日々自己研鑚

こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。
谷村歯科医院ではスタッフが、空いている時間を利用して技術の研鑽に努めております。
当院の理念は、『患者さまに上質な医療を受けていただく』ということなので技術の研鑽は欠かせません。
歯をいつまでも長持ちさせるためには予防がとても大事ですが、虫歯や歯周病になってしまった場合は自然にもとに戻ることはないため、歯科医院で歯の治療が必要になります。

そして虫歯によって失った部分の回復には正しい診断のもと、正確に歯を削って汚染した部分を取り除き、美しく正確な機能回復をする必要があります。

基本的に歯科治療は主に以下の手順で行います。
1 診査 直接見て、叩いたり風をかけたり触って状況を確認するのと同時にレントゲン画像で歯の中の状況をチェックするなど、できる限り情報を集めます。
2 診断 病名を確定して、どのような治療が必要か、どの歯から治療するべきか、どのような段取りで進めていくのか、予測される影響などを考えて、治療方針を決めて患者さまに説明して同意をいただきます。
3 処置 全体の手順を考えて、正確に治療を行います。
4 検診 患者さんごとの適切な歯科検診期間を決めて、治療後も経過を確認していきます。
この中で特に「3 処置」 が重要ですが、歯科治療の特殊性として診断と投薬だけではなく、削ったり切ったりといった処置がとても重要です。この治療は、1mm以内というとても細かい作業が多いので、日々技術の研鑽は欠かせません。
治療は、器用さ・技術や知識・経験の3つが必要です。どれかが欠けても最適な治療ができません。

器用さは歯科の治療では重要ですが、ある程度もって生まれたものなので不器用だと大変です。しかしそれでも知識とたゆまぬ努力で練習を頑張れば、カバーすることが可能です。

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歯科医院のスタッフが一体どのような練習をするのかというと、以下のような練習をします。
レントゲンの正しい撮影方法・歯周病の正確な検査・お口の規格にあった写真撮影・虫歯の正確な除去・型取り・仮のふた・仮歯・根の治療・被せ物の形成・セメントの適切な練和などなど・・・きりがありませんが、これらのすべてを正確に痛みを出さず、短時間で手早く行わなければなりません。
でも、これらは学校でやるべきなのでは?と思われるかもしれません。
もちろん、歯科大学や歯科衛生士学校でも一通りは実習があります。基礎基本もしっかりと教わります。
しかしほとんどの時間は国家試験に合格するための講義と試験で費やされるので、実技に関するカリキュラムはあるのですが、膨大な時間を要するので不十分です。
治療の技術に関しては卒業して仕事を始めてから何年もかけて覚えていくのです。
通常歯科医師が一人前になるには3年かかると言われています。
毎日診療して3年なので、大学生の実習だけでは到底時間が足りないことがおわかりになると思います。
現在当院には私のほかに勤務している歯科医師がおりますが、10年以上のベテラン医師と私と同期のインプラント専門医、そして口腔外科の指導医がおりますので安心して治療を受けていただけます。

特に外科処置は全身の病気と関連していると同時に、突発的に気分が悪くなったりすることもありますが、3名のベテラン口腔外科医師がおりますので、どんな状況でも適切に対応することができます。

また私も毎月のように学会やセミナー、実習に参加して、日々最新の歯科医療時技術の習得に努めています。

歯科衛生士も現在3名在籍してますが、とても勉強熱心なので昼休み等を利用して技術の向上に励んでおります。

これからも患者さまによりよい治療を受けていただくため、スタッフ全員で頑張ります!