アメリカ歯周病学会へ参加
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。
9月18日から23日まで、アメリカ歯周病学会の年次大会へ参加をしに行ってまいりました。
この学会は今年で100周年とのことで、いろいろと勉強になりそうなのでアメリカレーザー歯学会に参加した際に知り合った先生と一緒に参加することにしました。
お口の2大疾患とは、『虫歯』と『歯周病』です。
この2つの疾患に対していかに取り組んでいくかということを世界中の歯科医師が考えています。
そのため世界で一番大きい歯周病学会に参加するということはとても意義があると感じました。
学会の会場の場所は、サンフランシスコのモスコーンセンターという大きなイベントホールになります。
サンフランシスコの空港に着きました。曇っていたせいもあり、東京より寒かったです。
飛行機には日本人がいっぱい乗っていましたが、空港につくと皆さんどこに言ってしまったんだろうというぐらいいなくなってしまいました。
今回の学会はサンフランシスコの中心なので、さまざまな行き方があります。
交通手段としてはバスと地下鉄が一般的ですが、私は空港からバート(地下鉄)に乗って市内まで行きました。
地下鉄の車内はとても空いていたので快適でしたよ。
地下鉄に乗ること約30分でサンフランシスコの中心地に到着しました。
地上に出てホテルまでは徒歩2分ぐらいです。あっという間にホテルにチェックインすることができました。
時間があったので荷物を一旦部屋において、明日から始まる学会の会場を見に行きました。
歯周病学会が開催される会場までは、宿泊するホテルから歩いてたったの3分ぐらいです。
宿泊するホテルは立地が良いせいか、直前になったら満席になってしまいました。
翌日の学会開催日初日になりました。
会場ではまず受付をしますが、ちなみに時間は朝7時!アメリカの学会は朝とても早いです。
寝不足と時差ボケでちょっと朦朧としています。^_^
学術大会の最初の基調講演が始まりました。
ものすごい人です。この人達全員アメリカの歯科医師です。
さすが米国歯周病学会、前回参加した米国レーザー歯学会とは規模が違います。
レーザー歯学会は人数が少ないのでとてもフレンドリーな感じがして、それはそれで良かったです。
講義や発表の合間に歯科関連業者の展示も見に行きました。
歯科材料や機械のメーカーが多数出展しています。業者の展示もレーザー学会と比べるととても大きかったです。
このフロア全体をくまなく見て回るだけで半日がかりです。
いろいろ見て回りましたが、ある展示ブースで日本未発売の麻酔の注射が痛くなくなる器具があり、思い切って購入してしまいました!
注文してから2,3週間で日本に到着するので今から楽しみです!
米国歯周病学会は4日間開催されます。
次の日も私はいくつかのセッションに参加しました。
歯周病に関する発表のはずですが、実際の内容はインプラント関連がとても多かったです。
滞在3日目にとても楽しいことがありました。
今回幸運にも、サンフランシスコで開業している先生のクリニックを見学することができたのです。
院長のGene McCoy先生と。この先生は補綴(かぶせもの)で有名な先生です。
院内を案内していただき、いろいろな治療の症例について解説してくださいました。
貴重な時間を割いていただき、ありがとうございました!
3日目の夜に100周年記念イベントがあったのですが、その時に米国レーザー歯学会のMr. Jhonと会うことができました!
彼も私のことを覚えていてくれて、とても嬉しかったです。
今回もかなりハードな日程でしたが、海外の学会に参加することができてスタッフや患者様や家族に感謝です!