラシはいつできたか?
『電動歯ブラシ』 は、もともと自分の手を動かして磨く歯ブラシを充分に使いこなせない障がい者のためにスイスの博士が考案したものなんですよ!
のちのち、口腔清掃の意識が高まったことにより、電動歯ブラシは一般の人にも使われるようになり、広まったそうです!
2 電動歯ブラシの種類について
1980年代頃に手用歯ブラシと同じ動き方をする電動歯ブラシが開発されたそうなんですが、プラークやバイオフィルムの破壊では、手用歯ブラシとの差がほとんど認められないことが研究で報告されたんです。
1990年代になると、『音波歯ブラシ』『超音波歯ブラシ』 が開発されました。
音波を利用した高速微振動する電動歯ブラシが出てきて、2000年頃には多く普及しました。
手用歯ブラシに比べて、音波歯ブラシや超音波歯ブラシのほうが、バイオフィルムを破壊したり、歯肉の炎症を減少させるのに効果があります。
超音波歯ブラシは、不溶グルカンまで除去できるそうです。
一般的な電動歯ブラシは、音波歯ブラシや超音波歯ブラシに比べると安価ですが、効能をみると、音波歯ブラシや超音波歯ブラシのほうが魅力的ですね。
3 電動歯ブラシの構造
電動歯ブラシは、電気動力によって歯ブラシのヘッドを振動させて歯を磨く機器です。
電気モーターで振動させる 『電動歯ブラシ』 と、リニアモーターを利用した 『音波歯ブラシ』、音波発振装置を用いた 『超音波歯ブラシ』 があります。
音波には人に聞こえる範囲の周波数と、人に聞き取ることが出来ない周波数があります。
聞こえる範囲の周波数のものは、『音波歯ブラシ』 です。
聞こえない範囲の周波数のものは、『超音波歯ブラシ』 です。
音波歯ブラシはリニアモーターによって歯ブラシの毛先が高速振動してます。
超音波歯ブラシは、ヘッドに音波発振装置があるので、お口の中の唾液などの水分を振動させます。音波は、液体中を伝達するので直接当たってない深いところのプラークも破壊すると実験の報告がされてます。
『電動歯ブラシ』 は振動しているヘッドを歯面に当てて清掃する歯ブラシであるため、手用歯ブラシのように歯ブラシを動かす必要はありません。毛先を歯面に当てるだけで良いのです。
電動歯ブラシの毛先を強く圧接しないようにきをつけてくださいね。
『音波ブラシ』 も同じように歯に軽く当てるだけで高速振動したブラシが、水流と気流を発生させてブラシの周りの歯垢を落とすため、ゴシゴシと動かす必要はありません。
ただ、『超音波歯ブラシ』 は、ブラシがほとんど動かないため手用歯ブラシと同じように動かしてくださいね。
正しい使い方で 『電動歯ブラシ』 や、『音波歯ブラシ』 や 『超音波歯ブラシ』 をつかいましょう。
私は普段、手用歯ブラシで歯磨きしてるので機会があれば 『超音波歯ブラシ』 を使ってみたいと思います!
なにか質問があれば当院のスタッフまでお聞きくださいね。
DH 大久保