講習会の試験官

こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。

7月24日に港区の三田で、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の『歯科用レーザー認定講習』がありました。
このコースは、カリフォルニア大学のアメリカ人歯科医師の臨床教授と私の指導医である永井先生が講師兼通訳として講義を聴くことができます。
受講者は2日間のプログラムに参加して最後に認定試験に合格すると、カリフォルニア大学歯学部が発行する歯科用レーザーの認定証を修得することができます。
アメリカの大学の認定証を修得することができるのはとても魅力的なので、この講習に参加しようかどうか考えていました。
すると丁度この講習会に協賛しているレーザー輸入業者から電話がありました。
レーザー機器の購入などのセールスの電話かと思いましたが内容は、
「受講者の試験の試験官になってくれないか」
とのことでした。
話を聞いたときはかなりびっくりしましたが、また新たなステップアップをするいい機会だと思い、せっかくなのでお受けすることにしました。
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講義中の様子です。カリフォルニア大学のDr. Donald J. Coluzzi 先生です。レーザーに関する講義をしています。
話とスライドはすべて英語なので、永井先生が通訳をしています。これは一般の先生にはかなりハードルが高いですね。

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私の役割はというと、筆記試験の後に行われる実技試験の試験官の一人でした。
事前にこの講習会の主催業者の人が、
「受け持ちの受講者の人数は2人ぐらいですから試験官をするといっても大したことないですよ」
と言っておりましたので安心していました。
がしかし、当日講習会に行ってみると担当者が慌ててやってきました。
「谷村先生すみません、直前になって参加者が大幅に増えて受け持ちは9人になりました!」
と言われました。
ということで今回試験官として9人の受講者を受け持つことになってしまいました。。。
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Coluzzi 先生と。 この先生は私がいつも参加しているアメリカのレーザー歯学会の元会長さんでもあります。
先日の国際レーザー歯学会にも参加されていて日本に1週間滞在されたそうです。
今回の講習会は試験官として参加しましたが、私より年配の先生に試験したり、レーザーの使い方について逆に質問されたりと、いつもとは違った意味で緊張しました。
次の日はどっと疲れましたが、しかしいい経験ができてとても良かったです。
とてもいい経験ではありましたが、ホントは受講者として参加して認定証が欲しかったです。。。