祖師ケ谷大蔵 谷村歯科医院 ブログ

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2013年7月31日
光殺菌装置 FotoSanを導入しました


こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。

先日購入した光殺菌装置がやってきました。

光殺菌とは?
特定の波長のLEDの光に反応する薬液を病巣に塗布して光を当てると、活性酸素が発生して細菌を死滅します。
この方法は、とても安全性が高いです。
まず、薬液に副作用はありません。また光は電球と同じLEDを光源にしていますので、レーザーのような防護がいりません。
処置に痛みはまったくありません。少し暖かくなります
(妊婦さんや光過敏症の方はできません)

医科の分野では、光線療法と言ってがん細胞を周りの組織を傷つけずに死滅する治療で用いられています。
この薬液にLEDの光ではなく、レーザー光線を当てる方法もありますが、殺菌の効果はあまり変わらないそうです。



この光殺菌装置ですが、商品名を 『FotoSan』 といいます。
デンマーク製で現地からの直輸入品です。
医薬品は税関診査が厳しいので2ヶ月ぐらいかかるのかなーと思っていましたが、あっさりとたった1週間で届きました。

@P1000439.jpg
FotoSanの薬液です。この中に光に反応するブルーのジェルが入っています。
この薬液は『トルイジンブル-』という液体です。
日本の代理店の話では、副作用は全く無いので安心して使用できるとのことです。

@P1000445.jpg
LED照射器の本体になります。先端に、病状に合ったアダプターを付けます。
この先端は使い捨てですが、先端が短いものや尖っやものなど、病巣や歯周病か歯の根の治療かで使い分けます。
ではスイッチを押してみましょう。
スイッチ オン!


@P1000446.jpg
おおー、かなり眩しいです。眩しすぎて直視できません。付属品でこの赤い波長をカットするサングラスがついてきました。

実際に自分で口の中に入れて光を当ててみましたが、とても明るいので目をつぶっていてもうっすら赤く明るくなります。この強力な光が、病巣の奥まで届くそうです。


この光殺菌装置は細菌が引き起こす病変に有効で、以下の状態の際に効果があります。

1 根の先の膿が何度治療しても治らない場合

2 根の先の膿が原因で、歯ぐきが腫れたり膿が出てくる場合

3 歯槽膿漏(歯周病)による腫れ、出血、痛み

4 親知らずの周りの歯ぐきの腫れ

5 インプラント周囲炎

治療自体に痛みはなく、またお薬を使わないので耐性菌も発生しません。
ブルーのジェルが活性酸素を発生させ、細菌の細胞壁や膜だけを破壊して殺菌します。

すでに何人か使用しましたが、かなり効果があります!今後症例などもホームページにアップしていく予定です。

日本の歯科医院でこの光殺菌治療を導入しているところは、まだ少ないそうですよ。

 

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