アンチエイジング歯科学会に参加
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。
先日の土曜日と日曜日に、日本アンチエイジング歯科学会の学術大会に参加をしてきました。
この学会の認定医(すでに試験は合格済み)になるには今回の学術大会の参加が必須だったため、大阪での開催でしたが行くことにしました。
ちなみにアンチエイジングとは老化防止を意味する英語で、加齢によって自然に起こる体の衰えや動脈硬化、癌などの病気をその原因を抑制することによって老化の進行を遅らせようとすることです。
場所は大阪駅から直結している、グランフロント大阪のコングレコンベンションセンターという会場でした。
大阪駅周辺はだいぶ変わりましたね。大阪駅もきれいになりましたが、私大阪の地理はよくわからないので、なんだか外国に来た気分です。
特にエスカレーターで止まる人は右で歩く人は左と東京と逆だったのには、昔カルチャーショックを受けた記憶があります。
学会の会場に到着すると、すでに多くの人でにぎわっていました。参加者は若い先生から年配の先生まで幅広いかなと思いました。
インプラントの学会と違って女性の歯科医師や歯科衛生士さんが多く、とてもはなやかな感じです。
業者の展示もとても多かったです。最近始めた新しいホワイトニングシステム(Sinsational Smile)の代理店のブースも出ていましたので、さっそく行っていろいろと詳しく話を聞いました。
大会が始まりました。土曜日に私の出身の東京歯科大学の口腔外科の教授の講演がありましたので聴講しました。
内容は口腔がんに関することで、歯科医院での口腔がんの見分け方などとてもためになる講演でした。
この学会はアンチエイジング(老化防止)の学会なので、実に様々な分野の講演がありました。
特に京都大学の先生のiPS細胞に関する講演はすごかったです。iPS細胞とは体の様々な組織をつくったり、無限に増殖できる細胞のことです。
この先生は、あのノーベル賞を受賞した山中教授と同じところでiPS細胞の研究をしているそうです。
いつもアメリカのレーザー歯学会 (Academy of Laser Dentistry :ALD) で一緒の先生も参加されていました。
この先生は自費専門の歯科医院を経営されていて、頻繁に海外の学会に行かれるそうです。
アメリカの大学に留学経験があり英語がペラペラです。すごいですね!
今回、このアンチエイジング歯科学会に参加するのは初めてでしたが、アンチエイジング(老化予防)に関する知識が深まりとてもよかったです。
私もこの知識を患者さまの治療に役立てるようこれからも頑張ります!