国際レーザー歯学会の認定医

こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。

7月16日の土曜日に、名古屋で行われた国際レーザー歯学会に参加しました。
いつも参加しているアメリカレーザー歯学会 (詳しくはこちら) と違い、この学会は主にヨーロッパがメインの学会です。
毎年ヨーロッパの都市で開催されますが、今年は日本で開催されました。以前に東京でも開催されたことがありましたが、今回は名古屋です。
今回の参加の目的は、学会中に行われる国際レーザー歯学会の認定医の試験をうけることと、学会の運営に携わることです。
歯科レーザー治療の指導医の永井先生が今回の学会を取り仕切ることになりましたが、人手が足りないためアメリカレーザー歯学会でお世話になった先生たちがボランティアで協力することになったのです。
学会の開催中はとても大変でしたが、3年前のアメリカの学会に参加した先生方と会えてとても嬉しかったです。
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会場は名古屋駅前の「ウインクあいち」という会議場で行われました。スタッフは朝8時に集合です。
朝一番の新幹線に乗れば間に合うのかもしれませんが、さすがにつらいので前日の金曜日の診療後に新幹線に飛び乗り、名古屋駅前のホテルに一泊しました。
 
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国際学会のため、どんなに日本人が多くてもスタッフは英語で会話しなければなりません。。。
とは言えスタッフ同士では日本語で話しています。
それでもよくよく考えるとアメリカに一緒に行った先生たちやほかのスタッフの人たちは、英語が話せる人がとても多かったですね。
 
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朝から夕方まで海外の講師の先生による講義が続き、その後に試験です。
私はアメリカの指導医試験を受けていますので、あの時の地獄と比べると今回の試験はとても楽でした。
しかし、もし落ちたらとても恥ずかしいので、それなりにプレッシャーはありましたよ。
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試験に関しては、無事合格することができました。
アメリカの指導医試験の時のような感激はありませんが、やはり試験に受かるとうれしいものです。
 
今回は国際学会の認定医になれたのも嬉しかったのですが、裏方に回って学会のお手伝いをしたことがとても新鮮でした。それと同時に、学会の運営とはこんなに大変なものだということがよくわかりました。
今までいろいろな学会に参加した時に、「もう少し段取りをっかりほしいなー」などと考えたことがありましたが、裏方の苦労も知らずにいたことがとても恥ずかしいです。これからは学会に参加した際、トラブルがあってもあまり気にしないようにしようと思います。