お知らせ
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臨時休診のお知らせ
11月22日(金)は休診とさせていただきます。 緊急時の対応はこちらをご覧ください。
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歯科補助的清掃用具の重要性
こんにちは^_^ みなさんは歯ブラシでどのくらいプラークを除去できるか知っていますか?? 正解は約60%と言われています!! 残りの40%を補うためには歯ブラシの他に、『歯科補助的清掃用具』の使用が必要になります。 歯科補助的清掃用具を使用して、100%に近い除去率にしましょう🦷✨ 歯科補助的清掃用具とは? 歯科補助的清掃用具とは歯ブラシ以外の口の中を掃除する道具で、虫歯や歯周病の予防に役立ちます。 代表的な補助的清掃用具には、次のようなものがあります。 ○デンタルフロス 歯と歯の間の清掃に使用します。歯間の歯垢は、フロスを使用しなければ除去できません。 ポイントは ・歯に沿わせて使用すること ・歯周ポケットに優しくいれてポケット内の汚れもかきだすように使用すること です。 歯間にいれるとき、前後にスライドさせるように動かすといれやすいです。 持ち手がついたタイプと、手に巻いて使用するタイプがあります。 初めて使用する方は、持ち手のついたタイプがオススメです。 持ち手がついたタイプも縦型と横型があり、縦型がさらにオススメです! 奥歯はなかなか入れづらいと思いますので、やり方がわからなければ歯科衛生士に聞いてくださいね! 持ち手がついたタイプは何度か使用できますが、衛生上毎回新しいフロスをオススメします! ○歯間ブラシ 歯間ブラシとは細いハリガネに放射状にナイロンの毛がついたものです。 歯間ブラシは歯と歯の間にできた隙間の清掃に適しています! 使い方は、歯間の隙間に優しくいれ何回か前後に往復させます。 ポイントは、隙間の大きさに適したサイズの歯間ブラシを使用することです。 小さすぎるものは、歯間にブラシが当たらず汚れが落ちません。 大きすぎるものは、歯ぐきを傷つける恐れがあります。 太さによって6種類くらいあり、隙間に適したものを使用してください! 歯間の隙間の大きさは人それぞれ異なり、その歯によっても異なります。 無理に入れると出血したり、キズができたりしてばい菌が入ってしまうので気をつけてください! 歯間ブラシの一番小さいサイズ『4S』が入らない人が無理やり歯間ブラシを押し込んで使ってしまうと、逆に隙間ができてしまう可能性があるので、歯間ブラシではなくデンタルフロスの使用をオススメします! そのため歯科医院で自分のお口に合ったサイズの歯間ブラシのサイズを教えてもらうことがオススメです🎶 また、毛の部分がゴムになったタイプと、ワイヤーにブラシがついたタイプがあります。 一般的に、ワイヤータイプのほうが汚れの除去効果が高いです。 使用後は水で洗い乾燥させます。 歯間ブラシは何度か繰り返し使用できます。 ○タフトブラシ タフトブラシとは歯ブラシの形をしていますが、毛先が少ししかありません。 歯周病が進んで歯周ポケットが深くなった部分、奥歯や歯列不正のため磨きにくい部分への使用に適しています! 逆に毛先が小さいので全ての歯を磨くのは適していません。 使い方は、毛先を歯周ポケットに入れ込むようにあてて横に小刻みに動かします。 ポケット内から汚れをかきだすイメージで行って下さい。 ○ウォーターピック 歯周ポケットが深い方にはウォーターピックがオススメです。 電化製品なので高価ではありますが、水圧で歯垢を流すことができ、歯ブラシでは届きにくい汚れを取り除き、歯や歯茎を健康に保ち、虫歯や歯周病の予防に役立ちます! いかがだったでしょうか? 補助的清掃用具を使用すると、歯ブラシでは落としきれないところまで歯垢を落としてくれるので、虫歯や歯周病の予防に大きく貢献してくれます! 虫歯や歯周病にならないためにも補助的清掃用具を使用して、口腔内ケアをしっかりしましょう! 歯科衛生士 楠
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院長ブログを更新しました
歯科コラムを更新しました。今回のテーマは、”治療後も油断禁物!つめもの・かぶせものの寿命”です。 詳しくはこちら
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治療後も油断禁物!つめもの・かぶせものの寿命
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 お口においては日ごろの手入れが欠かせませんが、 実は、治療した後のつめものやかぶせものも、 その後のセルフケアやチェックが大切です。 そこで今回は、 治療後のつめものやかぶせものの注意点について お話ししていきます。 ◆一生モノじゃない!? つめものやかぶせものの寿命 歯科で治療を受けて、 つめものやかぶせものが入ると 「これで一安心」 と思う方も多いのではないでしょうか。 しかし、この時点では歯の不安を 完全に払拭することはできません。 これらの修復物には寿命があり、 ある調査では金属のつめもので5.4年、 かぶせもので7.1年、ブリッジで8年が それぞれの平均使用年数といわれています。 では、なぜつめものやかぶせものは ”一生モノ”ではないのでしょうか。 それは、治療後もお口の中は 環境や状態が常に変化し、 過酷な環境にさらされているからです。 このような環境下において、 治療した部位が同じ状態を長く保ち続けるのは 非常に困難なのです。 ◆つめもの・かぶせものの寿命を縮める 危険な因子 つめものやかぶせものの寿命は、お口の中の さまざまな要因によって左右されます。 たとえば、無意識での歯ぎしりや 食いしばりのくせがある人は、 つめものやかぶせものに非常に強い力が加わり、 やがて割れたり欠けたりするおそれがあります。 また、かみ合わせの変化も つめものやかぶせものが取れたり 外れたりする要因となり得ます。 これは、治療時点では歯にフィットしていても、 年月とともにかみ合わせのバランスが変わることで 余計な負担がかかるためです。 このように、同じような状況下で入れた つめもの・かぶせものでも、 個々のお口の状態や習慣などによって、 その寿命が大きく変わってくるのです。 ◆見逃されがちな「二次むし歯」に要注意! つめものやかぶせものの寿命に 影響を与える要因で、もうひとつ忘れてはいけないのが 「二次むし歯」です。 これは一度治療した部位に再度発生するむし歯で、 つめものやかぶせものの装着後であっても、 やがて劣化により生まれたすき間に菌が入り込み、 再び歯を溶かしていきます。 二次むし歯は 自覚症状がないまま進行することが多く、 レントゲンをとって初めてその存在に 気づくことも少なくありません。 そして、二次むし歯が進行すると、 つめものやかぶせものの適合性が悪くなり、 やがて外れてしまうおそれがあるのです。 そのため、定期的なチェックによる 早期発見が重要となります。 ◆長持ちの秘訣はプロのチェック つめものやかぶせものを長持ちさせるためには 毎日のセルフケアにくわえ、 定期的な歯科受診が欠かせません。 繰り返す治療に悩まされないためにも、 治療後も定期的な受診を継続して、 お口のトラブルを未然に防ぎましょう! 谷村歯科医院 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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次回の口腔外科外来は11月9日(土)です
毎月、大学病院の専門医による 『口腔外科外来』 を行なっております。 親知らずや口の中のでき物や違和感、あごの痛みや引っかかり(顎関節症)等でお悩みの方はご相談ください。 次回は11月9日(土)です。 ※口腔外科外来受診前に各種検査とご説明のため、事前に1度ご来院していただく必要があります。 (初診として口腔外科外来の予約は不可です。また、初診時に口腔外科外来の受診が必要かどうか判断いたします) ※口腔外科外来は完全予約制になります。 ※口腔外科外来でできる診査や処置には限界があります。診療所レベルでの範囲を超えると判断した場合には、大学病院の口腔外科または専門外来を紹介させていただきます。 詳しくはこちら
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歯科コラム更新しました
歯科コラムを更新しました。今回のテーマは、”マイナス1歳からの虫歯予防”です。 詳しくはこちら
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顎関節症の原因
こんにちは、歯科医師の鈴木です。 今回は顎関節症の原因のお話しを致します。 顎関節症の原因として考えられるのは『持続的な強い力による顎の関節や筋肉への過重負担』であり、なかでもパラファンクションが原因とされています。 バラファンクションとは何か 『パラファンクション』というのは『オルソ(正常)ファンクション』に対する言葉で『異常機能活動』と訳されており、歯ぎしりやくいしばりなどのブラキジズムや、口唇や頬の粘膜を噛む癖などの関節や筋肉の非生理的な運動を指す用語です。 パラファンクションは日中に起きるものと夜、夜間睡眠時に起きるものと2つに分かれます。 それぞれどのような状態なのでしょうか? 日中のパラファンクション 日中のパラファンクションは、主にくいしばりとかみしめです。 人間は仕事に集中したり、肉体労働したり、ストレスに耐えているときなど無意識にくいしばりをして、それが咬む筋肉や頭の周囲の筋肉の緊張を引き起こします。 また、不自然な姿勢や頬杖、顎の下に物(電話、楽器)を挟む癖もパラファンクションに含まれます。 睡眠時のパラファンクション 睡眠時のパラファンクションはブラキシズム(歯ぎしりとくいしばり)で、特に睡眠のレム睡眠のブラキシズムは、歯に破壊的な影響を及ぼすことが知られています。 睡眠中は大脳皮質が抑制されず、異常な咬合力が発揮されます。 意識のあるときより、6倍以上の力がかかると言われています。 このようなくいしばり・かみしめ・歯ぎしりによる顎関節症の治療には、マウスピースが効果があります。 マウスピースについて マウスピースには、ソフトタイブとハードタイプがありますが、顎関節症の治療には調整が可能なハードタイプが推奨されます。 ソフトタイプは装着感に優れているものの、歯ぎしりが強いとちぎれてしまいます。 またソフトタイプだとマウスピースをきつくしたりゆるくしたり、高さを変えたりといった調整ができません。 そのため通常はハードタイプ(ペットボトルの少し厚い感じ)を主に使用します。 ハードタイプは歯ぎしりに強いものの、それでもマウスピースを壊して歯を結果的には割ってしまう方がいらっしゃいます。 その場合はもっと根本的な治療が必要になります。 ボトックス治療 顎関節症の治療方法として、マウスピースの他に、『ボトックス治療』があります。 最近ではかなり研究されて、とても咬む力すなわち咬合力が強い方に筋力コントロールとして、ボトックス治療が有効です。 ボトックスは美容やエステで用いられますので、皆さんの中でボトックスを聞いたことがあるかもしれません。 ボトックスはちなみに商品名で、治療としては『ボツリヌス治療』になります。 ボツリヌス治療は筋の活動を抑える治療になるので、歯科の分野でも用いられます。 ボツリヌスと聞くと、しわをなくしたり少なくしたりどうしても美容目的の方が印象が強い方も多いと思いますが、今歯科治療の異常な咬む筋肉の力のコントロール治療として注目を集めています。 ボツリヌス治療とはボツリヌス菌が作り出すボツリヌストキシンというタンバク質を皮下注射して、主に咬む筋肉もなかでもメインとなる、咬筋の力を弱める事を目的としています。 咬筋への少量の適量の注射により、過剰な咬筋の活動や緊張の改善をして、正常な咬合力に減量するということが目的です。 ボツリヌス治療は医科でも今広範囲に使われていて、同じ筋肉の過活動を抑える治療としてトイレにすぐ行きたくなる過活動膀胱に対して、膀胱の過活動を緩める治療が行われています。 歯の破折を防ぐために、左と右にある咬筋に適切な量のボツリヌス注射は、痛くない短い針を使っていますのでご安心なさって下さい。当院でご希望の方はお申し付け下さいませ。 ボツリヌス治療の効果は一回の注射で、約半年から一年間となります。 またボツリヌス治療は少しずつ効果がなくなってしまう特徴がありますので、検査をした後で必要なら追加注射致します。 顎関節症の治療でマウスピースを作ったけれど割れたり違和感でつけたられない方、顎関節症の症状が改善しない方は新たなボツリヌス治療もございますので、お話をお聞きになりたい方は当院までお尋ね下さい。 ※マウスピース治療は保険適応可、ボツリヌス治療は保険適応外治療になります。 歯科医師・口腔外科医 鈴木孝美
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歯石について
みなさんこんにちは😃 今日は『歯石』についてお話ししていきます。 歯石を放置すると、口腔内の健康にさまざまな悪影響を及ぼします。 歯石の放置が引き起こすリスクやそのメカニズム、歯周病との関連などを詳細に説明します。 1️⃣歯石とは 1.歯石の形成過程 歯石は、歯垢(プラーク)が唾液中のミネラルと結びついて硬化したものです。 歯垢は食べ物の残りや細菌、粘液が混ざり合ったもので、歯の表面や歯茎の周りに形成されます。 適切な歯磨きやフロスで除去できる歯垢とは異なり、歯石は一度形成されると自力で除去することは困難で、歯科医院での歯石取りが必要になります。 2歯石の種類 歯石には主に2種類あります。 ○歯肉縁上歯石 歯と歯茎の境界、歯の表面に形成される歯石です。白っぽく硬い性質があり、比較的取りやすいとされています。 ○歯肉縁下歯石 歯茎の下、歯と歯根の間に形成される歯石で、褐色や黒っぽい色をしており、非常に硬く歯にしっかりと付着します。そしてこの縁下歯石が歯周病の進行と深く関係しています。 2️⃣歯石を放置することで起こる影響 1.歯肉炎の発症 歯石が歯と歯茎の境目に長期間存在すると、細菌が増殖しやすい環境が生まれます。 この細菌が歯茎に炎症を引き起こし、初期段階の歯肉炎が発症します。 歯肉炎は、歯茎の赤みや腫れ、出血を伴いますが、この段階では痛みがほとんどないため、多くの人が気づかないことがあります。 歯肉炎は早期に治療すれば完全に治癒可能ですが、放置すると歯周病に進行します。 2. 歯周病の進行 歯肉炎が進行すると、歯周病が発症します。 歯周病は、歯を支える骨や歯周組織が破壊される疾患で、初期症状として歯茎の腫れや出血、歯のぐらつきが見られます。 歯周病が進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)が減少し、最終的には歯が抜けてしまいます。 歯周病が進行するにつれて、歯と歯茎の間に『歯周ポケット』と呼ばれる深い溝が形成されます。 このポケット内には食べかすや細菌が溜まりやすくなり、さらに歯石が形成されることで、歯周病が悪化します。 歯周ポケットが深くなると、歯石がポケットの内部に溜まり、歯科医院での専門的な治療が必要になります。 歯周病が進行すると、歯を支える歯槽骨が少しずつ吸収されていきます。 歯槽骨が吸収されると、歯が不安定になり、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。 歯槽骨が一度吸収されると自然には再生されないため、骨の再生を促す治療が必要になることがあります。 3.口臭の悪化 歯石には多くの細菌が付着しており、これらの細菌が揮発性硫黄化合物(VSC)を生成します。 この化合物は強い悪臭を放ち、慢性的な口臭の原因となります。歯石を放置していると、歯周病が進行するにつれて口臭も悪化しやすくなります。 4.知覚過敏の発症 歯石が蓄積すると、歯茎が次第に退縮し、歯の根元が露出します。 この露出した部分はエナメル質ではなく、象牙質がむき出しになっているため、冷たいものや熱いものに対して敏感になります。 この状態を『知覚過敏』と呼び、歯石の除去とともに歯茎のケアが重要です。 5.虫歯のリスク増加 歯石があると、歯の表面に細菌が多く存在するため、虫歯のリスクも高まります。 特に、歯石が歯と歯茎の境界に付着すると、ブラッシングやフロスが届きにくくなり、適切なケアが難しくなります。 その結果、虫歯が進行しやすくなります。 6.歯の見た目への影響 歯石は黄褐色や黒っぽい色をしていることが多く、歯の見た目に悪影響を与えます。 特に、前歯に歯石が付着すると、笑顔や会話時に目立ち、見た目を損なう原因になります。 歯石を放置すると、定期的な歯石取りできるものも、時間が経つほど除去が困難になり、歯の着色が強くなることがあります。 3️⃣歯石の除去と予防法 1.歯石除去の方法 歯石は一度形成されると、家庭でのケアでは除去できません。 歯科医院での専門的な歯石取りによってのみ、除去が可能です。 2. 予防法 歯石の予防は食後の歯ブラシが一番効果的です。 さらにデンタルフロスや歯間ブラシ、マウスウォッシュも使用すると更に歯石がつきにくくなります。 しかしどんなにケアをしていても100%歯石がつかないようにするのは難しいので、定期的に歯科医院に通うことをおすすめします。 いかがでしょうか?歯石がついても痛みを感じることがないため、自分では気が付きにくいです。 しかし歯石が多量についてしまうと様々なトラブルを引き起こします。 定期的に歯石取りを行うことで歯周病、虫歯予防に繋がりますので、ぜひ歯科医院に来院して健康な体を手に入れましょう! 歯科衛生士 花畑
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歯科コラム更新しました
歯科コラムを更新しました。今回のテーマは、”歯周病と全身疾患”です。 詳しくはこちら
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虫歯予防と食生活
今回は、『虫歯予防のために普段の食生活で気をつけられること』をいくつかご紹介いたします。 虫歯にならないための食生活を意識することは、口腔ケアの重要な一環です。 以下は、虫歯予防に役立つ食生活のポイントです。 1. 糖分の摂取を控える 虫歯は、口の中にいる細菌が糖分を分解して酸を作り出し、その酸が歯を溶かすことで発生します。 特に砂糖を含む食品や飲み物は控えめにしましょう。 お菓子やジュース、甘い飲み物を頻繁に摂取すると、虫歯のリスクが高まります。 2. 食事の頻度を減らす 食事や間食のたびに、口の中は酸性になり、歯が一時的に弱くなります。 食事の回数が増えると、歯が回復する時間が減り、虫歯のリスクが高まります。 間食を控え、規則正しい食事時間を保つことが大切です。 3. キシリトール入りのガムを噛む キシリトールは虫歯の原因となる細菌の働きを抑える効果があります。 食後にキシリトールガムを噛むことで、唾液の分泌を促し、口の中の酸性度を低下させます。 4. カルシウムやリンを含む食品を摂取 牛乳やヨーグルトなど、カルシウムを多く含む食品は歯を強化し、虫歯に対する抵抗力を高めます。 チーズもカルシウムが豊富で、酸性度を抑える働きがあります。 5. 繊維質を含む食品を摂取 野菜や果物など、繊維質の多い食品は咀嚼を促し、唾液の分泌を助けます。 唾液は、歯の表面を洗い流し、酸性を中和する働きがあります。 6. 水分補給をこまめにする 水は口の中を清潔に保ち、細菌や食べかすを洗い流す助けとなります。 特にフッ素が含まれている水道水を飲むことが推奨されます。 7. 酸性度の高い食品に注意 炭酸飲料や柑橘系の果物など、酸性度の高い食品や飲み物は歯を溶かすリスクがあります。 これらを摂取する場合は、飲食後すぐに口をすすぐか、水を飲むことで酸性度を下げましょう。 8. フッ素を取り入れる フッ素は歯のエナメル質を強化し、酸に対する耐性を高める効果があります。 フッ素入りの歯磨き粉を使うのはもちろん、必要に応じてフッ素配合の食品や飲料を選ぶのも良いでしょう。 以上、これらの食生活のポイントを心がけることで、虫歯のリスクを大幅に減らすことができます。 また、食生活にプラスして、虫歯にならないためにご自身で予防できることがいくつかあります。 まずは日頃の歯ブラシがとても重要になってきます。 皆さんはどれだけ毎日自分の口の中をセルフケアできているでしょうか。 虫歯を予防するためには、次のようなポイントを押さえることが重要です。 1. 正しい歯磨きの習慣をつける 食後や寝る前にしっかり歯を磨くことで、歯に付着した食べカスやプラークを取り除くことができます。 特に夜は唾液の分泌が減少し、虫歯ができやすいため、寝る前のケアが大切です。 歯と歯茎の境目、奥歯、歯と歯の間など、磨き残しがないよう丁寧に磨きましょう。 2. フッ素を活用する フッ素には歯の再石灰化を促進し、歯を強化する効果があります。 フッ素配合の歯磨き粉や、フッ素塗布を受けることで虫歯予防効果が期待できます。 3. 食生活の改善 甘いものや酸性の飲食物は、虫歯の原因菌が酸を生成し、歯のエナメル質を溶かします。 間食の回数を減らし、できるだけバランスの取れた食事を心がけましょう。 キシリトールガムなど、虫歯予防効果のあるものを取り入れるのも効果的です。 4. 定期的な歯科検診 早期発見・早期治療が大切です。 虫歯になってからではなく、定期的に歯科検診を受けることで、予防や早期の対策ができます。 歯石の除去やクリーニングも虫歯予防には効果的です。 5. デンタルフロスや歯間ブラシを使用する 歯と歯の間に食べ物が詰まることが多く、ここが虫歯の原因になることも多いです。 歯磨きだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、しっかりケアしましょう。 以上、これらの習慣を取り入れることで、虫歯要望に繋がります。 まずは、自分の日頃の食生活や歯ブラシの仕方を見直して見ることから始めて見ましょう。 検診で来ていただいた際は、歯科衛生士によるブラッシング法の確認、一人ひとりに合った磨き方やアドバイスもお伝えできますので、気軽にご相談ください。 DH 渋谷