インディアナ大学の海外研修に参加
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。
4月20日にグアム大学にて解剖の研修と試験があり、参加しに行きました。
4月はアメリカの学会に行ったりゴールデンウィーク前であまり休めないため、2泊3日とタイトなスケジュールでした。
私は昨年より1年コースでインディアナ大学歯学部のインプラントコースを受講しており、今回のグアム大学での研修はコース終了認定のための必須となっておりました。
集合場所のホテルに到着しました。今回の受講者は25人ほどでした。
グアムの気温は31度でとても暑かったです。
朝7時20分にホテルのロビーに集合です。
集合時間は朝とても早かったのですが、アメリカの学会と違い時差がほとんど無いのがありがたいです。
このあと何台かに別れてグアム大学に向かいます。
ビーチでのんびりしたいところですが、残念ながらそうは行きません。
車で15分ほどでグアム大学に到着しました。
グアム大学は観光客などで栄えている島の北側とは反対側の南に位置しています。
海外の大学の構内に入ることなどなかなか無いことなので、今回来ることができてよかったです。
敷地内には何棟か建物がありましたが、どうやらこの建物は生化学に関する学部みたいです。
まずはじめに解剖に関する講義が1時間ありました。
歯科治療は実はとてもリスクのある治療です。
とりわけインプラント治療は事故につながりやすいので、解剖に関する知識を再確認し、全力で治療に当たらなければなりません。
実習前なのでみんな真剣に聞いていました。
講義の後は手術着に着替えて、いよいよ解剖の実習です。
詳しくは書きませんが、日本では法律上このような実習はできないのでとても貴重な体験です。
午前中は2時間ぐらい実習があり、午後には解剖の実地試験があります。
実習はグアム大学の学生さんが見学していました。
昼食後に、インディアナ大学医学部解剖学の顎顔面頭頸部認定医試験が行われました。
解剖の先生に神経の部位、動脈の走行などを一つ一つ示していきます。
全部英語のため、専門用語が多く大変でした。
無事にすべて終わり、試験に合格することができました。
今回も大変有意義な海外研修を受けることができてよかったです。
この経験は日々の診療でものすごく役立つでしょう。