米国レーザー歯学会の大会に行きました

こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。
2月5日から11日まで、米国レーザー歯学会 (Academy of Laser Dentistry :ALD) の年次大会(学会)へ参加しに行って参りました。
アメリカの学会に参加する目的は、歯科用レーザーの認定医の取得です。
この資格試験は世界75カ国以上の国の大学やメーカーに推奨され、ADA(アメリカ歯科医師会)公認の認定医試験なんですよ。
 
実は当院が使用している歯科用レーザーの機械に関する講習会が昨年の夏にありました。
その際に講師である永井先生が講習会の最後にこの学会について紹介していて、その後永井先生と連絡を取るうちにアメリカの学会に参加してみようと思いました。
永井先生はこの米国レーザー歯学会の指導医であり、評議員のメンバーの1人です。
日本人の歯科医師がアメリカの学会を運営する人たちの一人ですからすごいです。
今回私はこの学会に参加するだけでなく、学会が主催する試験を受けて合格する必要があるので、行きの飛行機の中では10時間以上ひたすら勉強をしていました。
本格的な国際学会に海外で参加するのも初めてですが、更に英語で試験を受けるのも初めてなので、楽しみとプレッシャーで飛行機の中では全く寝られませんでした。
学会の会場がある場所は、ロサンゼルスに近い避暑地のパームスプリングスというところです。
アメリカには以前来たことがありますが、パームスプリングスはいわゆる観光地ではないので、ここに来るのはもちろん初めてです。
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ロサンゼルスからプロペラ機に乗り換えてわずか1時間弱で、学会の会場があるパームスプリングスに到着しました。
飛行機から降りるととても暖かかったです。
 
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パームスプリングスの空港です。今回お世話になります指導医の先生方と。
午後5時ぐらいに会場のあるホテルに到着しました。
長旅だったので部屋でゆっくりしたいところですが、夜7時からさっそく試験に向けた勉強会がありました。
永井先生の部屋にみんな集まって、試験に関することを必死に勉強しました。
 
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睡眠時間わずか数時間で、次の日はなんと朝6時45分から夕方5時まで英語で試験の講習です。
時差ボケと疲れと眠気で全く頭が回っていません!
 
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当日渡された試験用のテキストと大会のプログラムです。しっかりした分厚い冊子です。

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テキストは当たり前ですが、すべて英語です。電子辞書持参してきてよかったー
日本でかなり勉強してきたので、だいぶ理解することができました。

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次の日から学会の年次大会が始まりました。寝ないようにコーヒーひたすらガブのみです。
会場内は冷房がかかっておりとても寒いです。アメリカ人は体感温度がぜんぜん違いますね。
短パンとポロシャツの人もいます。信じられません。。。

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学会2日目にいよいよ認定医試験が始まりました。

まずは口頭試問と実技の試験です。それぞれのブースの中で二人いる試験官にレーザーに関する説明と実際にレーザーでデモをしなければなりません。

 

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各ブースの中です。試験終了後に撮影しました。

実技試験は初めてだったのでとても緊張しました。

 
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3日目は筆記試験です。時間はなんと朝6時15分から!ありえません!!
頭がぐるぐる回っています。しかしこれに受からないと認定医は取れないので、気力を振り絞って試験を受けます。
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筆記試験のあった日の夕方に各種セレモニーがありました。その中で試験の合格者が発表されました。頑張ったかいもあり、無事合格することができました!!
本当に良かった~
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来年の大会の議長のGlendaさんと。とてもやさしく明るい方でした。
 

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大会の運営のJohnさんです。とっても親切な方でした。

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今回大変お世話になりました指導医の永井先生と。
事前に何度も勉強会をしてくださり、ありがとうございました。感謝、感謝です。